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東京スポーツ杯２歳Ｓの関連ニュース
【東スポ２歳Ｓ】クラウン、乗った出世街道！！
©サンケイスポーツ
11月25日(火) 05:06
第１９回東京スポーツ杯２歳ステークス（２４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳オープン国際（指）、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円 ＝出走１３頭）３日間開催の最終日を飾る２歳重賞は、ライアン・ムーア騎乗の４番人気サトノクラウンが馬群を割って、鮮やかな差し切りＶ。デビューから連勝を飾り、来春のクラシックへ名乗りを上げた。タイム１分４７秒９（良）。クビ差２着に１番人気アヴニールマルシェが入り、さらに３／４馬身差の３着は９番人気ソールインパクトだった。
世界の名手に導かれ、クラシックへの登竜門を制した。１０月２５日に新馬戦を勝ったばかりのサトノクラウンが重賞初制覇だ。
「直線は前があかなかったが、あいたら切れる脚を使ってくれた。新馬を勝ってすぐ重賞を勝つのはなかなかできない」
今回の来日では初となる重賞Ｖを決めたムーア騎手が若駒をたたえる。
スタート前、ゲート内でサトノが何度か立ち上がったが、鞍上は慌てない。出遅れることなく、中団からやや後方の内で追走。直線で前が壁になったが、残り２００メートル過ぎに僅かな隙間を突いて一気に伸びた。先に抜け出したアヴニールマルシェをクビ差捕らえてゴール。上がり３ハロン３３秒８は最速タイだ。
母ジョコンダＩＩはアイルランド産で、全姉ライトニングパールは英２歳牝馬ＧＩチェヴァリーパークＳ（芝１２００ハロン）の勝ち馬という良血。生産者のノーザンファーム吉田勝己代表は「（サトノが）おなかに入っている母を買ってきました。ヨーロッパの馬ですが、日本の馬場に合いますね。これは相当強い。クラシックが楽しみです」と期待の高さを示す。
ゲート内で立ち上がったため、発走調教再審査が課せられたが、試験に合格すれば支障はない。ムーア騎手も「最後の１ハロンで伸びてくれたし、距離は長ければ長い方がいい」と皐月賞、ダービーへ太鼓判を押す。
勝ち馬に２０１１年ディープブリランテ（１２年ダービーＶ）、１３年イスラボニータ（１４年皐月賞Ｖ）が名を連ねる出世レースで、逸材サトノクラウンが来春のクラシックへ名乗りを上げた。 （森田実）
★２４日東京１１Ｒ「東スポ杯２歳Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
【東スポ２歳Ｓ】アヴニール、痛恨の２着
©サンケイスポーツ
11月25日(火) 05:05
第１９回東京スポーツ杯２歳ステークス（２４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳オープン国際（指）、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円 ＝出走１３頭）１番人気アヴニールマルシェは痛恨の２着だった。好スタートを決めて５番手の内をリズムよく追走。直線でなかなか進路があかない中、ジャストドゥイングとソールインパクトの間をこじ開けて一旦は先頭に立ったが、外からサトノクラウンに急襲されて重賞初Ｖはお預け。北村宏騎手は「直線は狭いところを（アヴニールが）勇気を出して伸びてくれた。あれで差されてしまうとは…」と悔しさをにじませた。
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【東スポ２歳Ｓ】クラージュ、瞬発力勝負も５着
©サンケイスポーツ
11月25日(火) 05:05
第１９回東京スポーツ杯２歳ステークス（２４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳オープン国際（指）、馬齢、芝１８００メートル、１着本賞金３２００万円 ＝出走１３頭）２番人気クラージュシチーは中団でアヴニールマルシェを前に見る形で追走。直線はスムーズに外に持ち出されて追撃を開始しようとしたが、瞬発力勝負で不発に終わり、５着に終わった。戸崎騎手は「道中で少し気持ちが入っていたのは許容範囲だったが、直線は伸び切れなかった」と、未勝利戦を１０馬身差で圧勝していた馬の敗戦に首をかしげていた。
★２４日東京１１Ｒ「東スポ杯２歳Ｓ」の着順＆払戻金はこちら
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【東スポ２歳Ｓ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
11月25日(火) 05:04
◆福永騎手（ソールインパクト３着） 「前走は少しズブかったので、早めに仕掛けたら一気に先頭に立ってしまった。もう少しじっとしていれば勝てたかも」
◆田中勝騎手（エミネスク４着） 「しまいの反応がよく、突き抜けるかと思ったよ」
◆四位騎手（スワーヴジョージ６着） 「勝ち馬と同じ位置で競馬したが、外枠のぶん、出して行ったからね」
◆武豊騎手（グァンチャーレ７着） 「直線は内を狙っていたが、前があかなかった」
◆柴田善騎手（ディアコンチェルト８着） 「以前に乗ったときよりも、走るフォームが良くなっている」
◆岩田騎手（グリュイエール９着） 「ポジションを取りに、出して行ったので、気が燃えてしまった」
◆蛯名騎手（ジャストドゥイング１０着） 「追い出して伸び切れなかった」
◆柴山騎手（ストリートキャップ１１着） 「最後は伸びているが、他馬も速かった」
◆柴田大騎手（マイネルシュバリエ１２着） 「追ってから反応してくれなかった」
◆内田騎手（ペガサスボス１３着） 「まだ体に緩さがあり、ギアが上がってこなかった」
◆田中勝騎手（エミネスク４着） 「しまいの反応がよく、突き抜けるかと思ったよ」
◆四位騎手（スワーヴジョージ６着） 「勝ち馬と同じ位置で競馬したが、外枠のぶん、出して行ったからね」
◆武豊騎手（グァンチャーレ７着） 「直線は内を狙っていたが、前があかなかった」
◆柴田善騎手（ディアコンチェルト８着） 「以前に乗ったときよりも、走るフォームが良くなっている」
◆岩田騎手（グリュイエール９着） 「ポジションを取りに、出して行ったので、気が燃えてしまった」
◆蛯名騎手（ジャストドゥイング１０着） 「追い出して伸び切れなかった」
◆柴山騎手（ストリートキャップ１１着） 「最後は伸びているが、他馬も速かった」
◆柴田大騎手（マイネルシュバリエ１２着） 「追ってから反応してくれなかった」
◆内田騎手（ペガサスボス１３着） 「まだ体に緩さがあり、ギアが上がってこなかった」
【東スポ２歳Ｓ】サトノクラウンが無傷の２連勝！
©サンケイスポーツ
11月24日(月) 15:37
２４日の東京１１Ｒで行われた第１９回東京スポーツ杯２歳ステークス（２歳オープン、ＧＩＩＩ、芝１８００メートル、１３頭立て、１着賞金＝３２００万円）は、ライアン・ムーア騎手騎乗の４番人気サトノクラウン（牡、美浦・堀宣行厩舎）がゴール寸前で差し切って快勝。新馬戦に続く無敗のＶ２を成し遂げた。タイムは１分４７秒９（良）。
過去１０年の勝ち馬から６頭のＧＩ馬が出ている出世レースを制したのは、姉に英国ＧＩ馬を持つ良血馬サトノクラウンだった。ゴール寸前で馬群から鋭く抜け出して無傷のＶ２。世界ナンバーワンジョッキー、ライアン・ムーア騎手の手綱さばきがさえ渡った。
ゲート内で何度か立ち上がるしぐさを見せたサトノクラウンだったが、ゲートは五分に出てスタート。レースはグリュイエールが先行する姿勢を見せたが、マイネルシュバリエがかわして先手を取った。３番手にペガサスボス、ストリートキャップなどが続き、人気のアヴニールマルシェは５番手のインからレースを進める。直線は横に広がってどの馬もヒケを取らない激しい叩き合い。坂を上がってもなかなか抜け出す馬がいない大激戦となったが、道中後方にいたサトノクラウンがゴール寸前で馬群から鋭く抜け出してこの争いを制した。クビ差２着が断然人気のアヴニールマルシェ。２着から３／４馬身差の３着には９番人気の伏兵ソールインパクトが入っている。
サトノクラウンは、父Ｍａｒｊｕ、母ジョコンダＩＩ、母の父Ｒｏｓｓｉｎｉという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、里見治氏の所有馬。通算成績は２戦２勝。重賞初勝利。堀宣行調教師、ライアン・ムーア騎手ともに東スポ杯２歳Ｓは初勝利。
圧巻のアクションでキャリア１戦の馬をＶに導いたムーア騎手は「ゲートの中で（駐立は）悪かったが、出てからは落ち着いて走れていた。道中は落ち着かせて直線で脚を使わせようと思っていた。なかなか前があかなかったが、待っていて、あいてからは切れる脚を使ってくれたので勝つことができた。距離は２０００メートル、あるいはそれより長い方がいい。体も大きくなれば春に期待できると思う」といつもどおりクールな表情でレースを振り返っていた。
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過去１０年の勝ち馬から６頭のＧＩ馬が出ている出世レースを制したのは、姉に英国ＧＩ馬を持つ良血馬サトノクラウンだった。ゴール寸前で馬群から鋭く抜け出して無傷のＶ２。世界ナンバーワンジョッキー、ライアン・ムーア騎手の手綱さばきがさえ渡った。
ゲート内で何度か立ち上がるしぐさを見せたサトノクラウンだったが、ゲートは五分に出てスタート。レースはグリュイエールが先行する姿勢を見せたが、マイネルシュバリエがかわして先手を取った。３番手にペガサスボス、ストリートキャップなどが続き、人気のアヴニールマルシェは５番手のインからレースを進める。直線は横に広がってどの馬もヒケを取らない激しい叩き合い。坂を上がってもなかなか抜け出す馬がいない大激戦となったが、道中後方にいたサトノクラウンがゴール寸前で馬群から鋭く抜け出してこの争いを制した。クビ差２着が断然人気のアヴニールマルシェ。２着から３／４馬身差の３着には９番人気の伏兵ソールインパクトが入っている。
サトノクラウンは、父Ｍａｒｊｕ、母ジョコンダＩＩ、母の父Ｒｏｓｓｉｎｉという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、里見治氏の所有馬。通算成績は２戦２勝。重賞初勝利。堀宣行調教師、ライアン・ムーア騎手ともに東スポ杯２歳Ｓは初勝利。
圧巻のアクションでキャリア１戦の馬をＶに導いたムーア騎手は「ゲートの中で（駐立は）悪かったが、出てからは落ち着いて走れていた。道中は落ち着かせて直線で脚を使わせようと思っていた。なかなか前があかなかったが、待っていて、あいてからは切れる脚を使ってくれたので勝つことができた。距離は２０００メートル、あるいはそれより長い方がいい。体も大きくなれば春に期待できると思う」といつもどおりクールな表情でレースを振り返っていた。
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