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アイビスサマーＤの関連ニュース
【アイビスＳＤ】ベルカント、ミルコで連覇！
©サンケイスポーツ
8月1日(月) 05:09
第１６回アイビスサマーダッシュ（３１日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１３頭）ミルコ・デムーロ騎乗の１番人気ベルカントが、２番手から楽な手応えで先頭に立つと、粘る２番人気のネロをアタマ差退けて重賞５勝目をマーク。人馬ともに連覇を飾った。タイム５４秒１（良）。この後は北九州記念（２１日、小倉、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）、スプリンターズＳ（１０月２日、中山、ＧＩ、芝１２００メートル）へと進み、２年連続のサマースプリントシリーズ王者＆ＧＩ初制覇を目指す。
千直では役者が一枚上だった。前年覇者のベルカントが勝負強さを見せつけてＶ。精密機械のようなラップを刻み、昨年と同じ走破タイム５４秒１で、２００８＆０９年のカノヤザクラ以来２頭目となる連覇を達成した。
「ネロがいい脚で前に行ったが、こちらも２番手で気持ち良く行けた。ベルカントも僕も直線競馬が好き。同じ馬で連覇ができてうれしいよ」
ミルコ・デムーロ騎手が満面に笑みを浮かべ、汗をぬぐう。パートナーが新潟の千直２戦２勝なら、鞍上も【４・１・０・１】と圧倒的な成績を残す千直のスペシャリストだ。また、サマージョッキーズシリーズも２１点とし、単独トップに立った。
内めの（４）番枠でも好スタートを決めて、外ラチ沿いを逃げたネロの２番手をあっさり確保した。残り３ハロンから他馬の鞍上が激しく手を動かし始める中、ベルカントは馬なりのまま先頭へ並びかける。鞍上が追い出したのはラスト１ハロン手前から。満を持して先頭に立つと、最後まで激しく抵抗してきたネロに差し返すことを許さなかった。
ノースヒルズの前田幸治代表も、重賞５勝目を挙げた愛馬の走りにご満悦だ。表彰式後にはベルカントを今年いっぱいで引退させて繁殖に上げることを発表。「キズナを種付けしたい。クラシックを意識できる子供が出てきてほしい」と花婿に自身が生産したダービー馬を指名した。オーナーブリーダーならではの夢配合だ。
ラストランこそ未定だが、この後は連覇がかかる北九州記念からスプリンターズＳへ向かい、２年連続のサマースプリントチャンピオンを狙う。引退へのカウントダウンに入ったベルカントが、現役生活のフィナーレへ向けて全力で駆け抜ける。 （板津雄志）
★３１日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
ベルカント 父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバー。栗毛の牝５歳。栗東・角田晃一厩舎所属。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬。馬主は（株）ノースヒルズ。戦績１９戦６勝。獲得賞金２億４４５７万３０００円。２０１３年ＧＩＩＩファンタジーＳ、１４年ＧＩＩフィリーズレビュー、１５年ＧＩＩＩアイビスＳＤ、ＧＩＩＩ北九州記念に次ぐ重賞５勝目。アイビスサマーダッシュは角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに昨年に次ぐ２勝目。馬名の意味は音楽用語で「美しい歌」。
【アイビスＳＤ】木幡巧、重賞初挑戦８着も「感謝」
©サンケイスポーツ
8月1日(月) 05:08
第１６回アイビスサマーダッシュ（３１日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１３頭）ルーキー・木幡巧騎手の重賞初騎乗となった１０番人気フレイムヘイローは８着。スタート後、内の馬に前に入られて苦しい位置取りに。しぶとく脚を使ったが、上位を脅かすには至らなかった。「前が速いですね。その中でもハミをかけたら反応してくれたし、頑張ってくれました」と木幡巧騎手はパートナーをねぎらった。重賞の舞台には「緊張は特になかったけど、憧れの緑ゼッケンには興奮しました。関係者の皆さんに感謝しています」と笑顔を見せた。
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【アイビスＳＤ】千直適性発揮！ネロ、アタマ差２着
©サンケイスポーツ
8月1日(月) 05:08
第１６回アイビスサマーダッシュ（３１日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１３頭）韋駄天Ｓ２着の２番人気ネロが、しぶとく食い下がって２着。大外（１３）番枠を生かして先手を奪い、ベルカントを従えてスピードに乗る。最後はアタマ差かわされたが、優れた千直適性を重賞でも発揮した。「タメをつくっていくと（ベルカントに）楽に勝たれちゃうからね。１頭になるとフワッとするから、つついてもらえて理想的だった。そのまま行ければよかったけど…」と内田騎手は唇をかむ。それでも持ちタイムは更新。重賞でも戦えるスピードを示し、今後も短距離路線で楽しみな存在だ。
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【アイビスＳＤ】プリンセスムーン成長に手応え３着
©サンケイスポーツ
8月1日(月) 05:08
第１６回アイビスサマーダッシュ（３１日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３９００万円 ＝出走１３頭）千直で２連勝中だった３番人気プリンセスムーンは、３着を確保するのが精いっぱい。いつもよりダッシュ良く好位に付け、前を目標に脚を伸ばしたが、最後は脚いろが同じになった。「凝縮された１０００メートルでしたが、１、２着馬に向いたペースになったからね。ゲートは今までで一番出てくれて、流れにも乗れたんだけど…」と北村友騎手は悔しさをにじませたが、「よくここまで成長してくれたと思う」と重賞初挑戦で力を示した相棒をたたえていた。
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【アイビスＳＤ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
8月1日(月) 05:07
◆蛯名騎手（アットウィル４着） 「初めての千直で一瞬で離されてしまった。その後も詰めてはいるけど、千直のぶん詰め切れなかった」
◆吉田隼騎手（ローズミラクル５着） 「壁をつくれなかった。もう少し外枠なら、自然と速い馬を前に置けたんだけど…」
◆石橋騎手（アースソニック６着） 「馬はすごく良かった。ただ左にモタれて減速加減になってしまい…。あそこがもう少しスムーズだったらね」
◆杉原騎手（ブライトチェリー７着） 「スタートは出たけど、どうしても前に行けず。でも、しっかりと脚は使っている」
◆柴田大騎手（マイネルエテルネル９着） 「忙しかった。もう少し時計のかかる馬場だったら…。休み明けで本調子にもなかったと思う」
◆村田騎手（ヤマニンプチガトー１０着） 「忙しいなかでも脚は使っている。しようがないね」
◆的場騎手（ヤサカオディール１１着） 「スタートが決まって、流れにも乗れたんだけど…」
◆西田騎手（ファンデルワールス１２着） 「千直の適性はあると思う。自己条件に戻れば」
◆柴田善騎手（サトノデプロマット１３着） 「スタートから流れに乗れず。千直適性はどうだろうか」
★３１日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
◆吉田隼騎手（ローズミラクル５着） 「壁をつくれなかった。もう少し外枠なら、自然と速い馬を前に置けたんだけど…」
◆石橋騎手（アースソニック６着） 「馬はすごく良かった。ただ左にモタれて減速加減になってしまい…。あそこがもう少しスムーズだったらね」
◆杉原騎手（ブライトチェリー７着） 「スタートは出たけど、どうしても前に行けず。でも、しっかりと脚は使っている」
◆柴田大騎手（マイネルエテルネル９着） 「忙しかった。もう少し時計のかかる馬場だったら…。休み明けで本調子にもなかったと思う」
◆村田騎手（ヤマニンプチガトー１０着） 「忙しいなかでも脚は使っている。しようがないね」
◆的場騎手（ヤサカオディール１１着） 「スタートが決まって、流れにも乗れたんだけど…」
◆西田騎手（ファンデルワールス１２着） 「千直の適性はあると思う。自己条件に戻れば」
◆柴田善騎手（サトノデプロマット１３着） 「スタートから流れに乗れず。千直適性はどうだろうか」
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