伊吹雅也
マカロニスタンダーズ
第49回CBC賞(30日、中京11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、ハンデ、芝1200メートル、1着本賞金3800万円=出走14頭)サマースプリントシリーズ第2戦は、1番人気でトップハンデ58キロのマジンプロスパーが、直線で鮮やかに差し切って1分8秒0(良)のコースレコードV。同レース連覇で重賞3勝目を飾った。福永祐一騎手は今年JRA重賞初勝利。2着は2番人気のハクサンムーン、3着は3番人気のサドンストームが入った。 気持ちのいい初夏の陽光が降り注ぐなか、マジンプロスパーが力強く伸びる。トップハンデ58キロも何のその。昨年の勝ち時計を0秒7縮める1分8秒0のコースレコードを叩き出して、あざやかに連覇を達成した。 「枠(〔8〕枠(14)番)もよかったし、返し馬の感触も今までにないぐらいよかった。きょうは自信を持っていきました」 福永祐一騎手が、笑顔で汗をぬぐう。検量室前で元プロ野球選手の佐々木主浩オーナー(45)の出迎えを受けて、ハイタッチ。昨年12月のラジオNIKKEI杯2歳S(エピファネイア)以来となる、今年初のJRA重賞Vの余韻を味わった。