夏の小倉のフィナーレを飾るのは小回り電撃戦の「第40回
小倉2歳S」(9月6日)だ。毎週ドッと出走している元気いっぱいな九州産馬は先週の限定OP戦ひまわり賞で
ヨカヨカが無傷3連勝したが、
ルクシオンは果敢に重賞に挑戦する。高レベルの北海道産馬にひと泡吹かせられるか。
小倉6Fのデビュー戦はセンスの良さを印象付ける走りだった。道中は
イロエンピツとともに、余裕の手応えで後続をリード。ゴール前は独走の形となり、2着
アイアンムスメに3馬身の差をつけて圧勝した。
「スタートの良さも見せてくれたし、追えば追うだけ伸びそうな走りだったね。勝ち時計は平凡だったが、2、3着だった馬が次走で時計を詰めており、この馬もまだまだ時計は詰められると思うよ」と河内調教師。
先週のCWコースは3頭併せで一杯に追われ、6F82秒8、ラスト1F12秒2で年長馬を相手に最先着を果たした。
「デビューして間がないのにこれだけやれるのは、状態面に不安がないから。上積みがありそうだね。カイ食いがいいので調教がしやすい。ひまわり賞へ向かっても良かったが、中1週より中2週のほうがいいと思ったし、今年は頭数がそろいそうになかったので競馬がしやすいと思ってね」とニヤリ。九州産馬の
ヒロインとして、競馬史に足跡を残したい。(夕刊フジ)
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