★芝と路盤の状態は良好!確かな決め脚を求められるコンディション!
ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は
天皇賞(秋)・馬場の有利不利、教えます! をお届けします!
土曜日の東京芝のレース結果、近年の
天皇賞(秋)の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は金曜日の夕方にパラつく程度の雨が降っただけ。路盤がドライなうえに、A→Bコース変更週とあって芝の状態も良好。準メイン・キタサンブラックメモリアル(3勝クラス・芝1600m)の決着時計は1分32秒8。それなりに走りやすいコンディションだったと推察される。
だが、土曜日の結果を振り返ると、必ずしも内・前有利というわけではない。むしろ、隊列の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは内から中~外めへ上手にスイッチした差し馬の好走が目立つ。
事実、土曜日施行の芝競走6クラでは、上がり3ハロン最速(タイを含む)馬が【4.2.0.1】と、非常に優秀な成績を残している。確かな決め脚を要求される馬場であることに疑う余地はない。
枠順に関しては、外めが優位の状況。土曜日施行の芝競走6クラすべてで、6~8枠のなかから2着連対圏を確保する馬が出現している。つまり、距離ロスなく走れるメリットよりも、インで揉まれるなどのデメリットのほうが大きいということだ。
日曜日開催中の降水確率は0%。雨の心配はしなくてもよさそう。となれば、土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。よって、軸足は外めの枠(6~8枠あたり)に寄せたほうが、好結果を期待できるのではないだろうか。
血統的には近年の
天皇賞(秋)の好走馬をみると、
キングカメハメハの系統産駒と
ディープインパクト産駒が好調。良馬場(JRA発表)時の近5回、この2系統で3着以内延べ15頭のうち11頭を占めている。上位占有率の高さを思えば、これを狙わない手はないだろう。
ただし、今回のメンバーを見渡すと出走頭数の割に該当馬が多い印象。ゆえに、決め脚鋭い馬が好成績を残している、当レースの傾向および前日の東京芝競走の結果を踏まえ、前走で上がり3ハロン上位(3位以内)を記録している馬に的を絞りたい。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向の要点(6~8枠)をともに満たしているのは、(8)キセキ、(9)
アーモンドアイ。従って当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
キセキ アーモンドアイ
(提供元:競馬予想のウマニティ)