4月3日の中山9R・山吹賞(3歳1勝クラス、芝2200メートル)は、
田辺裕信騎手の1番人気
トーセンリョウ(牡3歳、美浦・
加藤征弘厩舎)が無傷の2連勝を飾った。タイムは2分17秒1(稍重)。
フリューゲルホルンが先手を取りレースはスローペースで進んでいく。勝負どころで各馬が動き出すと、道中で3、4番手につけていたトーセンリョウが直線外から力強く抜け出した。2億円(税抜き)で取引された良血馬が、5カ月ぶりの実戦を物ともせず人気通りの力を見せつけた。
2馬身半差の2着には
ブラックボイス(2番人気)、さらに2馬身差遅れた3着に
スリーエクスプレス(6番人気)が続いた。
◆田辺騎手(1着 トーセンリョウ)「調教ですごく動いていたので勝ったことに驚きはなく、思っていた通りに走ってくれました。ゲートを出ない血統なのでプレッシャーをかけないようにしましたが、普段から気を付けられているのも分かりました。いいものはあるので、気が上回らないでくれれば。まだ子供っぽいので、これから良くなりそうです」
トーセンリョウは、父
ディープインパクト、母カンビーナ、母の父Hawk Wingという血統。全兄の
トーセンカンビーナは
阪神大賞典2着、
天皇賞・春5着など長距離で活躍中。戦績は2戦2勝。
★【山吹賞】払い戻し確定!!