栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月15日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
12月15日(日)京都競馬場
5R 2歳新馬(芝1,600m) ビバジョー
6R 2歳新馬(ダ1,800m) トラスティソード
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) クルミナーレ
9R 小倉山特別(ダ1,800m) オウギノカナメ
10R サリオスC(ダ1,400m) ストレングス
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) アルレッキーノ
12R 東山S(芝1,400m) レッドシュヴェルト
11Rの朝日杯FSはアルレッキーノに4戦連続で騎乗。兄姉に目を向けると、半姉チェルヴィニアは今年のオークスと秋華賞を制覇、半兄ノッキングポイントは2023年に新潟記念を制覇し日本ダービー5着という成績をあげている。前走のサウジアラビアRCでは1.5倍の1番人気に支持されるも0.3秒差の5着に敗退。巻き返しに期待をしたい。8Rの3歳上1勝クラスではクルミナーレに騎乗。1勝クラスでは3戦連続で4着に敗れているが、前との差は0.4秒以内と大きく負けているわけではない。C.ルメール騎手も継続騎乗で何とか勝利を掴みたい1戦だ。
【川田将雅騎手】
12月15日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,800m) サトノスピカ
3R 2歳未勝利(ダ1,800m) ロードヴォイジャー
4R 2歳未勝利(芝1,800m) ショウヘイ
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) エボルヴィング
9R 小倉山特別(ダ1,800m) コトホドサヨウニ
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) アドマイヤズーム
12R 東山S(芝1,400m) ガロンヌ
メインレースの朝日杯FSではアドマイヤズームにデビュー戦から3戦連続の騎乗。前走の未勝利戦では先行し、直線でしっかり抜け出す競馬を披露してくれた。いきなりのG1挑戦となるが善戦を期待したい。注目は4Rの2歳未勝利で騎乗するショウヘイ。デビュー戦では評判馬マディソンガールに最後まで食い下がり0.1秒差の2着と好走し、3着以下は5馬身以上離す競馬を披露してくれた。この時の様な競馬ができれば、好走馬が揃ったここでも十分に勝ち上がれる存在だろう。
【坂井瑠星騎手】
12月15日(日)京都競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,400m) アスゴッド
3R 2歳未勝利(ダ1,800m) ルージュキャルト
5R 2歳新馬(芝1,600m) キムケンフォトン
6R 2歳新馬(ダ1,800m) メイショウアイル
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) ミスガリレオアスク
10R サリオスC(ダ1,400m) ナスティウェザー
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) タイセイカレント
12R 東山S(芝1,400m) レベレンシア
11Rの朝日杯FSはタイセイカレントに騎乗。前走のサウジアラビアRCでは、アルテヴェローチェに最後まで迫る差し脚を披露し2着と好走をした。今回は大外になってしまったが、近2走を見るとどういった展開からでもレースはできるはず。坂井瑠星騎手の手綱捌きに注目したい。2Rの2歳未勝利ではアスゴッドに騎乗。新馬戦以降、未勝利の身で挑んだOPクラスのもみじSを含めて5戦連続で掲示板を確保している。あと一歩という競馬はできており、このあたりで初勝利を掴んでおきたい。