夢月
世紀末覇者 券王
きいいろ
エース1号
とぅっけ
田口啄麻
マカロニスタンダーズ
P-chan☆
にしのけいご
霧
エース2号
ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中京記念・馬場の有利不利、教えます! をお届けします! 土曜日の小倉芝のレース結果、小倉芝1800mで施行された最近の夏季開催におけるオープンクラスのレース結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。 この中間は週初にまとまった雨量を記録したものの、水曜日以降の降雨はなし。路盤の締まりがいいうえに、芝の状態も内柵沿いを除けば概ね良好。9R・大牟田特別(1勝クラス・芝1200m)の決着タイムは1分6秒9の高水準。走りやすいコンディションだったと推察される。 土曜日施行の芝平地競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は2、5、2、2、3、4番手。これだけを見ると前主導のように思えるが、4角先頭馬は【0.1.1.4】と劣勢気味。対照的に上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【4.2.2.4】という、上々の成績を収めている。展開次第で差し馬も間に合う馬場とみていいだろう。 枠順については真ん中より内が優勢。土曜日に行われた芝競走6鞍の3着以内馬18頭のうち、過半数の12頭を1~4枠の馬が占めている。また、勝ち馬はいずれも馬番1ケタ台。大きい馬番を引いた馬は、ロスの多い立回りを余儀なくされるせいか、最後のひと押しを欠くケースが目についた。 日曜日の開催中は雲の多い空模様。天気が急変し、馬場に大きな影響を及ぼすようであれば、外寄りの枠を引いた馬たちの優位性が増す可能性はある。とはいえ、相当の雨量でもない限り、一気に状況が様変わりするとも思えない。少なくとも、道中で外めを追走、なおかつ4角過ぎから馬群の外を回す後方勢が1~3着を独占するようなコンディションにはならないはずだ。 それゆえ土曜日に引き続き、内寄りを上手に立ち回る先行型や、道中で内~中を運びつつ脚をためる差し馬が優位という捉え方が、もっとも適切のように思える。枠順に関しては、やはり真ん中より内(1~4枠あたり)に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。 血統的には、小倉芝1800mで施行された最近の夏季開催におけるオープンクラスのレース(小倉日経オープン、中京記念)を参考にすると、サンデーサイレンス内包馬が堅調。なかでも、父か母の父にロベルト系またはキングマンボ系の種牡馬を持つ馬の好走頻度が高く、直近5回の3着以内馬15頭中8頭を占めている。該当する馬には警戒の目を光らせたい。 今回の中京記念の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~4枠)の要点をともにクリアしているのは、②ミスニューヨーク、③コルテジア、⑥アーデントリー。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。 【馬場予想からの注目馬】 ②ミスニューヨーク ③コルテジア ⑥アーデントリー