村吉
第11回カペラステークス(9日、中山11R、GIII、3歳上オープン国際(指)、別定、ダ1200メートル、1着本賞金3600万円 =出走16頭)柴田大知騎乗で1番人気のコパノキッキングが4コーナー14番手から直線一気の末脚で重賞初制覇。タイム1分10秒2(良)。「次走は根岸S(1月27日、東京、GIII、ダート1400メートル)の予定。その走りを見てフェブラリーSなども考えたい」と村山調教師。2番人気のキタサンミカヅキは3着だった。 ◆柴田大騎手(コパノキッキング1着) 「ゲートで落ち着き過ぎてスタートが良くなかった。後方からになったけど、直線はすごい脚だった。僕はまたがっていただけ」 ◆津村騎手(サイタスリーレッド2着) 「前走よりも状態はひと段階上がってきた。スタートもうまく出て、勝ちパターンだったが…」 ◆森泰斗騎手(キタサンミカヅキ3着) 「他馬よりも2キロ以上(58キロ)背負っていたので、しまいが切れなかった」 ◆大野騎手(タテヤマ4着) 「昇級戦でしたが、うまく内でロスなく脚をためられた」 ◆石川騎手(ヴェンジェンス5着) 「しまいはいい脚を使っているんですが…」★9日中山11R「カペラS」の着順&払戻金はこちらコパノキッキング 父スプリングアットラスト、母セラドン、母の父ゴールドヘイロー。黒鹿毛のセン3歳。栗東・村山明厩舎所属。米国産。馬主は小林祥晃氏。戦績8戦6勝。獲得賞金1億1079万8000円。重賞初勝利。カペラSは村山明調教師が2014年ダノンレジェンドに次いで2勝目、柴田大知騎手は初勝利。馬名は「冠名+キックする」。