週末の注目レースを
伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、朱鷺S・名鉄杯・
キーンランドC・
新潟2歳Sの4レースです。
▼2024年08月24日(土) 新潟11R 「佐渡島(さど)の金山」世界文化遺産登録記念 朱鷺ステークス
【“同年の、JRAの、オープンクラスのレース”において4着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
●あり [4-3-5-28](3着内率30.0%)
●なし [1-2-0-44](3着内率6.4%)
→年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。なお“同年の、JRAの、オープンクラスのレース”において4着以内となった経験がない、かつ馬齢が5歳以上の馬は2019年以降[0-0-0-35](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。
▼2024年08月25日(日) 中京11R 名鉄杯
【前走の着順ならびに前走の1位入線馬とのタイム差別成績(2019~2023年の阿蘇ステークス)】
●着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が1.2秒以内 [4-5-4-30](3着内率30.2%)
●着順が2着以下、かつ1位入線馬とのタイム差が1.3秒以上 [1-0-1-27](3着内率6.9%)
→8月上旬~8月中旬に施行されていた2019~2023年の阿蘇ステークスは、大敗直後の馬が不振。このレースも同様の決着を警戒しておくべきでしょう。
▼2024年08月25日(日) 札幌11R キーンランドカップ
【“同年の、JRAの、1000m超の、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験の有無別成績(2018年以降)】
●あり [6-5-5-37](3着内率30.2%)
●なし [0-1-1-40](3着内率4.8%)
→重賞を主戦場としてきた馬が中心。なお“同年の、JRAの、1000m超の、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった2頭は、いずれも“同年の、札幌・函館の、オープンクラスのレース”において1着となった経験がある馬でした。
▼2024年08月25日(日) 新潟11R 新潟2歳ステークス
【前走の馬体重別成績(2019年以降)】
●450kg未満 [1-0-0-20](3着内率4.8%)
●450kg以上 [4-5-5-27](3着内率34.1%)
→馬格が明暗を分けそう。小柄な馬は疑ってかかるべきだと思います。
次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】特選重賞データ分析編は8/25公開予定です。
