★5億8000万円で取り引きされた“ディープ”産駒
アドマイヤビルゴが登録/日経新春杯
アドマイヤビルゴ(牡4歳、栗東・
友道康夫厩舎)が、
日経新春杯で重賞初制覇を狙う。同馬は父
ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴという血統で、2017年のセレクトセール(当歳)で5億8000万円(税抜)という高額で取り引きされた。
アドマイヤビルゴはムーンライトハンデキャップ(3勝クラス)→アンドロメダS(L)と目下2連勝中だが、重賞初勝利を挙げて、GI戦線へ名乗りをあげることができるかどうか。なお、同馬には35年連続JRA重賞勝利がかかる
武豊騎手が騎乗する予定。
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シンザン記念で重賞初Vを決めた
モーリス産駒
タイソウ、
テンバガーの2頭が登録/京成杯
10日に実施された
シンザン記念は1着が
ピクシーナイト、2着が
ルークズネストという結果になり、
モーリス産駒がワンツーフィニッシュを決め、同産駒はJRA重賞初制覇となった。17日の
京成杯には、
タイソウ(牡、栗東・
西園正都厩舎)、
テンバガー(牡、栗東・
藤岡健一厩舎)と2頭の
モーリス産駒が登録しているが、今週も重賞を制すことができるかどうか。なお、
タイソウには
石橋脩騎手、
テンバガーには
戸崎圭太騎手が騎乗する予定。ちなみに、
モーリス産駒は
京成杯の舞台となる中山・芝2000メートル戦では延べ14頭が出走して3勝、2着2回(勝率.214、連対率.357)という成績を挙げている。
また、
タイソウは昨年12月20日の新馬戦(阪神)を勝ち、今回がデビュー2戦目となる。
京成杯では2019年
ラストドラフト、2020年
クリスタルブラックと1戦1勝馬が2年連続で勝利を挙げているが、
タイソウは新馬→重賞の連勝を決めることができるかどうか(※
タイソウは17日中京の梅花賞(1勝クラス)にも登録している)。
★最年長JRA重賞Vがかかる
柴田善臣騎手
岩田康誠騎手はJRA重賞通算100勝まであと「1」/愛知杯
JRA現役最年長ジョッキーの
柴田善臣騎手が、岡部幸雄元騎手が持つJRA重賞最年長勝利記録の更新を狙う。同騎手は今年がデビュー37年目となり、1月12日現在のJRA通算成績は2万1350戦2294勝、JRA重賞では通算95勝を挙げている。なお、
柴田善臣騎手は、16日の
愛知杯で昨年の勝ち馬
デンコウアンジュ(8歳、栗東・
荒川義之厩舎)に騎乗する予定で、人馬ともに1年ぶりの重賞勝利がかかる。
柴田善臣騎手が
愛知杯を勝てば、年齢にして54歳5か月18日での勝利となり、岡部幸雄元騎手が持つJRA重賞最年長勝利記録(54歳0か月31日)を更新するが、
デンコウアンジュを
愛知杯連覇に導くことができるかどうか。なお、同馬は昨年の
愛知杯でトップハンデの56キロで勝利を収めているが、今年も
センテリュオ(6歳、栗東・
高野友和厩舎)と並ぶトップハンデの56キロで出走する。
また、
愛知杯で
ウラヌスチャーム(6歳、美浦・
斎藤誠厩舎)に騎乗予定の
岩田康誠騎手は、今年の京都金杯でJRA重賞99勝目を挙げ、史上9人目のJRA重賞通算100勝まであと1勝に迫っている。
岩田康誠騎手が関東馬に騎乗してJRA重賞を勝てば、2015年
エルムS(
ジェベルムーサ)以来となるが、節目の重賞勝利を挙げることができるかどうか。
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