追い切りの内容から“買い”の馬を見極める「お宝発見」が絶好調だ。先週の天皇賞・秋では、勝ち馬
ジャスタウェイを穴馬としてピックアップし、筆頭に挙げた2着
ジェンティルドンナとの馬単4510円をゲット。
菊花賞に続いて的中させた。今週の
アルゼンチン共和国杯については東京サンスポ・森田実記者、関東競馬エイト・戸田一生トラックマン(TM)、大阪サンスポ・渡部陽之助記者、関西競馬エイト・
坂本和也TMの4人が討論。関東は
ルルーシュ、関西は
アドマイヤラクティを推奨した。
森田 まずは関東から“坂路の番人”の戸田さん、お願いします
戸田 今週の馬場は最近でも一番タイムがかかっていたからね。そんな中でも
ルルーシュは僚馬を3馬身追走して併入。反応はよかったし、重い馬場であれだけのタイム(4ハロン51秒5)を出せたのは評価できる。藤沢和厩舎らしく調教量は足りているし、休み明けでも十分に力を出せそうだよ
森田 楽な手応えで軽々と坂路を上がってきましたからね。東京も得意ですし、重い印を打たないと。上がり馬
ホッコーブレーヴはポリトラックでシャープな伸び。気配はいいし、重賞初挑戦でも侮れません
坂本 栗東もウッドチップが重く、タイムがかかっています。タイム以上に全体的な雰囲気を重要視しました。
アドマイヤラクティはダイナミックで力強い動き。力が要るCWコース6ハロン80秒9も優秀です
森田 キビキビした走りでVTRからでも状態のよさが伝わってきたよ。今のところ◎はこの馬。渡部君は?
渡部 ボクは
アスカクリチャンが一番よく見えました。CWコースで助手がムチを一発入れると、一瞬でスッと伸びていきましたから。夏から使ってきた中でこれだけ動けるのは調子がいい証拠。本命候補です
森田 戸崎騎手も「着実に走る馬で、乗りやすそうですね」といいイメージを持っているし、穴でおもしろいかも
渡部 よく見えなかったのは
ニューダイナスティ。坂路で一杯に追われた割に伸びず、条件馬に遅れていました
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