美浦所属リーディングジョッキー上位3名の3月8日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
3月8日(土)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ジョイナーテソーロ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) ロングウェイホーム
5R 3歳未勝利(芝2,000m) エポナ
6R 3歳未勝利(ダ1,800m) クリプトス
9R 潮来特別(芝2,500m) レッドテリオス
10R 上総S(ダ1,800m) ガンウルフ
11R 中山牝馬S・G3(芝1,800m) ホーエリート
12R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) アンドアイラヴハー
メインレースの中山牝馬Sはホーエリートに騎乗。このレースと同条件で行われた昨年のフラワーCでは2着と好走。その後オークス、秋華賞ともに10着に敗れたが、自己条件に戻った年明けの迎春Sでは混合戦ながら見事に一発で勝ち切って再びオープンクラスに戻ってきた。今回はその時よりも斤量が1キロ減り、54キロでの出走となる。戸崎圭太騎手とは過去4戦でコンビを組み2勝をマーク。骨っぽいメンバーが揃ったが、上位争いを期待したい。9Rの潮来特別ではレッドテリオスに騎乗する。1勝クラス卒業に時間を要したが末脚は確実なタイプ。デビューしてから9戦中7戦をここ中山競馬場で走っており、舞台慣れはじゅうぶん。昇級初戦でも本命候補となる存在だ。
【丹内祐次騎手】
3月8日(土)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) グリューネベルグ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) ヘリオトロープ
3R 3歳未勝利(ダ1,200m) タルトポワール
5R 3歳未勝利(芝2,000m) パルファム
6R 3歳未勝利(ダ1,800m) プロフェータ
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) メイショウソムリエ
9R 潮来特別(芝2,500m) コルデアニル
10R 上総S(ダ1,800m) スノーグレース
12R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) ハニーコム
8Rの4歳上1勝クラスはメイショウソムリエに騎乗。デビュー以降、【1-4-6-2】と相手なりに好走し掲示板を外したのはわずかに1回という安定感の持ち主。小倉開催で絶好調だった丹内祐次騎手が初騎乗となり、どのようなレースを見せてくれるか注目したい。6Rの3歳未勝利ではプロフェータに騎乗する。今回のレースの舞台である中山ダート1,800m戦では5、2、4着と着は安定している。前走で掲示板を確保している馬も多く一筋縄ではいかないだろうが、上位争いに加わりたい。
【横山和生騎手】
3月8日(土)中山競馬場
6R 3歳未勝利(ダ1,800m) ロードスカイブルー
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ロードレヴェランス
9R 潮来特別(芝2,500m) カフェグランデ
11R 中山牝馬S・G3(芝1,800m) ジューンオレンジ
9Rの潮来特別はカフェグランデに騎乗。6か月の休み明けとなった前走では好位につけられたものの、最後は苦しくなり7着と敗れてしまった。叩き2走目となる今回は上積みも見込め、前々走の札幌日刊スポーツ杯くらいのパフォーマンスが発揮できれば勝機もじゅうぶんだろう。11Rの中山牝馬Sはジューンオレンジに騎乗する。3走前のポートアイランドSでは、今年の京都金杯4着馬のアスクコンナモンダに0秒1差、2走前のディセンバーSでは、先日の中山記念2着馬エコロヴァルツに0秒2差と、その後重賞で好走した強豪馬と差のない競馬が出来ている。前走は11着と大きな着順となってしまったが、近走の成績を鑑みると決して軽視できない存在だ。