栗東所属リーディングジョッキー上位3名の10月5日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、
坂井瑠星騎手がフランス凱旋門賞に騎乗のため、繰り上がって
松山弘平騎手を紹介する。
【
C.ルメール騎手】
10月5日(土)東京競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m)
カネラフィーナ
4R 2歳新馬(芝1,600m)
ブルージュ
5R 2歳新馬(芝2,000m)
ウィクトルウェルス
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m)
フクチャントウメイ
8R 3歳上1勝クラス(芝1,800m)
ラスカンブレス
9R tvk賞(芝2,000m)
ジオセントリック
10R 赤富士S(ダ1,600m)
アッシュルバニパル
11R
サウジアラビアRC・G3(芝1,600m)
アルレッキーノ
メインレースの
サウジアラビアRCでは
アルレッキーノに騎乗。デビュー戦は超がつくほどのハイレベルの一戦で2着と逃げ粘り、前走の2歳未勝利では後続に1.2秒差もつける快勝だった。デビュー以降
C.ルメールとのコンビを継続中。ここでは主役候補の1頭となる。1レースの2歳未勝利で騎乗する
カネラフィーナも注目の1頭。デビュー戦ではラスト3ハロン33.1秒の鋭い末脚を繰り出し2着と好走。母ジョイカネラは
アルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン、父は歴史的名馬フランケルという超良血馬。デビュー戦の様な走りが出来れば勝ち負けが期待できる存在だ。
【
川田将雅騎手】
10月5日(土)京都競馬場
4R 2歳新馬(ダ1,400m)
ジャスパーノベル
5R 2歳新馬(芝1,600m)
アドマイヤズーム
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m)
アドマイヤジェイ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m)
パカーラン
8R 3歳上2勝クラス(芝2,400m)
ヴェローチェエラ
11R オパールS(芝1,200m)
プルパレイ
最注目は8Rの3歳上2勝クラスで騎乗する
ヴェローチェエラ。春は
京都新聞杯で3着となり、休み明けのルスツ特別では古馬相手にしっかりと勝ち切って2勝クラスへやってきた。昇級初戦となるが、ここまで【2-1-1-0】と相性抜群の
川田将雅騎手とのコンビならば、あっさりクリアしても何ら不思議無い。そして、6Rの3歳上1勝クラスで騎乗する
アドマイヤジェイにも注目。近3走は芝の1,200m戦で2着とあと一歩足りないレースが続いている。母は芝、ダート問わず活躍した
ライラプス。久しぶりのダートレース出走となるが、馬体が成長した今ならば良い方向に向くのではないだろうか。
【
松山弘平騎手】
10月5日(土)東京競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,600m)
ビッキーファースト
3R 2歳未勝利(芝1,800m)
フィーユチャン
4R 2歳新馬(芝1,600m)
エリカマユーリ
5R 2歳新馬(芝2,000m)
プロスペクトパーク
6R 3歳上1勝クラス(ダ2,100m)
タイセイアディクト
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m)
ゴンザーゴ
8R 3歳上1勝クラス(芝1,800m)
ミエノジュピター
9R tvk賞(芝2,000m)
アスクカムオンモア
10R 赤富士S(ダ1,600m)
プラーヴィ
11R
サウジアラビアRC・G3(芝1,600m)
フードマン
12R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m)
ベルウェザー
注目は9Rのtvk賞で騎乗する
アスクカムオンモア。前走は
菊花賞の出走を狙って
セントライト記念に挑戦するも6着となり、条件戦のこのレースへ出走してきた。2走前の3歳上1勝クラスを制した時のタイムは、同日に行われた2勝クラスの八ヶ岳特別よりも0.7秒も速かったことを考えれば、このレースでは主役候補となるだろう。3Rの2歳未勝利では
フィーユチャンに騎乗。デビュー戦こそ大敗したが、前走の2歳未勝利戦では一気にタイムを縮め3着と好走。2戦連続で鋭い末脚を使えており、1ハロンプラスとなるが上位候補の1頭だ。