栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月28日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
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C.ルメール騎手】
12月28日(土)中山競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,800m)
マンボルンバ
3R 2歳未勝利(芝1,600m)
カーラデマドレ
4R 2歳未勝利(芝1,800m)
デアマトローナ
11R
ホープフルS・G1(芝2,000m)
アマキヒ
12R 2024ファイナルS(芝1,600m)
ニュージーズ
11Rの
ホープフルSは
アマキヒに騎乗。母
アパパネは現役時代の2010年に史上3頭目の牝馬三冠達成など合計G1を5勝する活躍をし、繁殖牝馬となってからも産駒全馬がJRAで勝ち星をあげているという名牝である。キャリアわずか1戦ではあるが、血統背景を考えるとこの舞台でいきなり勝負できても何ら不思議ない。12Rの2024ファイナルSでは
ニュージーズに騎乗。デビュー以降、
C.ルメール騎手が手綱をとり続け5戦3勝の成績を残している。昇級初戦ではあるが上位候補の1頭だ。
【
川田将雅騎手】
12月28日(土)中山競馬場
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m)
パンジャ
9R ベストウィッシュC(ダ1,200m)
ディキシーガンナー
10R
コントレイルC(ダ1,800m)
シンヨモギネス
11R
ホープフルS・G1(芝2,000m)
ピコチャンブラック
12R 2024ファイナルS(芝1,600m)
マラキナイア
メインレースの
ホープフルSは
ピコチャンブラックに騎乗する。デビュー戦で後続に7馬身差をつける圧勝劇を披露し一躍注目の的に。2戦目のアイビーSでは3か月の休み明けでプラス14キロの馬体重で登場し、初戦とは違い2番手からレースを進め直線で伸びるも2着という走りだった。今回は全国リーディング2位の
川田将雅騎手に乗り替わりとなり巻き返しを期待したい。9RのベストウィッシュCでは
ディキシーガンナーに騎乗する。これまでコンビでは【2-3-2-0】と複勝率100%をマークしている。惜しいレースが続いているだけにこのあたりで2勝クラス卒業を果たしたい。
【
松山弘平騎手】
12月28日(土)中山競馬場
4R 2歳未勝利(芝1,800m)
エオアリイ
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m)
トレミニョン
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,200m)
グランプレジール
11R
ホープフルS・G1(芝2,000m)
ジョバンニ
12R 2024ファイナルS(芝1,600m)
タシット
11Rの
ホープフルSは
ジョバンニに騎乗。デビュー戦を快勝した後は野路菊S、
京都2歳Sともに
エリキングの2着と好走している。スタートが課題となりそうだが、過去2戦で後塵を拝したライバルが不在の今回は何とか勝利をつかみ取りたい。8Rの3歳上1勝クラスは
グランプレジールに騎乗する。状態が良いようで12月は3回目の出走となる。9月の休み明け以降、一戦ごとにパフォーマンスをあげているのは好印象だ。未勝利を勝った後は惜しい競馬が続いているだけに、連闘策の今回は何が何でも結果を残したいところだろう。
