村吉
世紀末覇者 券王
暴君アッキー
第53回小倉大賞典(17日、小倉11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝1800メートル、1着本賞金4100万円 =出走14頭)丸山元気騎乗で3番人気のスティッフェリオが快勝。好位追走から力強く脚を伸ばして差し切り、昨秋の福島記念に続く重賞連勝を飾った。タイム1分46秒7(良)。音無調教師は東京新聞杯(インディチャンプ)、京都記念(ダンビュライト)に続く3週連続重賞制覇。1番人気のタニノフランケルは2着に敗れた。 ◆丸山騎手(スティッフェリオ1着) 「スタートがよく、いい位置が取れました。休み明けで3コーナーの手応えは少し鈍かったけど、しっかりと勝ち切ってくれました」 ◆川田騎手(タニノフランケル2着) 「少しササるような面を見せていました。スタートしてすぐに落鉄していた影響があったのかもしれません」スティッフェリオ 父ステイゴールド、母シリアスアティテュード、母の父ムトト。鹿毛の牡5歳。栗東・音無秀孝厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績20戦7勝。獲得賞金1億8550万5000円。重賞は2018年GIII福島記念に次いで2勝目。小倉大賞典は、音無秀孝調教師が11年サンライズベガに次いで2勝目、丸山元気騎手は初勝利。馬名は「オペラ作品名。近年発見され蘇った名作でシリアスな内容」。