美浦所属リーディングジョッキー上位3名の6月7日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
6月7日(土)東京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) アドリアフレイバー
4R 3歳未勝利(芝2,000m) ホウオウヌーヴォー
6R 3歳未勝利(ダ1,300m) ナムラペルル
7R 3歳未勝利(芝1,600m) チェンジオブハート
9R 稲城特別(芝2,400m) ニヴルヘイム
10R 由比ヶ浜特別(芝1,400m) カラヴァジェスティ
11R 麦秋S(ダ1,400m) スタンリーテソーロ
10Rの由比ヶ浜特別はカラヴァジェスティに騎乗する。デビュー戦では、大外から目の覚めるような末脚を披露し、才能の片鱗をアピールした。近2走で苦労しているスタートは大きな課題となりそうだが、その点さえ克服できれば昇級初戦でもあっさりクリアできていい。7R3歳未勝利で騎乗するのはチェンジオブハート。母ウーマンズハートは、デビュー2連勝で新潟2歳Sを制し、強烈な末脚で話題をさらった。ここまで歯がゆい競馬が続いているが、3戦連続で同条件となる今回でそろそろ突破を決めたいところだ。
【丹内祐次騎手】
6月7日(土)東京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) スーパーキティ
3R 3歳未勝利(ダ1,600m) ノブレスジャン
4R 3歳未勝利(芝2,000m) ガーンディーヴァ
5R 2歳新馬(芝1,600m) マイネルマスター
6R 3歳未勝利(ダ1,300m) リッスンクロース
7R 3歳未勝利(芝1,600m) マロンカラノテガミ
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) コンアフェット
9R 稲城特別(芝2,400m) ズイウンゴサイ
11R 麦秋S(ダ1,400m) スクーバー
12R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) キャストロププ
9Rの稲城特別はズイウンゴサイに騎乗。1勝クラス昇級後は、6戦すべて2,400m以上のレースに出走し掲示板を確保し続けている。何度も上位争いを演じており、そろそろ順番が回ってきてもよさそうだ。大外枠となってしまったが、継続騎乗となる丹内祐次騎手の手綱捌きに期待したい。3Rの3歳未勝利ではノブレスジャンに騎乗する。今回がデビュー戦となる本馬。半姉エイシンガイアも3歳7月と遅いデビューになったが、11番人気ながら見事に初戦で勝利を飾っている。他の兄姉をみても初戦から動けている血統だけに、既走馬相手でも上位争いを演じてくる可能性はおおいにありそうだ。
【横山武史騎手】
6月7日(土)東京競馬場
5R 2歳新馬(芝1,600m) ベルバード
6R 3歳未勝利(ダ1,300m) シルフレイ
7R 3歳未勝利(芝1,600m) キューティリップ
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) パイシャオピン
10R 由比ヶ浜特別(芝1,400m) ソーダーンライト
11R 麦秋S(ダ1,400m) ペプチドタイガー
6Rの3歳未勝利はシルフレイに騎乗。デビューしてから、芝ダート問わず10戦で掲示板外はわずかに1回、馬券には6度絡んでいるここまでで、ダートのレースはすべて横山武史騎手が騎乗し4、2、2着ときている。裏を返せば、あと一歩決め手が足りていないところだが、何とか今回で勝利を掴み取りたい。8Rの3歳上1勝クラスではパイシャオピンに騎乗する。昇級初戦となった前走では、後ろからの競馬となってしまったが、素晴らしい末脚を披露し2着を確保した。前走から2キロ減の、デビュー以来最軽量53キロでの出走となる今回は、クラス慣れも見込まれるだけに勝ち上がりのビッグチャンスだろう。