当欄では、2/12(日)の出走馬たちの中から初めてブリンカーを装着する馬をピックアップしています。ガラリ一変の要素をはらんだ穴馬が隠れているかも?ぜひ馬券検討にお役立てください。
【2月12日(日)東京】
1R 3歳未勝利 ダ1400m
④
イサムサットン ⑩
ディヴァーザウェイ ⑮
ホウオウドラッカー
2R 3歳未勝利 ダ2100m
⑩
エドノトップラン
7R 3歳1勝クラス ダ1600m
⑨
バリアントバイオ
10R バレンタインステークス ダ1400m
①
オセアダイナスティ ⑦
コラルノクターン ⑩
コンバスチョン
9着に終わった新馬戦では一応先行力を示した1Rの⑩
ディヴァーザウェイ。千八の前走では全くいいところがなかったが、距離短縮とブリンカー装着の効果が出れば前進する可能性は考え得る。ダート短距離の強豪
シャマルの半弟に当たる血筋で、母のネイティヴコードは現役時東京千四で勝ち星をマークしたことのある馬。レースぶりを見る限り操縦性は低そうで巨体を持て余している印象もあるのだが、
木幡巧也騎手に手が替わって行き切れるようならば残り目も…?
【2月12日(日)阪神】
3R 3歳未勝利 ダ1400m
⑭
ロードサミット
6R 3歳未勝利 芝2000m
③
ゲットザナック
7R 4歳以上1勝クラス ダ1400m
③
クアトロフォンテ
9R 4歳以上1勝クラス 芝1600m
⑦
エリカフェリーチェ
いちかばちかの推奨になるが、3Rに出走する⑭
ロードサミットは面白いかもしれない。新馬戦は人気を集めるもスタート失敗からしんがりまま。しかし調教時計は相変わらず良いので、素質はまずまずありそうに思える。クロウキャニオン一族は全体的に芝向きの馬が多いが、ボレアス(
レパードS勝ち)や
キラウエアのようなダート馬もいる。それに今回のメンバーは近走着順・窺える舞台適性共にかなり低調であり、ブリンカーなどの効果によってこの馬の走りが常識にかかってくるようならば上位進出も狙えるだろう。妙味は感じられる。
【2月12日(日)小倉】
5R 3歳未勝利 芝2000m
②
スピーディブレイク ③
ウインステイトリー ⑥
ドゥライト
6R 4歳以上1勝クラス 芝1200m
⑮
アドヴァイス ⑱
メイショウツガミネ
12R 4歳以上1勝クラス ダ1700m
⑧
アウグスト ⑬
ビナホイアン
5Rの②
スピーディブレイクはデビュー3走全て出遅れている馬なのだが、いずれもまずまずの着順にまとめており能力は確か。血統面からすると速力はあるはずでブリンカー効果にも期待が懸かる。ローカルの芝2000mの距離はギリギリという印象もあるが、内目を立ち回れるようならばそう苦にはしないはず。後は相手関係がまずまず揃ったのがどうか。テン乗りの
今村聖奈騎手には減量特典を活かした騎乗ぶりに期待したいところだが。
(文:古橋うなぎ)