3月25日の阪神11Rで行われた第64回
毎日杯(3歳オープン、GIII、芝・外1800メートル、別定、8頭立て、1着賞金=3800万円)は、
松山弘平騎手騎乗の2番人気
アルアイン(牡、栗東・
池江泰寿厩舎)が2番手から直線早めに先頭に立ち、後続の追撃を振り切った。タイムは1分46秒5(良)。
アルアインは前走の
シンザン記念では直線で前が壁になり6着に敗れたが、今回は離して逃げた
テイエムヒッタマゲの2番手で
クリアザトラックと併せる形で追走できたし、直線も内めを早めに抜け出して終始スムーズにレースを運べた。
1番人気の
サトノアーサーは8頭立ての最後方を追走し、直線は大外から脚を伸ばしたが、半馬身及ばずの2着。
きさらぎ賞に続いての重賞2着で、またしてもタイトルには手が届かなかった。
さらに半馬身遅れた3着には7番手追走から直線は内めを伸びた
キセキ(7番人気)。
毎日杯を勝った
アルアインは、父
ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父エッセンスオブドバイという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主はサンデーレーシング。通算成績は4戦3勝。重賞は初制覇。
毎日杯は、
池江泰寿調教師、
松山弘平騎手ともに初優勝。
◆
松山弘平騎手(1着
アルアイン)「最後は、何とか頑張ってくれと追っていたのですが、馬が頑張ってくれました。自在性があって、どこからでも競馬ができるし、最後の脚もすごいものがあります」
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