第81回
日本ダービー(東京優駿)(1日、東京10R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億円=出走17頭)
ワンアンドオンリーで勝った横山典騎手は、ダービー2勝目に喜びで顔を紅潮させていた。
「ゴール前は必死で何も考えられなかった。橋口先生にはお世話になっているから、がんばるしかないからね」
橋口師の管理馬では父
ハーツクライのダービー2着(04年)などGIで2着7回。大事な手綱を託してくれた橋口師の気持ちに何としてもこたえたかった。
皐月賞では二の脚がつかず後方から。今回は好スタートを決めると
イスラボニータの直後の絶好位につけた。スローの流れで引っ掛かったが、「無理に抑えていたからはじけるというより、よく我慢してくれた感じ」と頑張りに感謝した。
「
ハーツクライに比べるとまだまだ」と辛口だが、その分伸びしろも大きい。ノリとのコンビで秋にはさらに成長した姿を見せてくれそうだ。 (柴田章利)
★1日東京10R「
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