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ダービー卿チャレンジの関連ニュース
【ダービーＣＴ】インダストリア重賞初Ｖ 戸崎圭太騎手「馬を信じた」
©サンケイスポーツ
4月2日(日) 04:45
戸崎圭太騎手（４２）＝美浦・田島俊明厩舎＝とコンビを組んだ３番人気のインダストリアが直線で力強く抜け出して、重賞初制覇を飾った。今後は未定ながら、安田記念（６月４日、東京、ＧⅠ、芝１６００メートル）などが視野に入ってきそうだ。２着は２番人気のジャスティンカフェ。１番人気のレッドモンレーヴは７着に終わった。
◇
このコースは俺の庭だ！ 初夏を思わせる陽気に包まれた中山で、ピカピカに輝く鹿毛の巨体が躍動した。インダストリアが５度目の挑戦で重賞初制覇。戸崎騎手は穏やかな笑みを浮かべながら快勝劇を振り返った。
「最後の脚はいいものを持っている馬。外を回りすぎかなとも思いましたが、馬を信じてリズム良く行ったことで最後も爆発してくれました」
道中は中団を手応え良く追走。４コーナー手前から外を回って進出すると、心臓破りの急坂を駆け上がってからグイッと末脚を伸ばして突き抜けた。これで中山芝１６００メートルは３戦３勝。抜群の舞台適性を誇示した。
「重賞で人気になって結果を出せずに悔しい思いをしていたので、タイトルを取れてうれしいです」と宮田敬介調教師はほっとした表情。蹄に慢性的な不安を抱えているが、特殊な蹄鉄に打ち替えるなどの工夫を凝らしてきっちりと仕上げ切った。
今後はノーザンファーム天栄（福島県）に放牧に出されて、状態を見ながら次走が決定される。春の最大目標となりそうな安田記念は左回りだが、指揮官は「リズム良く運べれば違うはず。ムラなくコンスタントに力を出せるようにしたい」と前を向いた。課題を克服したとき、インダストリアはさらに上のステージでもスパークするはずだ。
■インダストリア 父リオンディーズ、母インダクティ、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡４歳。美浦・宮田敬介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は（有）サンデーレーシング。戦績９戦４勝。獲得賞金１億６８０万６０００円。重賞は初勝利。ダービー卿ＣＴは宮田敬介調教師が初勝利。戸崎圭太騎手は２０１５年モーリスに次いで２勝目。馬名は「物語に登場する架空の地名」。
【ダービーＣＴ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
4月2日(日) 04:44
◆ルメール騎手（ジャスティンカフェ２着）「力のいる馬場で５８キロを背負っていたことを考えればよく頑張っています。勝ち馬の後ろでベストの位置取りだったけど、最後は内にモタれていました」
◆菅原明騎手（ゾンニッヒ３着）「大外枠でだいぶ苦しい競馬でした。中途半端な競馬はしたくなかったので、ある程度の位置（３、４番手）から進みました。最後までよく頑張っています」
◆昆師（マテンロウオリオン４着）「直線で外に出すスペースがなかったので内を突くしかなかったが、馬はだいぶ復活してきている。これで楽しみができた」
◆松岡騎手（ウイングレイテスト５着）「競馬はうまくいきましたし、馬場が乾いてくれたのは良かったですね」
◆川田騎手（レッドモンレーヴ７着）「ゲート内で頭を下げたときに（扉が）開いて、こういう競馬になってしまいました。走り出しても集中することなく幼いままでしたが、ポテンシャルは高い馬なので、体と心が成長してくれば、と思います」
◆Ｍ．デムーロ騎手（ミスニューヨーク８着）「外へ進路を取りたかったけど、勝ち馬の手応えが抜群で他馬の並びからも内へ行かざるを得ず、最後は伸び切れませんでした」
◆菅原明騎手（ゾンニッヒ３着）「大外枠でだいぶ苦しい競馬でした。中途半端な競馬はしたくなかったので、ある程度の位置（３、４番手）から進みました。最後までよく頑張っています」
◆昆師（マテンロウオリオン４着）「直線で外に出すスペースがなかったので内を突くしかなかったが、馬はだいぶ復活してきている。これで楽しみができた」
◆松岡騎手（ウイングレイテスト５着）「競馬はうまくいきましたし、馬場が乾いてくれたのは良かったですね」
◆川田騎手（レッドモンレーヴ７着）「ゲート内で頭を下げたときに（扉が）開いて、こういう競馬になってしまいました。走り出しても集中することなく幼いままでしたが、ポテンシャルは高い馬なので、体と心が成長してくれば、と思います」
◆Ｍ．デムーロ騎手（ミスニューヨーク８着）「外へ進路を取りたかったけど、勝ち馬の手応えが抜群で他馬の並びからも内へ行かざるを得ず、最後は伸び切れませんでした」
【ダービーＣＴ】ルーキー佐藤翔馬騎乗のトーラスジェミニは最下位の１６着「駐立をうまくさせられず…」
©サンケイスポーツ
4月1日(土) 18:56
【ダービーＣＴ】ジャスティンカフェはルメール騎手との新コンビで２着「ベストの位置だったけど…」
©サンケイスポーツ
4月1日(土) 18:45
４月１日の中山１１Ｒで行われた第５５回ダービー卿チャレンジトロフィー（４歳以上オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、ハンデ、１６頭立て、１着賞金＝４１００万円）は、戸崎圭太騎手の３番人気インダストリア（牡４歳、美浦・宮田敬介厩舎）が直線で鋭く抜け出して重賞初勝利を挙げた。タイムは１分３３秒２（良）。
５８キロを背負ったジャスティンカフェ（２番人気）は、名手ルメール騎手との新コンビで２着。ベレヌスがレースを引っ張り、縦長の展開になる中、道中は中団追走から、勝負どころで前を行く勝ち馬を追いかけるように脚を伸ばしたが、３／４馬身届かず。惜しくも初タイトル獲得はならなかった。
◆クリストフ・ルメール騎手「力の要る馬場で５８キロを背負っていたことを考えれば、よく頑張っています。勝ち馬の後ろでベストの位置だったけど、最後は内にモタれていました」
５８キロを背負ったジャスティンカフェ（２番人気）は、名手ルメール騎手との新コンビで２着。ベレヌスがレースを引っ張り、縦長の展開になる中、道中は中団追走から、勝負どころで前を行く勝ち馬を追いかけるように脚を伸ばしたが、３／４馬身届かず。惜しくも初タイトル獲得はならなかった。
◆クリストフ・ルメール騎手「力の要る馬場で５８キロを背負っていたことを考えれば、よく頑張っています。勝ち馬の後ろでベストの位置だったけど、最後は内にモタれていました」
【ダービーＣＴ】大外枠スタートのゾンニッヒが３着 菅原明良騎手「中途半端な競馬はしたくなかった」
©サンケイスポーツ
4月1日(土) 18:37
４月１日の中山１１Ｒで行われた第５５回ダービー卿チャレンジトロフィー（４歳以上オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、ハンデ、１６頭立て、１着賞金＝４１００万円）は、戸崎圭太騎手の３番人気インダストリア（牡４歳、美浦・宮田敬介厩舎）が直線で鋭く抜け出して重賞初勝利を挙げた。タイムは１分３３秒２（良）。
重賞初勝利を目指したゾンニッヒ（５番人気）は、中山マイルでは不利とされる大外枠スタートから３着。上々のスタートを切り道中は４番手の位置につけると、外からきたインダストリアとともに直線で勢いよく急坂を駆け上がったが、最後は脚色が劣った。
◆菅原明良騎手「大外枠でだいぶ苦しい競馬でした。中途半端な競馬はしたくなかったので、ある程度の位置でレースを進めました。最後までよく頑張っています」
重賞初勝利を目指したゾンニッヒ（５番人気）は、中山マイルでは不利とされる大外枠スタートから３着。上々のスタートを切り道中は４番手の位置につけると、外からきたインダストリアとともに直線で勢いよく急坂を駆け上がったが、最後は脚色が劣った。
◆菅原明良騎手「大外枠でだいぶ苦しい競馬でした。中途半端な競馬はしたくなかったので、ある程度の位置でレースを進めました。最後までよく頑張っています」
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