【ジャパンC】キタサン連覇ならず3着…
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11月27日(月) 05:03
第37回ジャパンカップ(26日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金3億円 =出走17頭)2年連続“キタサンまつり”とはならなかった。昨年の覇者キタサンブラックは3着。果敢に逃げたが最後に捕らえられた。
「状態はよかったし、いいスタートも切ってくれた。最後はもう少し突き放せるかと思ったんだけど…。上位2頭は強かったね」
武豊騎手が悔しそうに振り返る。ゲートで突進した天皇賞・秋と違い、今回は好スタート。1000メートル通過60秒2は昨年より1秒5速いが、マイペースを保って直線へ。粘り強い走りも、ゴール寸前に上位2頭の決め手に屈した。
検量室に戻ってきたときに、左前脚の蹄鉄(ていてつ)が外れていたが、ゴール直後の写真では装着されており、清水久調教師は「どこで落鉄したかはわからないけど、これが競馬ですから」と肩を落とした。
スタンドから見届けた北島三郎オーナーは「よく頑張ってくれました。あとは最後に悔いを残さないように無事に走ってくれることを期待します」とコメントした。
ラストランとなる有馬記念に向け「ぜひ勝ちたい。それだけの馬ですからね」とユタカが話せば、調教師も「脚元を確認して、目いっぱいに仕上げます」とそろって前を向いた。クリスマスイブの中山競馬場で、キタサンブラックが勝利の“まつり”を高らかに歌い上げる。 (柴田章利)
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【ジャパンC】レイデオロ2着…有馬参戦せず年内休養
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11月27日(月) 05:02
第37回ジャパンカップ(26日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金3億円 =出走17頭)2番人気に推された今年のダービー馬レイデオロは、3ハロン34秒6と上がり最速タイの脚で追い込んだが2着に敗れた。
スタート後に外から寄られて中団後方から。徐々にポジションを上げて、直線にかけたがキタサンを捕らえたところでゴール。力は見せたが、位置取りの差が出た印象だ。
「一完歩目が速くなくて、普段のスタートになったね。前走はスタートが速かったけど、いつもこんな感じだからね。スムーズにいけたし、外から伸びて、よく頑張ってくれた」とルメール騎手。「いい経験になったと思うし、素晴らしい馬だよ」と続けた。
藤沢和調教師は「しまいは、きていたけど、スタートがよくなかったね。結果は仕方ない。来年はいろいろな選択肢があるからね」と前を向いた。このあとは休養に入り、有馬記念には参戦しない方向だ。
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【ジャパンC】ボウマン、世界NO・1騎手!「キャリアの中でハイライト」
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11月27日(月) 05:02
第37回ジャパンカップ(26日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金3億円 =出走17頭)ボウマン騎手は、世界の主要GI・100レースの結果で決定する「ロンジン・ワールドベストジョッキー」の最終戦だったジャパンCで優勝し、世界NO・1騎手の称号も手にした。「3度目の来日で初めて日本のGIを勝ててうれしい。20年のジョッキーキャリアの中でハイライトなのは間違いない」と笑顔だった。
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【ジャパンC】ミルコ、GI馬券圏内「10連続」でストップ
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11月27日(月) 05:02
第37回ジャパンカップ(26日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金3億円 =出走17頭)JRA・GI年間7勝の新記録はお預けとなった。GI連勝中のM・デムーロ騎手が騎乗した3番人気サトノクラウンは、中団から末脚を全く見せることなく10着に大敗。「直線ではレイデオロと一緒に伸びると思ったんだけど、止まってしまったね。思った通りの競馬はできたと思ったんだけど…。前走(不良馬場の天皇賞・秋)のダメージがあったのかもしれない」とM・デムーロ騎手は肩を落とした。オークスから続けていたGI3着以内も10戦でストップ。現在のところチャンピオンズCに騎乗馬はいない。
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