栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月8日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、日曜日は
川田将雅騎手が香港国際競走へ騎乗のため、
松山弘平騎手を繰り上げて紹介する。
【
C.ルメール騎手】
12月8日(日)京都競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,800m)
ザイル
3R 2歳未勝利(芝1,600m)
モンテシート
4R 2歳新馬(ダ1,400m)
ライクアカプチーノ
5R 2歳新馬(芝1,800m)
ホウオウチェスター
8R 3歳上2勝クラス(ダ1,200m)
ノットファウンド
9R オリオンS(芝2,200m)
ココクレーター
10R
ブエナビスタC(ダ1,900m)
テリフィックプラン
11R
阪神JF・G1(芝1,600m)
ブラウンラチェット
11Rの
阪神JFへは
アルテミスSを制した
ブラウンラチェットに騎乗する。母フォエヴァーダーリングは現役時代アメリカのG2勝ちをマークし、繁殖にあがってからは国内外問わず今年のダート界を盛り上げた
フォーエバーヤングを輩出。今回も上位人気が予想されるが、3連勝で2歳牝馬界のトップに立てるか要注目だ。10Rの
ブエナビスタCでは
テリフィックプランに騎乗。3歳2月のデビュー戦こそ2着に敗れたが、そこから一気に3連勝で3勝クラスまで登ってきた。3勝中2勝が
C.ルメール騎手騎乗でマークしたもの。ここもあっさり勝利するようだと、ダート界にまた期待の新星が現れることとなるだけに、是非注目をしたい。
【
坂井瑠星騎手】
12月8日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m)
アメリカンクール
4R 2歳新馬(ダ1,400m)
プリマドンナアスク
5R 2歳新馬(芝1,800m)
スティレセイル
6R 2歳1勝クラス(ダ1,200m)
アメリカンステージ
11R
阪神JF・G1(芝1,600m)
ミストレス
11Rの
阪神JFは
ミストレスに騎乗。デビュー2戦ともにスタートから押してハナを主張する逃げの競馬を披露し、前走の
アルテミスSでは
ブラウンラチェットから0.2秒差の2着という成績だった。先行が上手い
坂井瑠星騎手が継続騎乗なのは頼もしく、頂点を目指したい。6Rの2歳1勝クラスでは
アメリカンステージに騎乗。前走は好スタートからハナに立ち、後続に2秒4も差をつける大楽勝。驚いたのはタイムで2009年にラブミーチャンがマークした2歳コースレコードを15年ぶりに塗り替えたのだ。デビュー以降3戦勝ちあぐねていたのが嘘のような競馬だった。勢いに乗り連勝を目指す。
【
松山弘平騎手】
12月8日(日)京都競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,800m)
マーウォルス
3R 2歳未勝利(芝1,600m)
ゲレル
5R 2歳新馬(芝1,800m)
エリカアンディーヴ
6R 2歳1勝クラス(ダ1,200m)
フェニーチェドーロ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m)
ジュンラトゥール
8R 3歳上2勝クラス(ダ1,200m)
プレヴィスト
9R オリオンS(芝2,200m)
ロードプレジール
11R
阪神JF・G1(芝1,600m)
ランフォーヴァウ
12R 鹿ケ谷特別(芝1,200m)
キャンシーエンゼル
メインレースの
阪神JFにはデイリー杯2歳Sの勝ち馬
ランフォーヴァウに騎乗。デビュー戦こそ奮わなかったが、近2走は見どころ十分のスピード感ある走りを披露してくれている。G2勝ちの実績を引っ提げて、評判馬たちとの戦いに挑む。7Rの3歳上1勝クラスでは
ジュンラトゥールに騎乗。今年に入ってから10戦すべてで掲示板をキープする安定感で、【1-4-3-2】の成績を残している。裏を返せばあとワンパンチ欲しいのが本音というところだろうか。今回は
松山弘平騎手が継続騎乗。前走ではいったんは先頭に立ったように、やるべきレースは分かっていると思うので、ここで1勝クラス突破を目指したい。