にしのけいご
スガダイ
田口啄麻
ジャンヌ
★共同通信杯2着ヴィクティファルスで参戦 “池添兄弟”初のJRA重賞制覇なるか/スプリングS 共同通信杯2着のヴィクティファルス(牡、栗東・池添学厩舎)が、スプリングSに登録している。同馬は昨年11月28日の新馬戦(阪神)で初陣を飾り、続く共同通信杯では7番人気ながら2着と好走。ヴィクティファルスには今回、池添学調教師の兄・池添謙一騎手が騎乗する予定。“池添兄弟”コンビのJRA重賞挑戦はこれまでに10回あり、2着が最高成績だが、11度目の挑戦で初の重賞制覇を遂げることができるかどうか。なお、スプリングSでの最少キャリア優勝は2015年のキタサンブラックなど4頭が記録している「2戦」で、キャリア2戦のヴィクティファルスが勝てば、この記録に並ぶ(※今年のスプリングSには1戦1勝のニシノオイカゼ(牡、美浦・武市康男厩舎)が登録しており、同馬が勝てば記録更新となる)。★前走のAJCCで重賞初制覇 重賞連勝を狙う菊花賞2着馬アリストテレス/阪神大賞典 1月のAJCCで重賞初制覇を遂げたアリストテレス(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、阪神大賞典に登録している。同馬は昨年8月の出雲崎特別→9月の小牧特別を連勝し、菊花賞では無敗の三冠馬となったコントレイルとクビ差の2着に入った。アリストテレスには、引き続きC.ルメール騎手が騎乗予定だが、重賞連勝を決めてGI戦線に向かうことができるかどうか。なお、阪神大賞典が3月に実施されるようになった1987年以降、菊花賞2着馬の阪神大賞典での成績は4勝、2着1回、3着5回(勝率.286、3着以内率.714)、また、同年のAJCC勝ち馬は阪神大賞典に3頭が出走してすべて1着といずれも好成績をマークしている。★昨年の覇者ユーキャンスマイルに9勝目を狙う武豊騎手が騎乗予定/阪神大賞典 阪神大賞典で8勝を挙げている武豊騎手は、ユーキャンスマイル(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する予定。同馬は昨年の阪神大賞典1着後は4戦0勝という成績で、今回は1年ぶりの勝利がかかる。武豊騎手がユーキャンスマイルに騎乗するのは、2019年の万葉S(2着)以来、約2年2力月ぶりだが、同馬を連覇に導き阪神大賞典9勝目を挙げることができるかどうか。Vなら、自身の京都大賞典9勝と並ぶJRA同一平地重賞最多勝記録となる。また、ユーキャンスマイルを管理する友道康夫調教師は阪神大賞典で4戦3勝、2着1回という成績を挙げており、同馬が勝てば歴代単独トップの阪神大賞典4勝目となる。★桜花賞トライアルで活躍の新種牡馬産駒 ルースなど5頭が登録/フラワーC 14日のフィリーズR、アネモネSをもって、3つの桜花賞トライアル競走が終了したが、チューリップ賞では1着(同着)のメイケイエール(父ミッキーアイル)、3着のストゥーティ(父モーリス)、フィリーズRでは1着のシゲルピンクルビー(父モーリス)、3着のミニーアイル(父ミッキーアイル)、アネモネSでは1着のアナザーリリック(父リオンディーズ)と3競走すべてで、昨年産駒がデビューした新種牡馬の産駒が優先出走権を獲得した。 20日に実施されるフラワーCには、デイジー賞を制したドゥラメンテ産駒のルース(栗東・池添兼雄厩舎)をはじめ、3月15日現在で抽選対象となっているマクフィ産駒のアイリッシュムーン(美浦・武井亮厩舎)、リオンディーズ産駒のアピッグチア(美浦・堀井雅広厩舎)、テーオーラフィット(栗東・上村洋行厩舎)、モーリス産駒のレーヴドゥラプレリ(美浦・宮田敬介厩舎)と5頭の新種牡馬産駒が登録しているが、フラワーCでも好走することができるかどうか。★JRA重賞勝ち馬3頭が登録 朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズが始動/ファルコンS 今年のファルコンSには、朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズ(牡、栗東・中内田充正厩舎)、京王杯2歳S勝ち馬モントライゼ(牡、栗東・松永幹夫厩舎)、新潟2歳S勝ち馬ショックアクション(牡、栗東・大久保龍志厩舎)と3頭のJRA重賞勝ち馬が登録している。ファルコンSに3頭のJRA重賞勝ち馬が出走すれば2002年以来で、実施時期が3月に移った2006年以降では初めてとなる。3頭はいずれも朝日杯FS以来3力月ぶりの出走となるが、今年初戦でどのような走りを見せるだろうか。★スプリングSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★阪神大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★フラワーCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★ファルコンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【スプリングS】レース展望★【阪神大賞典】レース展望★【フラワーC】レース展望★【ファルコンS】レース展望