2番人気で
福永祐一(46)=栗・フリー=騎乗の
リメイクが、前半3ハロン32秒2の超ハイペースを後方から差し切って重賞初勝利を飾った。福永騎手は新規調教師試験を合格したばかりで、JRA重賞160勝目となった。2着に1番人気の
リュウノユキナ。3着は7番人気
ジャスティンが入った。
穏やかに晴れ渡った師走の中山で、人馬ともに見事なラストスパートをかけた。福永騎乗の2番人気
リメイクが、後方から大外一気を決めて重賞初制覇。8日に新規調教師免許試験に合格したばかりの鞍上が、JRA重賞160勝を達成した。
「思ったより前と離れましたが、この馬のリズムで走れていましたし、プラン通りの競馬ができました。このような走りをしてくれる馬に乗っていると名残惜しくもありますが、来年の2月いっぱいはジョッキーなので、今まで通り全力を尽くしたいと思います」
これでジョッキーは年間100勝にもリーチ。「13年連続がかかっているので、達成したいと思っています」と、自身が持つ史上最長記録更新へも気合十分だ。
次走はサウジアラビアのリヤドダートスプリント(2月25日、キングアブドゥルアジーズ、GⅢ、ダ1200メートル)が視野に入る
リメイク。来年は人馬ともに新たなステージへと羽ばたいていく。