栗東所属リーディングジョッキー上位3名の6月8日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【坂井瑠星騎手】
6月8日(日)東京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,600m) シウダーエヴィータ
4R 3歳未勝利(ダ1,400m) ブルームノーズ
5R 2歳新馬(芝1,800m) シーミハットク
9R 香港ジョッキーCT(芝2,000m) ダイシンアポロン
11R 安田記念・G1(芝1,600m) マッドクール
12R 小金井特別(ダ1,600m) グラヴィス
11Rの安田記念は昨年の高松宮記念を制したマッドクールに騎乗。今回はデビュー戦以来のマイル挑戦となる。戦績を考えるとスプリンターなのには間違いないだろうが、1,400m戦も前々走の阪神Cで2着と好走し初勝利もこの距離だった。坂井瑠星騎手がどの様にマイルの距離をエスコートするのか注目の一戦となる。1Rの3歳未勝利ではシウダーエヴィータに騎乗する。ダートのレースを走るようになってからは【0-3-1-1】の成績で掲示板を外していない。東京競馬場のダートのマイル戦では2戦2着2回。何とか今回で勝利を掴み取りたい。
【岩田望来騎手】
6月8日(日)阪神競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) モズカトレア
3R 3歳未勝利(ダ1,400m) ペイドラロワール
4R 3歳未勝利(ダ1,800m) タイセイバンクール
5R 2歳新馬(芝1,400m) ペントハウス
6R 3歳未勝利(芝1,800m) ヒス
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) インディゴ
10R 洲本特別(ダ1,400m) ミッドナイトラスタ
11R 水無月S(ダ1,200m) アームズレイン
12R 3歳上1勝クラス(芝1,400m) ベルビースタローン
3Rの3歳未勝利はペイドラロワールに騎乗。前走は1番人気に支持されるも3着と敗れてしまったが、後ろからの競馬でも脚が使えることが分かったことは収穫だった。スムーズな競馬さえできれば上位候補の存在となるだろう。12Rの3歳上1勝クラスはベルビースタローンに騎乗する。昨年はファンタジーSでタイム差無しの3着と好走し、アネモネSでは8着に敗れたとはいえ勝ち馬からは0秒3差しか離れていなかった。今回はデビュー以来、最軽量となる53キロでの出走。古馬相手でも斤量差をいかして上位争いを期待したい。
【松山弘平騎手】
6月8日(日)東京競馬場
5R 2歳新馬(芝1,800m) タイガーゲイト
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) リプレゼント
10R 八王子特別(ダ1,400m) ウィンダミア
11R 安田記念・G1(芝1,600m) ウインマーベル
12R 小金井特別(ダ1,600m) ハリウッドブルース
11Rの安田記念はここまで重賞4勝のウインマーベルに騎乗。コンビで【4-4-1-7】と好成績を残している。昨年のマイルCSでは10番人気ながら3着と好走し、前走のサウジアラビアで行われた1351ターフスプリントではアスコリピチェーノとの激戦の末、見どころたっぷりの2着となっている。実力は疑いようがなく、スタートを決めいつもの様に好位をキープできれば悲願達成の可能性も十分だろう。12Rの小金井特別ではハリウッドブルースに騎乗する。前走では1番人気に支持されるも11着大敗を喫してしまった。展開待ちのところがある脚質なだけに、東京競馬場に舞台が戻り巻き返しを期待したい。