第124回
目黒記念(ウオッカメモリアル)(30日、東京12R、GII、3歳上オープン国際、ハンデ、芝2500メートル、1着本賞金5800万円=出走12頭)
池添謙一騎乗の5番人気・
コパノジングーが直線で素晴らしい切れ味を見せて、差し切り勝ち。重賞初制覇を果たした。2分34秒8(良)。逃げた
イケドラゴンが2着に粘り、
フェニコーンが3着。1番人気の
トップカミングは見せ場なく、9着に敗れた。
5歳の春を迎え、ようやく素質が開花した。
コパノジングーが父
アグネスタキオン譲りの決め手で強豪をまとめて一蹴。33戦目にして、待望の重賞Vを果たした。
「前走(烏丸S1着)の内容が良かったし、ここでもやれると思っていた。追い出してからの反応も良かったし、しっかり頑張ってくれた。これからも楽しみです」と
池添謙一騎手は会心の笑顔を浮かべた。
宮徹調教師も「力がついたね。折り合いがついて競馬が上手になったのも大きい」と本格化したジングーの成長ぶりに目を細めた。
次走は未定だが、2戦2勝と手の合う池添騎手とのコンビで、中長距離の重賞戦線を賑わすはずだ。