美浦所属リーディングジョッキー上位3名の11月2日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
11月2日(日)東京競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m) サザンテイオー
2R 2歳未勝利(ダ1,400m) ヘリテージブルーム
4R 2歳新馬(芝1,600m) ワンワールド
5R 2歳新馬(芝2,000m) オメガディコン
6R 3歳以上1勝クラス(ダ1,400m) シャドウキャッスル
7R 3歳以上1勝クラス(ダ1,600m) ボルトテソーロ
8R 百日草特別(芝2,000m) フォルテアンジェロ
10R 秋嶺S(ダ1,300m) ドラゴンウェルズ
11R 天皇賞・秋・G1(芝2,000m) ブレイディヴェーグ
12R 清里特別(ダ1,600m) アリエスキング
11R天皇賞・秋は、2023年のエリザベス女王杯を3歳で制覇したブレイディヴェーグに騎乗する。昨年の府中牝馬Sを勝利して以降勝ち星をあげられてはいないが、牡馬を相手に差のない競馬をしており実力は示してくれている。リーディングジョッキーの戸崎圭太騎手を背に上位争いを期待したい。2R2歳未勝利ではヘリテージブルームに騎乗する。前走ではハナ差の2着に敗れるも後続には7馬身以上の大きな差をつけており、力をじゅうぶんに発揮してくれていた。同条件となる今回は負けられない一戦になりそうだ。
【横山武史騎手】
11月2日(日)東京競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m) ウインドオブヘヴン
2R 2歳未勝利(ダ1,400m) ホテルストリート
4R 2歳新馬(芝1,600m) ペリバジャ
6R 3歳以上1勝クラス(ダ1,400m) ポッドベル
8R 百日草特別(芝2,000m) エリプティクカーブ
11R 天皇賞・秋・G1(芝2,000m) シランケド
メインレースの天皇賞・秋はシランケドに騎乗。新潟記念では次走で菊花賞を制することになるエネルジコを豪快にねじ伏せる、非常に強い競馬を披露した。これで初勝利以降、11戦連続で馬券圏内をキープし重賞を2勝。ヴィクトリアマイルで手が届かなかったG1のタイトルを是が非でも掴み取りたい。1R2歳未勝利ではウインドオブヘヴンに騎乗する。母は2006年の桜花賞キストゥヘヴン。全兄は重賞馬タイムトゥヘヴンという血統になっている。デビュー戦は弾け切れず敗れてしまっているだけに、舞台がかわっての変わり身に期待をしたい。
【丹内祐次騎手】
11月2日(日)東京競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m) オーシャンステラ
3R 2歳未勝利(芝1,800m) マイネルディザイア
4R 2歳新馬(芝1,600m) オドラタス
7R 3歳以上1勝クラス(ダ1,600m) エーデル
8R 百日草特別(芝2,000m) コスモエルヴァル
10R 秋嶺S(ダ1,300m) ガンウルフ
11R 天皇賞・秋・G1(芝2,000m) ソールオリエンス
12R 清里特別(ダ1,600m) コスモオピニオン
11Rの天皇賞・秋は、2年前の皐月賞馬ソールオリエンスと初コンビを組む。クラシックが終了して以降、歯がゆい競馬が続いているが今年に入り末脚の切れ味は戻りつつあるように見受けられる。鉄砲も苦手としておらず、きっかけ一つで上位争いをじゅうぶんに期待できるだろう。3R2歳未勝利ではマイネルディザイアに騎乗する。デビュー戦はスタート五分から中団でレースを進めるも直線では若さを見せてしまい、なかなか上手くトップスピードにのれず4着という成績だった。しかし噛み合った時に見せる反応からは非凡な才能を垣間見ることができ、一度レースを経験した今回ならば一気に勝ち上がりも期待できる。