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京都大賞典の関連ニュース
【秋華賞】音無ナイト、ブエナ食い虎視眈々
©サンケイスポーツ
10月14日(水) 05:10
先週の毎日王冠（カンパニー）＆京都大賞典（オウケンブルースリ）を制した栗東の音無調教師が、モルガナイトで秋華賞に挑む。ナイトは連勝中で、２走前には阪神芝１８００メートルをコースレコードの１分４５秒１で快勝。トレーナーも高く評価する素質馬で、今の勢いは侮れない。勝負服はブエナビスタと同じ。２冠牝馬の“敵”は身内にいた！？
競馬に絶対はない。毎日王冠で単勝１．３倍のウオッカを破ったカンパニーがその言葉を証明した。同日の京都大賞典もオウケンブルースリが復活Ｖを決め、勢い十分の音無秀孝調教師が、モルガナイトでブエナビスタの３冠ムードに待ったをかける。
「ウオッカも３３秒８で上がっているけど、カンパニーの脚（３３秒０）がすごかったということやな。オウケンはビッシリやって仕上げには本当に自信があった。人気（３番人気）がなさすぎたな」
火曜朝、すれ違う人ごとに祝福の言葉をかけられた音無師は、レースを振り返りこう答えた。いつもに増して“音無節”は絶好調だ。連勝中のモルガナイトは、２走前に当時の阪神芝・外１８００メートルのコースレコード（１分４５秒１）で快勝。前走も出遅れながら、しっかりと折り合いがついてメンバー最速の上がり３ハロン３４秒８で差し切り勝ちを収めた。
「中１週だった前走で１０キロ馬体が減った。それで今回は中２週やろ。先週の時点で１０キロは戻っていたけど、馬体はギリギリ。この中間は体を戻すのに精一杯だった。追い切り後の馬体重が減っていたらアカンな」
もちろん、愛馬の高い能力を認めているが、今年２月のデビューで、初の重賞挑戦がＧＩ。相手が一気に強化されるうえ、間隔が詰まっているのだから、慎重になるのは当然だ。ただ、馬体さえ維持できていれば上位争いできることを示唆しているとも受け取れる。
「もともと走る馬だと思っていたが、デビューした頃は体質が弱かった。ここ２走は本来の力だね」と体質もしっかりして、本格化の兆しを見せている。今回は秋山騎手が初めてコンビを組むが、過去５戦とも違う騎手で戦っているだけに問題ない。
生産牧場、馬主ともブエナビスタと一緒。同じ勝負服がゴール前で激闘を演じ、サプライズな結果を演出することもあるかもしれない。（高尾幸司）
【次走報】アドマイヤフジは天皇賞・秋へ
©サンケイスポーツ
10月14日(水) 05:06
★…マイルＣＳ南部杯２着サクセスブロッケン（栗・藤原英、牡４）はＪＢＣクラシック（１１月３日、名古屋、交流ＧＩ、ダ１９００メートル）からＪＣダート（１２月６日、阪神、ＧＩ、ダ１８００メートル）へ。僚馬で京都大賞典８着トーホウアラン（牡６）はアルゼンチン共和国杯（１１月８日、東京、ＧＩＩ、芝２５００メートル）。
★…京都大賞典１４着テイエムプリキュア（栗・五十嵐、牝６）はアルゼンチン共和国杯かエリザベス女王杯（１１月１５日、京都、ＧＩ、芝２２００メートル）。９着クィーンスプマンテ（美・小島茂、牝５）はエリザベス女王杯へ。
★…大原Ｓを勝ったアーネストリー（栗・佐々木晶、牡４）はアルゼンチン共和国杯。僚馬で函館記念７着インティライミ（牡７）はアンドロメダＳ（１１月１４日、京都、ＯＰ、芝２０００メートル）。札幌記念１４着ミヤビランベリ（栗・加藤敬、牡６）はアルゼンチン共和国杯。
★…毎日王冠６着アドマイヤフジ（栗・橋田、牡７）、９着ヤマニンキングリー（栗・河内、牡４）は予定通り天皇賞・秋（１１月１日、東京、ＧＩ、芝２０００メートル）へ。
★…ペルセウスＳを勝ったセレスハント（栗・松永幹、牡４）はＪＢＣスプリント（１１月３日、名古屋、交流ＧＩ、ダ１４００メートル）を予定。除外なら武蔵野Ｓ（１１月７日、東京、ＧＩＩＩ、ダ１６００メートル）。武蔵野Ｓには藤森Ｓを勝ったアドマイヤゴルゴ（栗・橋田、牡５）も参戦。
★…京都大賞典１４着テイエムプリキュア（栗・五十嵐、牝６）はアルゼンチン共和国杯かエリザベス女王杯（１１月１５日、京都、ＧＩ、芝２２００メートル）。９着クィーンスプマンテ（美・小島茂、牝５）はエリザベス女王杯へ。
★…大原Ｓを勝ったアーネストリー（栗・佐々木晶、牡４）はアルゼンチン共和国杯。僚馬で函館記念７着インティライミ（牡７）はアンドロメダＳ（１１月１４日、京都、ＯＰ、芝２０００メートル）。札幌記念１４着ミヤビランベリ（栗・加藤敬、牡６）はアルゼンチン共和国杯。
★…毎日王冠６着アドマイヤフジ（栗・橋田、牡７）、９着ヤマニンキングリー（栗・河内、牡４）は予定通り天皇賞・秋（１１月１日、東京、ＧＩ、芝２０００メートル）へ。
★…ペルセウスＳを勝ったセレスハント（栗・松永幹、牡４）はＪＢＣスプリント（１１月３日、名古屋、交流ＧＩ、ダ１４００メートル）を予定。除外なら武蔵野Ｓ（１１月７日、東京、ＧＩＩＩ、ダ１６００メートル）。武蔵野Ｓには藤森Ｓを勝ったアドマイヤゴルゴ（栗・橋田、牡５）も参戦。
【京都大賞典】ブルースリＶ！秋天に名乗り
©サンケイスポーツ
10月12日(月) 05:07
第４４回京都大賞典（１１日、京都１１Ｒ、ＧＩＩ、３歳上オープン国際、別定、芝・外２４００メートル、１着本賞金６５００万円＝出走１４頭）ＧＩホースのプライドだ！ 昨年の菊花賞馬オウケンブルースリが、休養明けで５９キロを背負いながら大外から豪快に突き抜けて快勝。賞金を加算し、秋の天皇賞に有力馬として参戦だ。２分２４秒３（良）。管理する音無調教師は、毎日王冠をカンパニーで優勝。東西ＧＩＩの同日制覇を達成だ。１番人気のジャガーメイルは４着に敗れた。
オウケンブルースリが４コーナー後方２番手から豪脚を披露し、昨年の菊花賞以来となる勝利をマーク。賞金も加算して秋の天皇賞へ堂々と名乗りを上げた。
テイエムプリキュアとクィーンスプマンテが３番手以下を大きく引き離す展開にも、内田博幸騎手は一切動じなかった。「返し馬での雰囲気は良かったし、状態は良くなっていると思っていた。前は止まると思ったしね」と陣営の仕上げを信じ、後方待機でオウケンの競馬に徹した。４コーナーで一気に馬群が詰まると、大外に進路を取ってスパート。瞬時にギアがトップに入り、前を行く１２頭を抜き去ると、最後は手綱を抑える余裕でゴールした。
今年夏のクラス再編成で収得賞金が半分になり、京都大賞典で賞金を加算しなければ天皇賞出走は危ぶまれた。内田博はそれも承知の上でレースに臨み、最高の結果を出した。「じっくり立て直してここまで待った甲斐があったと思います」。前走の阪神大賞典は重馬場も影響して７着と１番人気を裏切る形に。その後は無理をせず、春は休ませたことがこの勝利につながった。「パワーもついてきたし、この秋はこの馬と一緒に歴戦の古馬相手に戦うことが楽しみです」とウチパクも惚れ込んでいる。
音無秀孝調教師はカンパニーの毎日王冠とのダブル重賞制覇。東京競馬場で勝利の瞬間を見たトレーナーは「５９キロを背負っていたし、次は使った上積みがあるだろう。腰がパンとさえすれば古馬になっても期待できると思っていた。あれだけ調教をビッシリやれたのだから、腰が悪かったらできないよな」。厩舎の看板馬の復権Ｖを喜んだ。
次なる目標は天皇賞、そして昨年５着だったジャパンＣ（１１月２９日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）だ。ウオッカを破った僚馬カンパニーとともに、６冠牝馬に襲いかかる。（高尾幸司）
オウケンブルースリが４コーナー後方２番手から豪脚を披露し、昨年の菊花賞以来となる勝利をマーク。賞金も加算して秋の天皇賞へ堂々と名乗りを上げた。
テイエムプリキュアとクィーンスプマンテが３番手以下を大きく引き離す展開にも、内田博幸騎手は一切動じなかった。「返し馬での雰囲気は良かったし、状態は良くなっていると思っていた。前は止まると思ったしね」と陣営の仕上げを信じ、後方待機でオウケンの競馬に徹した。４コーナーで一気に馬群が詰まると、大外に進路を取ってスパート。瞬時にギアがトップに入り、前を行く１２頭を抜き去ると、最後は手綱を抑える余裕でゴールした。
今年夏のクラス再編成で収得賞金が半分になり、京都大賞典で賞金を加算しなければ天皇賞出走は危ぶまれた。内田博はそれも承知の上でレースに臨み、最高の結果を出した。「じっくり立て直してここまで待った甲斐があったと思います」。前走の阪神大賞典は重馬場も影響して７着と１番人気を裏切る形に。その後は無理をせず、春は休ませたことがこの勝利につながった。「パワーもついてきたし、この秋はこの馬と一緒に歴戦の古馬相手に戦うことが楽しみです」とウチパクも惚れ込んでいる。
音無秀孝調教師はカンパニーの毎日王冠とのダブル重賞制覇。東京競馬場で勝利の瞬間を見たトレーナーは「５９キロを背負っていたし、次は使った上積みがあるだろう。腰がパンとさえすれば古馬になっても期待できると思っていた。あれだけ調教をビッシリやれたのだから、腰が悪かったらできないよな」。厩舎の看板馬の復権Ｖを喜んだ。
次なる目標は天皇賞、そして昨年５着だったジャパンＣ（１１月２９日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）だ。ウオッカを破った僚馬カンパニーとともに、６冠牝馬に襲いかかる。（高尾幸司）
【京都大賞典】スマートギア、地力証明２着
©サンケイスポーツ
10月12日(月) 05:06
【京都大賞典】１番人気も夢散…ジャガー４着
©サンケイスポーツ
10月12日(月) 05:05
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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