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ラジオＮＩＫＫＥＩ賞の関連ニュース
【ラジＮＩＫ賞】ゼーヴィント、そんなの関係ねぇ切れ味！
©サンケイスポーツ
7月4日(月) 05:06
第６５回ラジオＮＩＫＫＥＩ賞（３日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際（特指）、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１６頭）戸崎圭太騎乗の１番人気ゼーヴィントが好位から抜け出して快勝、重賞初制覇を飾った。タイム１分４７秒０（良）。次走は未定だが、放牧して秋に備える。２着は牝馬のダイワドレッサー、３着はアーバンキッド。武豊騎乗の２番人気ブラックスピネルは５着に敗れた。
ディープ産駒の切れ味が、みちのくに夏の到来を告げた。福島開幕を待ちわびた多くのファンの声援に背中を押されたかのように、１番人気のゼーヴィントが重賞初勝利を飾った。
「以前に乗せてもらったとき（山藤賞１着）に素質を感じていたし、きょうはハンデ（５４キロ）にも恵まれたから、勝たなければいけないと思っていました」
東日本大震災後２番目に多い１万８９０１人（最高は２０１４年七夕賞当日の１万９２５０人）が詰めかけたスタンドに向けて、戸崎騎手が笑顔をみせた。
この日は課題だったスタートを決め、好位の内々を追走。４コーナーでも馬群に包まれたままだったが、直線入り口で前があくと、あっという間に先行勢を抜き去った。
「いいスタートが切れたのでリズム良く運べました。４コーナーも手応えは十分だったし、馬群を縫う感じでうまく立ち回ってくれました。今後も楽しみですよ」
ＪＲＡ重賞３０勝目となる戸崎騎手は、秋の飛躍に手応えをつかんだ様子だ。
「この世代の管理馬の中で、ゲート試験での出方をみて、ディープ産駒だなと思った。沈む感じとかね」
昨年のフラワーＣとスワンＳ（どちらもアルビアーノ）に続く、重賞３勝目の木村調教師は、予感した素質を大事に育ててきた。今年に入って５戦目だけに「フレッシュさはない」とレース前に話していたが、「そういう状況でも結果を出したのは能力の高さ。テンションが高いのが心配だったけど、そんなの関係ねー、って感じだったね」と、表彰式でプレゼンターを務めた小島よしおのギャグを使って、愛馬の成長した姿を喜んだ。
この後はすぐに福島県のノーザンファーム天栄に放牧。路線は決まっていないが、「個人的には距離が延びても大丈夫だと思っている」と木村師。まだまだ進化途上のゼーヴィント。春のクラシック組と対戦する秋が楽しみになってきた。（柴田章利）
★３日福島１１Ｒ「ラジオＮＩＫＫＥＩ賞」の着順＆払戻金はこちら
【ラジＮＩＫ賞】アーバンキッド、内に入れず…３着
©サンケイスポーツ
7月4日(月) 05:05
第６５回ラジオＮＩＫＫＥＩ賞（３日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際（特指）、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１６頭）５番人気アーバンキッドは３着。前半は無理せず後方でじっくりと待機。勝負どころから馬群の外を回って、直線もしぶとく脚を伸ばしたが２着争いに加わるのが精いっぱいだった。
「道中の折り合いはついたが、枠が外で内に入れられなかったしね。切れ味があるので直線は長いほうが合っている」と福永騎手は小回りの外枠に敗因を求めていた。
★３日福島１１Ｒ「ラジオＮＩＫＫＥＩ賞」の着順＆払戻金はこちら
「道中の折り合いはついたが、枠が外で内に入れられなかったしね。切れ味があるので直線は長いほうが合っている」と福永騎手は小回りの外枠に敗因を求めていた。
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【ラジＮＩＫ賞】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
7月4日(月) 05:05
◆柴山騎手（アップクォーク４着） 「スタートして一完歩目が速くなかったので後ろからになった。能力的に通用するし、最後もよく伸びているが…」
◆武豊騎手（ブラックスピネル５着） 「突進して下がったときにゲートがあいて、タイミングが悪かった。ラストは来ているが、ハンデも重かったし、小回りも向かないね」
◆田辺騎手（ジョルジュサンク６着） 「４コーナーも手応えよく回ってきたのでしのげるかと思ったが、最後で苦しくなった」
◆松山騎手（ナイトオブナイツ７着） 「折り合って運べたが、器用じゃないので広いコースの方が合う」
◆内田騎手（ミライヘノツバサ８着） 「直線の途中までは頑張っていたが、久々のぶんかな」
◆四位騎手（ロードヴァンドール９着） 「ハナに行きたかったが、内の馬が速かったしね。最後も止まっていないが…」
◆江田照騎手（ストーミーシー１０着） 「最後は伸びているけど、器用な馬にすっと来られると遅れるので、じっくり構えたほうがよかったかも」
◆杉原騎手（ピックミータッチ１１着） 「きょうはゲート（中でガタついた）がすべて」
◆嘉藤騎手（キングハート１２着） 「内々を手応えよく回ってきたが、最後で甘くなった」
★３日福島１１Ｒ「ラジオＮＩＫＫＥＩ賞」の着順＆払戻金はこちら
◆武豊騎手（ブラックスピネル５着） 「突進して下がったときにゲートがあいて、タイミングが悪かった。ラストは来ているが、ハンデも重かったし、小回りも向かないね」
◆田辺騎手（ジョルジュサンク６着） 「４コーナーも手応えよく回ってきたのでしのげるかと思ったが、最後で苦しくなった」
◆松山騎手（ナイトオブナイツ７着） 「折り合って運べたが、器用じゃないので広いコースの方が合う」
◆内田騎手（ミライヘノツバサ８着） 「直線の途中までは頑張っていたが、久々のぶんかな」
◆四位騎手（ロードヴァンドール９着） 「ハナに行きたかったが、内の馬が速かったしね。最後も止まっていないが…」
◆江田照騎手（ストーミーシー１０着） 「最後は伸びているけど、器用な馬にすっと来られると遅れるので、じっくり構えたほうがよかったかも」
◆杉原騎手（ピックミータッチ１１着） 「きょうはゲート（中でガタついた）がすべて」
◆嘉藤騎手（キングハート１２着） 「内々を手応えよく回ってきたが、最後で甘くなった」
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【ラジＮＩＫ賞】９番人気の伏兵ダイワドレッサーが２着
©サンケイスポーツ
7月4日(月) 05:05
第６５回ラジオＮＩＫＫＥＩ賞（３日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際（特指）、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３８００万円＝出走１６頭）９番人気の牝馬、ダイワドレッサーが２着。好スタートからハナを奪いそうな勢いだったが、２、３番手に控えて進む。直線に向いたときの手応えはよくなかったが、しぶとく伸びて連対を確保した。「正攻法で思いどおりの競馬ができた。勝ち馬は強かったが、上手に競馬をしてくれたし、まだ成長の余地がある」と石川騎手は健闘をたたえる。鹿戸調教師も「牡馬相手に積極的な競馬で頑張ったよ」と納得の表情。次走は未定だが、この後は休養に入って秋競馬に備える。
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【ラジＮＩＫ賞】ゼーヴィントが人気に応え重賞初制覇
©サンケイスポーツ
7月3日(日) 15:52
７月３日の福島１１Ｒで行われた第６５回ラジオＮＩＫＫＥＩ賞（３歳オープン、ＧＩＩＩ、芝１８００メートル、１６頭立て、１着賞金＝３８００万円）は、戸崎圭太騎手騎乗の１番人気ゼーヴィント（牡３歳、美浦・木村哲也厩舎）が馬場の真ん中を突き抜けて優勝した。タイムは１分４７秒０（良）。
ジョルジュサンクがハナを切り、ダイワドレッサー、キングハートでポジションが落ち着くと思いきや、向こう正面入り口でミエノドリーマーが一気に先頭に立つ。そんななかゼーヴィントは好位の内をぴったり。スタートが悪かったブラックスピネルは後方から２頭目を進む。３コーナーで再び先頭を奪い返したジョルジュサンクを各馬が追って直線へ。伸びてきたのは内から馬場の真ん中に進路をとったゼーヴィント。戸崎騎手のアクションに応えるように弾けて重賞初Ｖを決めた。
際どい２着争いは、ゼーヴィントから１馬身１／４差でダイワドレッサー（９番人気）。さらにアタマ差でアーバンキッド（５番人気）となった。１０年ぶりに夏の福島に参戦した武豊騎手騎乗のブラックスピネル（２番人気）は５着で入線した。
◆戸崎圭太騎手「うれしいですね。１枠だったので、内で我慢して。スタートに課題があったんですが、おとなしかったですし、手応えも十分でした。うまく立ち回ってくれました。乗せてもらったときに素質を感じていましたし、勝たなければいけないレースだと思っていました」
ゼーヴィントは、父ディープインパクト、母シルキーラグーン、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、（有）シルクレーシングの所有馬。通算成績は６戦３勝。重賞初制覇。木村哲也調教師はラジオＮＩＫＫＥＩ賞初優勝、戸崎圭太騎手は２０１２年（ファイナルフォーム）に次いで２勝目。
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ジョルジュサンクがハナを切り、ダイワドレッサー、キングハートでポジションが落ち着くと思いきや、向こう正面入り口でミエノドリーマーが一気に先頭に立つ。そんななかゼーヴィントは好位の内をぴったり。スタートが悪かったブラックスピネルは後方から２頭目を進む。３コーナーで再び先頭を奪い返したジョルジュサンクを各馬が追って直線へ。伸びてきたのは内から馬場の真ん中に進路をとったゼーヴィント。戸崎騎手のアクションに応えるように弾けて重賞初Ｖを決めた。
際どい２着争いは、ゼーヴィントから１馬身１／４差でダイワドレッサー（９番人気）。さらにアタマ差でアーバンキッド（５番人気）となった。１０年ぶりに夏の福島に参戦した武豊騎手騎乗のブラックスピネル（２番人気）は５着で入線した。
◆戸崎圭太騎手「うれしいですね。１枠だったので、内で我慢して。スタートに課題があったんですが、おとなしかったですし、手応えも十分でした。うまく立ち回ってくれました。乗せてもらったときに素質を感じていましたし、勝たなければいけないレースだと思っていました」
ゼーヴィントは、父ディープインパクト、母シルキーラグーン、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、（有）シルクレーシングの所有馬。通算成績は６戦３勝。重賞初制覇。木村哲也調教師はラジオＮＩＫＫＥＩ賞初優勝、戸崎圭太騎手は２０１２年（ファイナルフォーム）に次いで２勝目。
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