週末の注目レースを
伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、オパールS・グリーンチャンネルC・藤森S・
京都大賞典・
毎日王冠の5レースです。
▼2025年10月04日(土) 京都11R オパールステークス
【前走のコースが新潟芝1000m直以外だった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2020年以降)】
●3番手以内 [4-1-3-15](3着内率34.8%)
●4番手以下・競走中止 [1-4-2-49](3着内率12.5%)
→先行力が高い馬を重視したい一戦。なお、前走のコースが新潟芝1000m直以外、かつ前走の4コーナー通過順が4番手以下・競走中止、かつ前走のレースがセントウルステークス以外だった馬は2020年以降[1-2-0-45](3着内率6.3%)でした。
▼2025年10月04日(土) 東京11R 開局30周年記念 グリーンチャンネルカップ
【前走のコースが右回りだった馬の、前走の着順別成績(2017年以降)】
●2着以内 [2-3-0-14](3着内率26.3%)
●3着以下 [1-0-1-52](3着内率3.7%)
→前走のコースが左回りだった馬は2017年以降[5-5-7-37](3着内率31.5%)と堅実。一方、前走のコースが右回りだった馬のうち、その前走で連対を果たせなかった馬はあまり上位に食い込めていません。
▼2025年10月05日(日) 京都10R 藤森ステークス
【“同年の、JRAの、出走頭数が15頭以上のレース”において2着以内となった経験の有無別成績(2022年の大阪スポーツ杯・2023年以降の藤森ステークス)】
●あり [3-3-3-16](3着内率36.0%)
●なし [0-0-0-21](3着内率0.0%)
→年明け以降の戦績を素直に評価した方が良さそう。しばらく連対できていない馬は疑ってかかるべきでしょう。
▼2025年10月05日(日) 京都11R 農林水産省賞典 京都大賞典
【血統別成績(2020年以降)】
●父が
ディープインパクト系種牡馬 [4-1-1-12](3着内率33.3%)
●父がキングマンボ系種牡馬 [1-3-2-9](3着内率40.0%)
●父がキングマンボ系・
ディープインパクト系以外の種牡馬 [0-1-2-34](3着内率8.1%)
→血統がポイント。阪神芝2400m外で施行された2021~2022年を含め、キングマンボ系種牡馬や
ディープインパクト系種牡馬の産駒が優秀な成績を収めています。
▼2025年10月05日(日) 東京11R 毎日王冠
【出走数別成績(2019年以降)】
●16戦以内 [6-5-6-26](3着内率39.5%)
●17戦以上 [0-1-0-26](3着内率3.7%)
→キャリアの浅い馬が中心。出走数が17戦以上の馬は期待を裏切りがちでした。
次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】特選重賞データ分析編は10/5公開予定です。
