若駒ステークス(19日、京都10R、リステッド、3歳オープン国際(特指)、別定、芝・内2000メートル、1着本賞金2000万円 =出走8頭)トウカイテイオー、ディープインパクトなどの名馬が勝っている出世レースは、川田将雅騎乗の2番人気ヴェロックス(栗・中内田、牡、父ジャスタウェイ)がデビュー戦以来の2勝目(4戦)を挙げた。タイム2分0秒7(良)。1番人気サトノウィザードが1馬身3/4差の2着だった。
前走の東京スポーツ杯2歳Sで不利があって4着に敗れたヴェロックスが見事に巻き返した。好位から外を通って直線入り口で楽に先頭。残り200メートル過ぎで1番人気2着サトノウィザードが外から並びかけようとすると、逆に突き放して1馬身3/4差をつけて2勝目を飾った。
「いい経験ができたレースだと思います。本当に良くなるにはまだ時間がかかりそうな気がしますが、一戦ごとに良くなってくれれば」と川田騎手は今後の成長に期待する。
中内田調教師は「4コーナーの出が雑だったり、まだ成長の余地を残していますが、賞金を加算できてよかったです」とひと安心した様子。次走は馬の様子を見ながら決められるが、朝日杯フューチュリティS優勝馬アドマイヤマーズ、ホープフルSを制したサートゥルナーリア2頭がリードしている牡馬クラシック路線に、注目馬が1頭加わった。
【若駒S】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
1月20日(日) 05:03
◆ルメール騎手(サトノウィザード2着) 「ぴったり勝ち馬をマークする形で進み、勝負どころから一緒に上がっていった。一戦ごとに良くなってくれると思う」
◆和田騎手(フェアリーポルカ3着) 「立ち回りが上手。向こう正面あたりでノメったりしていたが、影響もなく、しまいもしっかりまとめてくれている」
◆岩田騎手(キングリスティア7着) 「自分の形で競馬をしたが、直線で止まってしまった」
【若駒S】早め先頭のヴェロックスが後続を完封
©サンケイスポーツ
1月19日(土) 15:18
1月19日の京都10R・若駒ステークス(3歳オープン、L、芝2000メートル、別定、8頭立て)は、
川田将雅騎手騎乗の2番人気
ヴェロックス(牡、栗東・
中内田充正厩舎)が直線入り口で先頭に立ち、後続を完封した。タイムは2分0秒7(良)。
中団を追走した
ヴェロックスは3コーナー過ぎから動いて4コーナーで先頭。外から伸びる
サトノウィザードの追撃をしのいでそのまま押し切った。1馬身3/4差の2着に
サトノウィザード(1番人気)、さらに2馬身差遅れた3着には最内を伸びた
フェアリーポルカ(8番人気)。
若駒Sを勝った
ヴェロックスは、父
ジャスタウェイ、母セルキス、母の父モンズンという血統。通算成績は4戦2勝。
◆
川田将雅騎手(1着
ヴェロックス)「いい経験ができたレースだと思います。本当に良くなるにはまだ時間がかかりそうな気がしますが、一戦ごとに良くなってくれれば」
★19日京都10R「若駒S」の着順&払戻金はこちら
【リステッドレース・データ分析(特別編)】若駒S 重賞組と新馬組が中心!父キングマンボ系が好パフォーマンス!
ウマニティ
1月19日(土) 10:30
【U指数的考察】若駒S U指数上位馬を信頼!前走重賞組の高指数馬が狙い目!
ウマニティ
1月19日(土) 09:30
若駒Sの近年の結果をもとに、U指数を絡めてピックアップした条件に合致する馬を提示しました。予想の際にお役立てください。
※2014年以降の結果をもとに検証
<ポイント①>
指数上位勢が壊滅ということはない。毎年必ず指数3位以内のうち最低1頭が複勝圏内に入っている。
指数3位以内
③
ロードマイウェイ
⑥
キングリスティア
⑦
ヴェロックス
<ポイント②>
指数84.0以上の安定感は高く、毎年のように上位争いを演じている。とりわけ、前走で重賞に出走していた馬の好走率が高い。条件を満たす馬には最大級の警戒が必要だ。
指数84.0以上かつ条件を満たす馬
⑥
キングリスティア
⑦
ヴェロックス
<ポイント③>
指数5位以下で馬券に絡んだ馬は、いずれも前走1着馬。近年の若駒Sは少頭数レースばかりのため、一概に決めつけられない面はあるが、勢いを欠くうえに指数の裏付けもない馬は評価を下げたほうがいいかもしれない。
指数5位以下かつ前走敗退馬
①
ショウリュウイクゾ
②
リオンリオン
ウマニティ重賞攻略チーム