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東京新聞杯の関連ニュース
【古馬次走報】ヌーヴォ、産経大阪杯で今季スタート
©サンケイスポーツ
2月10日(水) 05:00
★東京新聞杯４着ダノンプラチナ（美・国枝、牡４）は安田記念（６月５日、東京、ＧＩ、芝１６００メートル）が上半期の最大目標。その前にマイラーズＣ（４月２４日、京都、ＧＩＩ、芝１６００メートル）に出走予定だが、香港のチャンピオンズマイル（５月１日、シャティン、ＧＩ、芝１６００メートル）挑戦プランも残されている。６着ダイワリベラル（美・菊沢、牡５）はダービー卿チャレンジＴ（４月３日、中山、ＧＩＩＩ、芝１６００メートル）を視野に入れる。
★香港Ｃ２着ヌーヴォレコルト（美・斎藤誠、牝５）は産経大阪杯（４月３日、阪神、ＧＩＩ、芝２０００メートル）で今季のスタートを切る。
★東京新聞杯で落馬、競走中止したダッシングブレイズ（栗・吉村、牡４）は近日中にノーザンファームしがらきに放牧に出る。次走は未定。「馬は外傷だけでした。浜中騎手は骨折しましたが、大惨事にならなくて本当に良かった」と吉村調教師。
【東京新聞杯】レイアー、ずっと前から！？逃げた勝った
©サンケイスポーツ
2月8日(月) 05:05
第６６回東京新聞杯（７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際、別定、芝１６００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１４頭）吉田隼人騎乗の５番人気スマートレイアーが鮮やかに逃げ切り、重賞２勝目を飾った。タイム１分３４秒１（良）。この後はサンケイスポーツ杯阪神牝馬Ｓ（４月９日、阪神、ＧＩＩ、芝１６００メートル）からヴィクトリアマイル（５月１５日、東京、ＧＩ、芝１６００メートル）を目指す。２着はエキストラエンドでディープインパクト産駒のワンツーフィニッシュとなった。１番人気のダッシングブレイズは直線で内ラチに接触して落馬し、競走中止となった。
紅一点の芦毛が意表を突く戦法で牡馬勢を翻弄した。差し・追い込み馬のイメージが強かったスマートレイアーが、キャリア初の逃げを打って２馬身差の完勝。初コンビながら、一昨年４月のサンスポ杯阪神牝馬Ｓ以来となる重賞２勝目に導いた吉田隼騎手が、爽やかな笑みを浮かべた。
「最近は好位でも競馬をしていたし、長くいい脚を使う印象があった。前に行きたい馬もいなかったのでスタートから出していこうと考えていた。大久保先生からも『ゴールドアクターのように乗ってくれ』と。まさかハナに立つとは思わなかったが…」
好スタートを切ると、勝った昨年の有馬記念のように手綱を押して飛び出した。馬場のいいインに入れてすっとペースを緩め、前半５ハロンを６０秒６で通過。「遅いペースなのに後ろの馬も来なかった。直線に向いたときは『こんなに楽にいっていいのかな』と」と鞍上。金縛りにあったかのように動けなかった牡馬勢を尻目に、ラスト３ハロンを３３秒５でまとめて押し切った。
管理する大久保調教師も驚きを隠さなかった。「隼人が『ハナに行っちゃったらどうしましょう？』と聞いてきたので、『そうなったら仕方がないよ』と答えたが、本当にそんな展開になるとはね」とレース前のやりとりを振り返りつつ、「最後は突き放したし、力があるなと思った。６歳でもまだまだ衰えた感じはしない」と愛馬の能力も再認識した。この後はサンスポ杯阪神牝馬Ｓをステップに、ヴィクトリアマイルで女王の座を狙う。
逃げから追い込みまでオールマイティー。変幻自在の立ち回りを身につけて、悲願のＧＩタイトルをくっきりと視界にとらえた。 （板津雄志）
★７日東京１１Ｒ「東京新聞杯」の着順＆払戻金はこちら
スマートレイアー 父ディープインパクト、母スノースタイル、母の父ホワイトマズル。芦毛の牝６歳。栗東・大久保龍志厩舎所属。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬。馬主は大川徹氏。戦績１９戦７勝。獲得賞金２億７２４１万８０００円。重賞は２０１４年サンケイスポーツ杯阪神牝馬Ｓに次いで２勝目。東京新聞杯は大久保龍志調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。馬名の意味は「冠名＋層」。
紅一点の芦毛が意表を突く戦法で牡馬勢を翻弄した。差し・追い込み馬のイメージが強かったスマートレイアーが、キャリア初の逃げを打って２馬身差の完勝。初コンビながら、一昨年４月のサンスポ杯阪神牝馬Ｓ以来となる重賞２勝目に導いた吉田隼騎手が、爽やかな笑みを浮かべた。
「最近は好位でも競馬をしていたし、長くいい脚を使う印象があった。前に行きたい馬もいなかったのでスタートから出していこうと考えていた。大久保先生からも『ゴールドアクターのように乗ってくれ』と。まさかハナに立つとは思わなかったが…」
好スタートを切ると、勝った昨年の有馬記念のように手綱を押して飛び出した。馬場のいいインに入れてすっとペースを緩め、前半５ハロンを６０秒６で通過。「遅いペースなのに後ろの馬も来なかった。直線に向いたときは『こんなに楽にいっていいのかな』と」と鞍上。金縛りにあったかのように動けなかった牡馬勢を尻目に、ラスト３ハロンを３３秒５でまとめて押し切った。
管理する大久保調教師も驚きを隠さなかった。「隼人が『ハナに行っちゃったらどうしましょう？』と聞いてきたので、『そうなったら仕方がないよ』と答えたが、本当にそんな展開になるとはね」とレース前のやりとりを振り返りつつ、「最後は突き放したし、力があるなと思った。６歳でもまだまだ衰えた感じはしない」と愛馬の能力も再認識した。この後はサンスポ杯阪神牝馬Ｓをステップに、ヴィクトリアマイルで女王の座を狙う。
逃げから追い込みまでオールマイティー。変幻自在の立ち回りを身につけて、悲願のＧＩタイトルをくっきりと視界にとらえた。 （板津雄志）
★７日東京１１Ｒ「東京新聞杯」の着順＆払戻金はこちら
スマートレイアー 父ディープインパクト、母スノースタイル、母の父ホワイトマズル。芦毛の牝６歳。栗東・大久保龍志厩舎所属。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産馬。馬主は大川徹氏。戦績１９戦７勝。獲得賞金２億７２４１万８０００円。重賞は２０１４年サンケイスポーツ杯阪神牝馬Ｓに次いで２勝目。東京新聞杯は大久保龍志調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。馬名の意味は「冠名＋層」。
【東京新聞杯】ダッシング落馬…浜中騎手は全治不明
©サンケイスポーツ
2月8日(月) 05:04
第６６回東京新聞杯（７日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、４歳上オープン国際、別定、芝１６００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１４頭）１番人気に推されたダッシングブレイズは、中団から最内を突いて追い上げたが、残り３００メートル付近で内ラチに接触、バランスを崩して落馬競走中止となった。鞍上の浜中俊騎手（２７）＝栗・フリー＝は内ラチにぶつかり、コース内の芝にほうり出された。
浜中騎手は精密検査のため東京都府中市内の病院に搬送され、左手首、左手人さし指、左手薬指２箇所の計４箇所の骨折、脳振とうと診断された。全治など詳細は明らかになっていない。
ダッシングブレイズは異常がなかったが、この件で最後の直線での御法が不適切として浜中騎手には過怠金５万円が科せられた。浜中騎手は１月２４日の中京１Ｒでも馬が外に逃避し、コース外にほうり出されて左上腕打撲傷を負っていた。
★７日東京１１Ｒ「東京新聞杯」の着順＆払戻金はこちら
浜中騎手は精密検査のため東京都府中市内の病院に搬送され、左手首、左手人さし指、左手薬指２箇所の計４箇所の骨折、脳振とうと診断された。全治など詳細は明らかになっていない。
ダッシングブレイズは異常がなかったが、この件で最後の直線での御法が不適切として浜中騎手には過怠金５万円が科せられた。浜中騎手は１月２４日の中京１Ｒでも馬が外に逃避し、コース外にほうり出されて左上腕打撲傷を負っていた。
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【東京新聞杯】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
2月8日(月) 05:04
◆柴田大騎手（マイネルアウラート３着） 「競馬を覚えてレースが上手になっている。自分から勝負どころでハミを取っていった。体調がよく、馬が充実している」
◆蛯名騎手（ダノンプラチナ４着） 「直線は届きそうな感じだったが、体が重い（前走比１１キロ増）ぶん、届かなかった。それでも力のあるところは見せてくれたし、これでよくなると思う」
◆戸崎騎手（テイエムタイホー５着） 「内枠が欲しかった。道中は何とか我慢して折り合えたし、最後もしぶとく伸びている」
◆菊沢師（ダイワリベラル６着） 「２着馬のポジションが欲しかったが、運が悪かったね。でも悲観する内容ではない」
◆フォーリー騎手（マーティンボロ７着） 「左へ行く面があるので左回りは合うと思っていた。ためて乗ったぶん、しまいは切れた」
◆勝浦騎手（アルマワイオリ８着） 「もう少し流れてくれればよかったが、一戦一戦よくなっている」
◆Ｆベリー騎手（トーセンスターダム９着） 「ジャンプする感じでスタート。最後は伸びているだけに、普通にスタートを出ていれば…」
◆池添騎手（グランシルク１０着） 「状態はよかったが、ペースが遅くて結果的に脚を余す形になった」
◆柴山騎手（サトノギャラント１１着） 「３コーナーでペースが落ち着いてしまったので…」
◆三浦騎手（タガノブルグ１２着） 「道中は折り合えたが、そのわりに伸び切れなかった」
◆柴田善騎手（ルルーシュ１３着） 「マイルの切れ味勝負では分が悪いね」
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◆蛯名騎手（ダノンプラチナ４着） 「直線は届きそうな感じだったが、体が重い（前走比１１キロ増）ぶん、届かなかった。それでも力のあるところは見せてくれたし、これでよくなると思う」
◆戸崎騎手（テイエムタイホー５着） 「内枠が欲しかった。道中は何とか我慢して折り合えたし、最後もしぶとく伸びている」
◆菊沢師（ダイワリベラル６着） 「２着馬のポジションが欲しかったが、運が悪かったね。でも悲観する内容ではない」
◆フォーリー騎手（マーティンボロ７着） 「左へ行く面があるので左回りは合うと思っていた。ためて乗ったぶん、しまいは切れた」
◆勝浦騎手（アルマワイオリ８着） 「もう少し流れてくれればよかったが、一戦一戦よくなっている」
◆Ｆベリー騎手（トーセンスターダム９着） 「ジャンプする感じでスタート。最後は伸びているだけに、普通にスタートを出ていれば…」
◆池添騎手（グランシルク１０着） 「状態はよかったが、ペースが遅くて結果的に脚を余す形になった」
◆柴山騎手（サトノギャラント１１着） 「３コーナーでペースが落ち着いてしまったので…」
◆三浦騎手（タガノブルグ１２着） 「道中は折り合えたが、そのわりに伸び切れなかった」
◆柴田善騎手（ルルーシュ１３着） 「マイルの切れ味勝負では分が悪いね」
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【東京新聞杯】エキストラエンド、しぶとく伸び２着
©サンケイスポーツ
2月8日(月) 05:04
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