週末の注目レースを
伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、クロッカスS・白富士S・門司S・
シルクロードS・
根岸Sの5レースです。
▼2025年02月01日(土) 東京10R クロッカスステークス
【“JRAの、出走頭数が12頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験の有無別成績(2020年以降)】
●あり [5-2-3-4](3着内率71.4%)
●なし [0-3-2-30](3着内率14.3%)
→12頭立て以上の重賞で善戦したことのある馬は堅実。なお、“JRAの、出走頭数が12頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験がない、かつ“東京の、出走頭数が11頭以上のレース”において7着以内となった経験がない馬は、2020年以降[0-0-0-22](3着内率0.0%)と上位に食い込めていません。
▼2025年02月01日(土) 東京11R 白富士ステークス
【前走の着順ならびに前走の1位入線馬とのタイム差別成績(2020年以降)】
●着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内 [5-5-3-13](3着内率50.0%)
●着順が2着以下、かつ1位入線馬とのタイム差が0.5秒以上 [0-0-2-35](3着内率5.4%)
→前走好走馬が優勢。大敗直後の馬は評価を下げるべきでしょう。
▼2025年02月02日(日) 小倉11R 門司ステークス
【前走の着順別成績(2021年以降)】
●5着以内 [3-2-3-12](3着内率40.0%)
●6着以下 [1-2-1-37](3着内率9.8%)
→こちらも前走好走馬が中心。ちなみに、前走の着順が6着以下、かつ“前年以降の、今回と同じコースのレース”において2着以内となった経験がない馬は、2021年以降[0-0-1-34](3着内率2.9%)です。
▼2025年02月02日(日) 京都11R シルクロードステークス
【馬齢が5歳以上だった馬の、“前年以降の、JRAの、G1・G2のレース”において“着順が11着以内、かつ4コーナー通過順が4番手以下”となった経験の有無別成績(2019年以降)】
●あり [1-4-3-23](3着内率25.8%)
●なし [0-1-0-51](3着内率1.9%)
→馬齢が4歳の馬は2019年以降[5-1-3-13](3着内率40.9%)だったので、素直に信頼して良さそう。一方、馬齢が5歳以上だったにもかかわらず3着以内となった馬の大半は、格の高いレースを積極的に使っている差し馬でした。
▼2025年02月02日(日) 東京11R 根岸ステークス
【出走数別成績(2022年以降)】
●21戦以内 [3-3-3-11](3着内率45.0%)
●22戦以上 [0-0-0-28](3着内率0.0%)
→出走数に注目したい一戦。キャリア22戦以上の馬は疑ってかかるべきだと思います。
次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】特選重賞データ分析編は2/2公開予定です。
