第20回京都ジャンプステークス(10日、京都8R、J・GIII、障害3歳上オープン(混)、別定、芝・内→外3170メートル、1着本賞金2900万円=出走9頭)熊沢騎手と初コンビを組んだ2番人気タマモプラネットが3分33秒5(良)で逃げ切り、重賞初制覇を飾った。今後は小休止して来年に備える予定。3馬身差の2着が3番人気ミヤジタイガで、さらに4馬身差の3着が1番人気マイネルプロンプトだった。
◆熊沢騎手(タマモプラネット1着) 「完璧だった。折り合いがついて(レース前の)イメージと違った。返し馬から落ち着いていたしね。馬とけんかするところがなかった」
◆高田騎手(ミヤジタイガ2着) 「2番手を主張してくる馬がいたので、前を見る形で運んだのですが、勝ち馬を楽に行かせすぎましたね」
◆森一騎手(マイネルプロンプト3着) 「この馬にとってはペースが速く、忙しかったです」
タマモプラネット 父ネオユニヴァース、母チャームスター、母の父タマモクロス。芦毛の牡8歳。栗東・南井克巳厩舎所属。北海道新ひだか町・前田牧場の生産馬。馬主はタマモ(株)。戦績34戦6勝(うち障害19戦5勝)。獲得賞金1億4613万4000円(うち障害1億3223万4000円)。重賞初勝利。京都ジャンプSは南井克巳調教師が初勝利。熊沢重文騎手は1999年トキオワイルド、2002年ホッコーアンバーに次いで3勝目。馬名は「冠名+惑星。母名より連想」。
【京都ジャンプ】タマモプラネットが逃げ切って重賞初V
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11月10日(土) 14:23
【京都ジャンプ】流れに乗ってプロンプト
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11月9日(金) 13:00
マイネルプロンプトは2走前の小倉OPでしぶとく2着に粘り込み、前走の中山・清秋JSは62キロを背負って6馬身差の圧勝を決めた。「久しぶりの京都になるが、先週行って3段跳びの練習をしてきた。上手にこなしていたし、重賞で相手は強くなるが、前々で流れに乗って運べれば」と坂口則調教師。60キロでさらなる強さを発揮できそうだ。(夕刊フジ)
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ウマニティ
11月4日(日) 17:30