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| 着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 15 | 牝4 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 中村直也 | 488(-4) | 1.45.7 | 7.0 | 4 | 32.4 | ⑦⑧⑩ | |||
| 2 | 1 | 2 | 牝4 | 55.0 | 戸崎圭太 | 美 尾関知人 | 470(+10) | 1.45.8 | 1/2 | 13.2 | 6 | 33.0 | ④④③ | ||
| 3 | 4 | 7 | 牝6 | 55.0 | 佐々木大 | 美 堀宣行 | 468(-14) | 1.45.8 | クビ | 7.2 | 5 | 32.9 | ④④⑤ | ||
| 4 | 5 | 10 | 牝6 | 55.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 458(+4) | 1.45.8 | ハナ | 19.1 | 8 | 32.3 | ⑪⑬⑬ | ||
| 5 | 3 | 6 | 牝5 | 55.0 | 横山和生 | 美 菊沢隆徳 | 474(+10) | 1.46.1 | 1 3/4 | 58.2 | 12 | 32.2 | ⑮⑮⑮ | ||
| 6 | 7 | 14 | 牝7 | 55.0 | 木幡巧也 | 美 高木登 | 458(+2) | 1.46.2 | 3/4 | 49.7 | 11 | 32.9 | ⑬⑫⑩ | ||
| 7 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 美 宮田敬介 | 470(+16) | 1.46.2 | ハナ | 4.4 | 2 | 33.7 | ①①① | ||
| 8 | 3 | 5 | 牝4 | 55.0 | 横山武史 | 栗 須貝尚介 | 466(-2) | 1.46.3 | クビ | 29.3 | 9 | 33.2 | ⑦⑧⑥ | ||
| 9 | 4 | 8 | 牝4 | 55.0 | C.ルメー | 美 手塚貴久 | 458(+2) | 1.46.5 | 1 1/4 | 3.9 | 1 | 33.2 | ⑦⑪⑩ | ||
| 10 | 6 | 11 | 牝4 | 55.0 | 浜中俊 | 栗 四位洋文 | 478(+20) | 1.46.6 | 3/4 | 5.9 | 3 | 33.8 | ③③③ | ||
| 11 | 2 | 4 | 牝6 | 55.0 | 横山琉人 | 美 小島茂之 | 464(+8) | 1.46.6 | アタマ | 115.7 | 15 | 33.5 | ⑪⑧⑥ | ||
| 12 | 7 | 13 | 牝4 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 池添学 | 464(+10) | 1.46.8 | 1 | 13.8 | 7 | 33.8 | ④④⑥ | ||
| 13 | 6 | 12 | 牝5 | 55.0 | 三浦皇成 | 栗 庄野靖志 | 476(-8) | 1.46.8 | クビ | 44.6 | 10 | 33.7 | ⑦⑦⑥ | ||
| 14 | 8 | 16 | 牝5 | 55.0 | 荻野極 | 栗 茶木太樹 | 482(0) | 1.47.3 | 3 | 113.2 | 14 | 33.2 | ⑯⑯⑯ | ||
| 15 | 5 | 9 | 牝5 | 55.0 | 菊沢一樹 | 栗 野中賢二 | 492(+4) | 1.47.7 | 2 1/2 | 207.1 | 16 | 35.0 | ②②② | ||
| 16 | 2 | 3 | 牝4 | 55.0 | 大野拓弥 | 美 上原博之 | 480(+22) | 1.48.5 | 5 | 74.9 | 13 | 34.8 | ⑭⑭⑭ |
| ラップタイム | 13.0 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 11.9 - 11.7 - 11.0 - 11.1 - 11.1 |
|---|---|
| 前半 | 13.0 - 24.4 - 36.4 - 48.9 - 60.8 |
| 後半 | 56.8 - 44.9 - 33.2 - 22.2 - 11.1 |
■払戻金
| 単勝 | 15 | 700円 | 4番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 15 | 230円 | 3番人気 |
| 2 | 400円 | 6番人気 | |
| 7 | 280円 | 5番人気 | |
| 枠連 | 1-8 | 1,370円 | 6番人気 |
| 馬連 | 2-15 | 4,690円 | 18番人気 |
| ワイド | 2-15 | 1,440円 | 16番人気 |
|---|---|---|---|
| 7-15 | 880円 | 10番人気 | |
| 2-7 | 1,570円 | 19番人気 | |
| 馬単 | 15-2 | 9,230円 | 38番人気 |
| 3連複 | 2-7-15 | 9,100円 | 32番人気 |
| 3連単 | 15-2-7 | 68,610円 | 229番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
東京競馬場の芝は、Aコース開催の2週目。この中間は雨量計に上がる降水がなかったものの、土曜日の開催中は雨脚が強い時間帯があるなど、あいにくの空模様だった。しかしながら、JRA発表の馬場状態は最後まで良をキープ。東京芝コースらしい、排水性の良さを発揮している。
土曜日施行の芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、8、1、3、4、3、8番手。内寄りを通った先団勢が相応の頑張りを見せる一方、最後の直線で馬場の3~4分あたりを選択した差し馬の伸び脚も目を引く。そのあたりは留意すべきだろう。
事実、上がり3Fタイム1~2位をマークした馬は【4.5.1.2】の好成績。芝6競走の1~2着馬はいずれも、上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュしている。要するに、直線スピードの重要性が高く、メンバー上位の上がりを出せる馬が、幅をきかせるコンディションということだ。
日曜日開催中の天気予報は、晴のち曇(12日7時の時点)。降雨さえなければ時間の経過にしたがって、馬場はどんどん回復していくだろう。超高速上がりが頻出するまでには至らないかもしれないが、馬場の乾燥が進むにつれ、より末脚が活きやすいコンディションと化す可能性もじゅうぶんに考えられる。
となれば、枠順よりも決め脚を備えているかどうかのほうが重要。優先すべきは近走で出走メンバー上位の末脚を繰り出している馬だろう。そのなかでも、前走で上がり3Fタイム最速をマークし、なおかつ上位入線(3着以内)を果たしている馬にスポットをあてたい。
今回のアイルランドTの出走メンバーで該当するのは、⑦カナテープ、⑭ホウオウラスカーズ、⑯アンリーロード。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×ラップアナリスト「パッション安井」氏がアイルランドTを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) パッション安井(ラップアナリスト) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われるアイルランドTの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①アドマイヤマツリ【A】
美浦坂路単走(8日)。首の位置こそ高めだが、推進力が上に逃げるような完歩は少なく、馬場に対するアプローチも良好。手前替えをきれいにこなし、体も柔らかく使えている。ラストの反応と伸びも良かった。元来が坂路であまり稽古映えしないタイプ。その点を踏まえれば、上々の内容といえる。
②アンゴラブラック【B】
美浦W単走(8日)。パワフルな前さばきに対して、後肢の踏み込みは目を引くほどではない。ただ、自らハミを取って進んでいく前向きさは評価できるし、最後まで脚勢が衰えることもなかった。あと少し前後のバランスが良くなれば、といったところだが、決して稽古の雰囲気は悪くない。順調とみていいのではないか。
③キャットファイト【C】
美浦W単走(8日)。成長分もあってか、3歳時より馬体がたくましくなり、どっしりとした印象。その反面、全体的に動きが硬めで、歩幅も小さく映る。鞍上のゴーサインにこたえるべく、懸命に前へ進もうとする敢闘精神は評価できるが、本当に良くなるのはもう少し使ってからかもしれない。
④フィールシンパシー【B】
美浦W単走(9日)。前を行く併せ馬を目標に、直線では馬自らハミを取って進んでいく感じ。ジョッキー騎乗とはいえ、首を使ってリズム良く走れているし、集中力も最後まで維持していた。もう少し体を大きく使うことができれば言うことなしだが、それなりに持ち味は出せている印象。及第点の仕上がりだろう。
⑤リラボニート【B】
栗東坂路単走(8日)。中盤付近で鞍上が促すと手前を素早く替え、ギアも上がって鋭く加速。ただ、使える脚は短めで、その後は鞍上にすぐ気合をつけられる。そしてゴール前では、脚勢が少し緩んでしまった。反応自体は良いのだが、直線の長い東京で本馬の持ち味を活かせるかどうか。それが今回の焦点となる。
⑥セフィロ【F】
美浦坂路単走(9日・映像なし)。帰厩後は、25日と2日にウッドで併せ馬を消化。その後、月曜日(6日)に坂路で軽く時計を出し、今回は坂路で4F53秒1-ラスト1F12秒2をマークするなど、急ピッチで調整が進んでいる様子。それだけに動きを映像で確認できないのは残念な限り。今回はF判定とさせていただきたい。
⑦カナテープ【B】
美浦W単走(8日)。今回は近2走の当該週とは異なり、単走での調整。そのため当時と比較して、ゴール前の迫力こそ薄れているが、四肢のさばき自体は素軽く、それでいて力強さのある走り。手前替えもきちんとこなした。関屋記念当時のデキを超えるまでには至らないかもしれないが、特に大きく割り引くようなところもない。
⑧ボンドガール【B】
美浦W単走(8日)。コーナーで行きたがるしぐさを見せ、直線では手前がなかなか替わらなかったが、それは前走の当該週も同様。追われてからは歩幅がそれなりに広がり、手前が替わったあとのゴール標識前後の加速も悪くなかった。上昇とはいかなくても、おおむね前走くらいの状態にはある。
⑨ピースオブザライフ【C】
栗東坂路単走(8日)。この馬なりに集中力を保ち、前向きさがうかがえる登坂。だが、上体高めで後肢の入りが少し悪く見える走りは相変わらず。そのぶん、鞍上の仕掛けに対する反応が薄く、パワフルな前さばきのわりにラストの鋭さは今一歩。芝で決め手勝負になると厳しいかも。理想は他馬のキレが削がれる馬場だろう。
⑩ライラック【B】
美浦W併走(9日)。先導馬の勢いが良く、併走遅れのかたちになったため、そのぶん見映えはしないが、それでもひと頃と比べれば前後のバランスや体の使い方が良くなっている。もう少し反応が鋭くなれば理想的だろうが、着々と状態を上げてきているのは確かだ。
⑪セキトバイースト【B】
栗東CW単走(8日)。コーナーで若干行きたがる面を出していたが、許容範囲の類。直線では比較的スムーズな手前替え。身のこなしに硬さはなく、最後まで集中力のある走りだった。少し気になるのは、過去のオープンクラス好走時の調整過程とは異なり、中間に坂路で時計を出していないこと。そのぶん、評価はワンランク下げた。
⑫ドゥアイズ【B】
栗東CW単走(8日)。鞍上の手応え良くスムーズなコーナリング。直線に入ってからも、体幹しっかりのリズムがいい動き。四肢のさばきも柔らかい。鞍上がラストで気合をつけていたあたり、まだ本物ではないのかもしれないが、いい頃の状態に近づきつつあるのも確か。このひと追いで態勢は整いそうだ。
⑬サフィラ【F】
栗東CW単走(9日)。さきの月曜日(6日)に実質的な最終追い切り(映像なし)を施しているので、脚慣らしに近い感じの軽めの内容。脚さばき自体は問題がないように思えるが、この1本だけでは判断材料に乏しく、本稿執筆段階(9日時点)での判定は難しい。今回はFとさせていただきたい。
⑭ホウオウラスカーズ【F】
美浦坂路単走(6日・映像なし)。26日と1日に坂路で軽く時計を出し、さきの月曜日(6日)には坂路で4F53秒9-ラスト1F12秒9をマークしている。ただ、その後に追い切りを施した形跡はなく、本稿執筆段階(9日時点)での評価は難しい。なんにせよ、週末の動向および当日の気配は、しっかりチェックしておいたほうがいいだろう。
⑮ラヴァンダ【B】
栗東坂路単走(8日)。中3週で東上の臨戦過程は今春の府中牝馬S3着時と同じ。併せ馬だった当時の当該週とは異なり、チップを蹴り上げる量こそ少なめだが、それでも脚元の動きは力強く、身のこなしに硬さもない。比較的フォームも安定している。ひとまず順調とみてよさそうだ。
⑯アンリーロード【B】
栗東CW併走(8日)。コーナーで僚馬2頭の間へ入る際に少し集中力を乱し、直線立ち上がりでも若干ふわふわしていた。だが、手前を替えてからは前方に集中して、比較的スムーズな加速。鞍上のゴーサインにもきちんと対応し、最後は無理なく抜け出した。判断に悩ましいが、今回は手前変換後の走りを評価してのB判定としたい。

◆アドマイヤマツリ・宮田師「イメージ通りに成長して体に幅が出た。得意の舞台で結果を」
◆アンゴラブラック・尾関師「体質がしっかりして結果が出始めた。先につながる走りを」
◆アンリーロード・茶木師「デキは抜群。1800メートルはベスト。力を出し切れれば」
◆カナテープ・堀師「心身がまとまってきて、確実にしまいの脚を使えるようになった」
◆キャットファイト・上原博師「全体的にしっかりしてきた。久々がどうかでしょう」
◆サフィラ・池添師「トモ(後肢)に幅が出た。春先より動きも良くなっている」
◆セキトバイースト・四位師「秋初戦としてはいい感じ。上手に競馬ができるようになった」
◆セフィロ・菊沢師「相手はそろうが、どれくらいできるか」
◆ドゥアイズ・庄野師「今なら1800メートルも上手に走ってくれると思うし、芝で改めて」
◆ピースオブザライフ・野中師「芝でも勝っている。ある程度、前で流れに乗れれば」
◆フィールシンパシー・横山琉騎手「最近はひと息だけど、何とか頑張ってほしい」
◆ホウオウラスカーズ・高木師「前走はうまく前が開いた。きれいな馬場は歓迎です」
◆ボンドガール・手塚久師「(替えた)ハミの効果もあるし、別定もいい。スムーズなら」
◆ライラック・相沢師「前回よりいい。前が止まる流れなら」
◆ラヴァンダ・中村師「使って変わっていると思う。東京は一番いい。距離も問題ない」
◆リラボニート・須貝師「タフな馬。距離はベストだし、重賞でも」
2015~2024年(過去10年)に施行された当競走前身の府中牝馬Sにおける1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳までの3世代間で収まっている。ただし、6歳の好走(3着以内)は、前年の府中牝馬Sで複勝圏を確保していた馬のみ。気にとめておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
④フィールシンパシー ⑦カナテープ ⑩ライラック ⑭ホウオウラスカーズ
2015~2024年に行われた府中牝馬Sの所属別成績は、美浦【2.5.4.40】、栗東【8.5.6.69】。連対(2着以内)率の面では大差がない。その一方、前者の2着連対圏入りは、東京芝の連対経験馬のみ。この条件を満たしていない関東馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
③キャットファイト
2015~2024年に施行された府中牝馬Sにおける1~3着馬延べ30頭の前走を距離別で分けると、芝1600m、芝1800m、芝2000m、芝2200mの4組に集約される。なお、2200m組の連対(2着以内)は前走G1勝ち馬のみ。1600m・2000m組の2着連対圏入りは、前走が牝馬限定戦以外のレースだった馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①アドマイヤマツリ ⑤リラボニート ⑥セフィロ ⑨ピースオブザライフ ⑫ドゥアイズ ⑬サフィラ
2015~2024年に行われた府中牝馬Sにおいて、前走6着以下敗退から巻き返して2着連対圏入りを果たした馬は4頭。その4頭いずれもが、芝1800m重賞での好走(3着以内)歴を有していた。前走で掲示板を逃していた馬を狙う際は、過去の戦歴をしっかりチェックしておきたいところだ。
(減点対象馬)
③キャットファイト ⑨ピースオブザライフ ⑬サフィラ
2015~2024年の府中牝馬Sにおける1~2着馬延べ20頭全馬に、芝のオープンクラスでの好走(3着以内)経験があった。首位争いに加わるには、オープンクラスでの実績が不可欠といえよう。
(減点対象馬)
②アンゴラブラック ⑤リラボニート ⑥セフィロ ⑨ピースオブザライフ ⑯アンリーロード
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今年からレース名が変更されて回次は1回からカウントされるようになったが、レース条件や施行時期は昨年までの府中牝馬Sと同じなので、過去データはそちらを参照していきたい。
U指数1~3位のいずれかが毎年のように馬券に絡む点と、指数95未満の馬が3着以内に入るケースはほとんどないという点がこのレースの特徴で、2023年は2~3位の2頭がワンツーを決めた。2020年は上位3頭がいずれも4位以下、内2頭が指数95未満という真逆の結果になってしまったが、これはあくまでイレギュラーケースなので参考外。今年も例年通りの決着になることを前提に、指数上位勢を中心に攻めていきたい。
まず外せないのはU指数トップの⑧ボンドガール(97.4)だ。勝利を挙げたのは新馬戦のみだが、G1の秋華賞をはじめ重賞で6回の2着歴を持つ実績上位馬。東京コースも千八の距離もこなしているので、初コースにも問題なく対応してくるだろう。G2で大崩れすることは考えづらい。
次いで2位⑪セキトバイースト(97.1)に注目する。オープン入り後2戦はいささか期待外れだったが、続く都大路Sと府中牝馬Sの内容が秀逸。完全に軌道に乗った感がある。その2戦で跨った浜中騎手とも手が合うのだろう。前走と同じ舞台でしかも斤量減。ここも引き続き上位争いに加わってくる公算が大きい。
以下、芝千八で2着以内を外したことのない3位①アドマイヤマツリ(96.2)と、東京巧者で府中牝馬S2着、関屋記念1着と勢いに乗る5位⑦カナテープ(95.7)をピックアップする。

新設重賞となるため、データは2003~2024年に同条件で施行された府中牝馬ステークスを参考にする。同重賞の種牡馬成績をみると、ディープインパクトが【1.4.2.31】、キングカメハメハが【1.0.1.15】。日本競馬を牽引してきた二大種牡馬が1勝ずつにとどまっていることが最大の特徴といっても過言ではなく、世間から人気に推されるような主流血統は苦戦しやすい傾向にある。ディープインパクト産駒として初勝利を飾ることになった2020年サラキアにおいても、その人気自体は7番人気と低評価だった。
なお、かつての府中牝馬ステークスにおいて、別馬で2頭以上の勝ち馬を送り出した種牡馬はマンハッタンカフェ(2010年テイエムオーロラ、2016年クイーンズリング)に限られる。同種牡馬の産駒は非根幹距離に強いことでも知られているが、ディープインパクト然り、主流血統が勝ちあぐねている原因は、やはり1800mという舞台設定にありそうだ。
サフィラは、父ハーツクライ×母サロミナ(母の父Lomitas)。東京芝1800m適性が非常に高い一族で、半姉サラキアは2020年府中牝馬Sの勝ち馬であり、2019年エプソムカップでも牡馬を相手に2着となった経験を持つ。また、毎日王冠では、全兄サリオスが2020年と2022年で2勝を記録するほか、従兄シュネルマイスターも2021年1着、2023年3着と好走。Saldeを牝祖とする系統は、当該コースの重賞で【4.1.1.2】と抜群の相性を誇る。
ラヴァンダは、父シルバーステート×母ゴッドパイレーツ(母の父ベーカバド)。母の父に配されたベーカバドは、Cape Cross~Green Desert~Danzigと遡る父系だが、「母の父Danzig系」は【3.1.2.5】と好走率が高く、馬券圏外に敗れた5頭のうち3頭も4着だった。なお、本馬自身も東京芝1800mは今年から趣を変えた府中牝馬Sで3着の実績がある。近親にはヌーヴォレコルトがおり、血統背景を鑑みればさらなる躍進があって不思議ない。
ドゥアイズは、父ルーラーシップ×母ローズマンブリッジ(母の父ディープインパクト)。直仔こそ不振傾向にあるディープインパクトだが、母の父としては一転して優秀な成績を残しており、2023年ディヴィーナ、2024年ブレイディヴェーグと連勝するほか、2022年3着アンドヴァラナウト、2024年3着マスクトディーヴァと該当馬の3着内好走が続いていた。本馬も芝1800mでは大崩れしていないだけに、得意距離での一変に注意すべきだろう。
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アイルランドT2025 |