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夏の函館開催の幕開けを告げるスプリント重賞。札幌開催時代の第2~3回(1995~1996年)はノーブルグラスが連覇し、第3回に騎乗していた安田富男騎手は、この勝利で史上初となるJRA全10場重賞制覇記録を達成した。開催時期が6月に移ってからはややレベルが低下した感があるが、7月開催時代は、第4回(1997年)のマサラッキ、第6回(1999年)のシンコウフォレスト、第9回(2002年)のサニングデール、第10回(2003年)のビリーヴ、第15回(2008年)のキンシャサノキセキ、第18回(2011年)のカレンチャンと、G1馬やのちのG1馬が数多くの勝利を収めている。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第30回 |
2023年6月11日 函館 芝1200m |
キミワクイーン | 牝4 | 1:08.2 | 横山武史 | 美 | 奥村武 | 全着順を 見る | |
第29回 |
2022年6月12日 函館 芝1200m |
ナムラクレア | 牝3 | 1:07.2 | 浜中俊 | 栗 | 長谷川浩 | 全着順を 見る | |
第28回 |
2021年6月13日 札幌 芝1200m |
ビアンフェ | セ4 | 1:07.6 | 藤岡佑介 | 栗 | 中竹和也 | 全着順を 見る | |
第27回 |
2020年6月21日 函館 芝1200m |
ダイアトニック | 牡5 | 1:07.5 | 武豊 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第26回 |
2019年6月16日 函館 芝1200m |
カイザーメランジェ | 牡4 | 1:08.4 | 江田照男 | 美 | 中野栄治 | 全着順を 見る | |
第25回 |
2018年6月17日 函館 芝1200m |
セイウンコウセイ | 牡5 | 1:07.6 | 池添謙一 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る | |
第24回 |
2017年6月18日 函館 芝1200m |
ジューヌエコール | 牝3 | 1:06.8 | 北村友一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第23回 |
2016年6月19日 函館 芝1200m |
ソルヴェイグ | 牝3 | 1:07.8 | 丸田恭介 | 栗 | 鮫島一歩 | 全着順を 見る | |
第22回 |
2015年6月21日 函館 芝1200m |
ティーハーフ | 牡5 | 1:08.3 | 国分優作 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る | |
第21回 |
2014年6月22日 函館 芝1200m |
ガルボ | 牡7 | 1:08.5 | 津村明秀 | 美 | 清水英克 | 全着順を 見る | |
第20回 |
2013年6月16日 函館 芝1200m |
パドトロワ | 牡6 | 1:08.5 | 勝浦正樹 | 栗 | 鮫島一歩 | 全着順を 見る | |
第19回 |
2012年6月17日 函館 芝1200m |
ドリームバレンチノ | 牡5 | 1:09.4 | 松山弘平 | 栗 | 加用正 | 全着順を 見る | |
第18回 |
2011年7月3日 函館 芝1200m |
カレンチャン | 牝4 | 1:08.0 | 池添謙一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第17回 |
2010年7月4日 函館 芝1200m |
ワンカラット | 牝4 | 1:08.2 | 藤岡佑介 | 栗 | 藤岡健一 | 全着順を 見る | |
第16回 |
2009年7月5日 札幌 芝1200m |
グランプリエンゼル | 牝3 | 1:08.5 | 熊沢重文 | 栗 | 矢作芳人 | 全着順を 見る | |
第15回 |
2008年7月6日 函館 芝1200m |
キンシャサノキセキ | 牡5 | 1:08.4 | 岩田康誠 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第14回 |
2007年7月1日 函館 芝1200m |
アグネスラズベリ | 牝6 | 1:08.9 | 角田晃一 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る | |
第13回 |
2006年7月2日 函館 芝1200m |
ビーナスライン | 牝5 | 1:09.1 | 秋山真一郎 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第12回 |
2005年7月3日 函館 芝1200m |
シーイズトウショウ | 牝5 | 1:09.0 | 池添謙一 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第11回 |
2004年7月4日 函館 芝1200m |
シーイズトウショウ | 牝4 | 1:09.4 | 池添謙一 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第10回 |
2003年7月6日 函館 芝1200m |
ビリーヴ | 牝5 | 1:09.3 | 安藤勝己 | 栗 | 松元茂樹 | 全着順を 見る | |
第9回 |
2002年6月30日 函館 芝1200m |
サニングデール | 牡3 | 1:10.3 | 福永祐一 | 栗 | 瀬戸口勉 | 全着順を 見る | |
第8回 |
2001年7月1日 函館 芝1200m |
メジロダーリング | 牝5 | 1:09.5 | 武幸四郎 | 美 | 大久保洋 | 全着順を 見る | |
第7回 |
2000年7月2日 函館 芝1200m |
タイキトレジャー | 牡4 | 1:08.7 | 横山典弘 | 美 | 藤沢和雄 | 全着順を 見る | |
第6回 |
1999年7月18日 函館 芝1200m |
シンコウフォレスト | 牡6 | 1:09.4 | 四位洋文 | 美 | 栗田博憲 | 全着順を 見る | |
第5回 |
1998年7月19日 函館 芝1200m |
ケイワンバイキング | セ5 | 1:09.0 | 横山典弘 | 美 | 奥平真治 | 全着順を 見る | |
第4回 |
1997年7月13日 函館 芝1200m |
マサラッキ | 牡4 | 1:08.8 | 河内洋 | 栗 | 増本豊 | 全着順を 見る |
夏季競馬の短距離重賞の充実を図るために、1994年に「札幌スプリントステークス」の競走名で創設。格付けはG3。第3回までは札幌芝1200mで開催された。1997年の札幌競馬と函館競馬の開催順序入れ替えにともない、舞台を函館芝1200mに移し、競走名を「函館スプリントステークス」に改称。2006年からは、「サマースプリントシリーズ」の第1戦として行われている。
第1~6回は7月中旬、第7~18回は7月上旬(第9回のみ6月30日)、第19回以降は6月中旬に開催。
3歳以上馬が出走可能(ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可)。負担重量規定は別定。斤量は3歳52kg、4歳以上56kg(それぞれ牝馬は2kg減)。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた(4歳以上57kg、牝馬2kg減)。コースは第1~3回が札幌芝1200m、第4回以降が函館芝1200m(第16回のみ札幌芝1200m)。外国産馬は創設時より出走可能。地方競馬所属馬は1996年から、外国調教馬は2009年から、それぞれ出走可能となった。
1994年 | 「札幌スプリントステークス」の競走名でレース創設。格付けはG3。札幌芝1200mで第1回施行 |
---|---|
1996年 | 指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に |
1997年 | 舞台を函館芝1200mに移設。競走名を「函館スプリントステークス」に変更 |
2006年 | サマースプリントシリーズに指定 |
2009年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に。札幌芝1200mで施行 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | 札幌芝1200mで施行 |
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