1番人気に支持された
ワーケアが2着。中団馬群で脚をため、直線では先に動いた
サトノフラッグを懸命に追ったが、馬体を並べるまでには至らなかった。
引き揚げてきたルメール騎手はサバサバした表情。「休み明けを考えれば、いい競馬をした。この馬場でも道中はずっといい感じだったし、最後もしっかり伸びた。きょうは仕方がない。強すぎた」と、この日は勝ち馬の走りに脱帽した。
手塚調教師は惜しくも
チューリップ賞(
マルターズディオサ)との土、日重賞Vはならなかったが、本番への手応えを得た様子だ。
「(3~4コーナーで)かぶせられて仕掛けが遅れたけど、それも競馬だからね。(武)豊君にうまく乗られた。まだ緩くて次を見据えた仕上がりだったし、次は良くなると思う。ルメールも悲観をしていなかった。(2着で賞金加算し)これでダービーまで出られるしね」
春は
日本ダービー(5月31日、東京、GI、芝2400メートル)が最大目標だが、その前に3冠初戦の
皐月賞に向かうことになりそう。 (板津雄志)
★8日中山11R「弥生賞
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