11月9日の京都8Rで行われた第21回
京都ジャンプステークス(障害3歳以上オープン、J・GIII、芝3170メートル、別定、13頭立て、1着賞金=2900万円)は、
白浜雄造騎手騎乗の1番人気
ディライトフル(セン8歳、栗東・
大久保龍志厩舎)が逃げ切り勝ち。スンナリと先手を奪うと、道中は5~7馬身ほどのリードを保って逃げて、直線は危なげなく後続を振り切った。タイムは3分34秒6(良)。
5馬身差の2着には外めを差してきた
ルペールノエル(5番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着に先行粘った
ミヤジタイガ(3番人気)。
京都ジャンプSを勝った
ディライトフルは、父
フジキセキ、母ラスティックフレイム、母の父デインヒルダンサーという血統。北海道白老町・ 社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(株)ノースヒルズ。通算成績は20戦7勝(障害は5戦4勝)。障害重賞初制覇。
◆
白浜雄造騎手(1着
ディライトフル)「手応えはずっとよかったです。強い馬なので、馬を信じて乗りました。障害馬らしい落ち着きも出てきたけど、レースに行けば前向きさを出してくれる。こんなに強い馬になってうれしいです」
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大久保龍志調教師(1着
ディライトフル)「障害戦なので、最後まで(安心できない)とは思っていましたが、強い勝ち方でしたね。だんだんと障害になじんできた感じです。どんどんなじんでいけば、もっとうまくなると思います。脚元が弱かった馬なので、様子をみながら、大きいところを目指すことになるかなと思います」
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