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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | 牡6 | 59.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 530(+1) | 1.21.8 | 11.0 | 5 | 34.4 | ⑭⑨ | |||
2 | 6 | 11 | 牡7 | 56.0 | 鮫島克駿 | 栗 笹田和秀 | 488(+2) | 1.22.1 | 1 3/4 | 21.7 | 8 | 35.3 | ⑦⑥ | ||
3 | 8 | 16 | 牝6 | 56.0 | 武豊 | 栗 長谷川浩 | 496(+5) | 1.22.2 | 1/2 | 24.3 | 9 | 35.8 | ②② | ||
4 | 1 | 2 | 牡4 | 57.0 | 斎藤新 | 栗 安田隆行 | 482(+10) | 1.22.4 | 1 1/4 | 76.5 | 14 | 34.5 | ⑯⑯ | ||
5 | 6 | 12 | 牡4 | 56.0 | 浜中俊 | 栗 鈴木孝志 | 464(+2) | B | 1.22.4 | クビ | 15.8 | 6 | 36.1 | ②② | |
6 | 4 | 7 | セ4 | 57.0 | 幸英明 | 栗 松永昌博 | 456(-2) | 1.22.5 | クビ | 5.9 | 3 | 36.3 | ①① | ||
7 | 5 | 9 | 牡6 | 56.0 | 秋山真一 | 栗 石橋守 | 502(0) | 1.22.7 | 1 1/4 | 6.4 | 4 | 36.1 | ④⑥ | ||
8 | 3 | 5 | 牡4 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 安田隆行 | 484(-2) | 1.22.7 | アタマ | 3.6 | 1 | 36.3 | ④⑤ | ||
9 | 8 | 15 | 牡7 | 57.0 | 藤井勘一 | 栗 安田翔伍 | 526(-5) | 1.22.7 | クビ | 42.6 | 12 | 35.3 | ⑫⑫ | ||
10 | 7 | 14 | 牡6 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 北出成人 | 544(+2) | 1.22.9 | 1 1/4 | 4.2 | 2 | 36.4 | ④④ | ||
11 | 5 | 10 | 牡8 | 56.0 | 西村淳也 | 栗 西園正都 | 514(+2) | 1.23.0 | クビ | 37.0 | 11 | 35.5 | ⑭⑫ | ||
12 | 7 | 13 | 牡7 | 56.0 | 川須栄彦 | 栗 大久保龍 | 534(0) | 1.23.0 | クビ | 61.9 | 13 | 35.8 | ⑩⑪ | ||
13 | 2 | 4 | 牡5 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 安田隆行 | 506(-2) | 1.23.1 | クビ | 17.3 | 7 | 36.2 | ⑨⑨ | ||
14 | 4 | 8 | 牡4 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 杉山晴紀 | 492(+5) | 1.23.8 | 4 | 36.4 | 10 | 37.1 | ⑦⑧ | ||
15 | 1 | 1 | 牡8 | 56.0 | 荻野極 | 栗 湯窪幸雄 | 504(+4) | 1.23.9 | 1/2 | 113.7 | 15 | 36.7 | ⑫⑫ | ||
16 | 2 | 3 | 牡7 | 56.0 | 鮫島良太 | 栗 松田国英 | 500(+4) | 1.25.8 | 大差 | 248.3 | 16 | 38.6 | ⑩⑫ |
ラップタイム | 12.3 - 10.7 - 11.3 - 11.9 - 11.7 - 11.6 - 12.3 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.0 - 34.3 - 46.2 - 57.9 |
後半 | 58.8 - 47.5 - 35.6 - 23.9 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 6 | 1,100円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 6 | 400円 | 5番人気 |
11 | 930円 | 10番人気 | |
16 | 730円 | 9番人気 | |
枠連 | 3-6 | 1,590円 | 6番人気 |
馬連 | 6-11 | 22,160円 | 54番人気 |
ワイド | 6-11 | 5,110円 | 50番人気 |
---|---|---|---|
6-16 | 3,760円 | 42番人気 | |
11-16 | 11,650円 | 79番人気 | |
馬単 | 6-11 | 41,200円 | 99番人気 |
3連複 | 6-11-16 | 140,380円 | 254番人気 |
3連単 | 6-11-16 | 826,670円 | 1,380番人気 |
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土曜日の阪神ダート、ならびに直近1年以内に阪神ダート1400mで行われたオープン特別のレース結果、近年のプロキオンステークスの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は雨が降らない日がなく、土曜日も朝から雨に見舞われるあいにくの空模様。昼前に雨は止んだものの、ダートコースは終日含水の高い状態(不良→重/JRA発表)でレースが行われた。
土曜日の結果を振り返ると、中団より前めに位置した馬の強さが印象的だった。反面、向正面で10番手以降に控えていた待機組の上位進出も目につく。実際、土曜日施行のダート競走における上がり3ハロン上位3頭の成績は【3.4.2.3】。見た目以上に決め脚を要求される馬場とみていいだろう。
日曜日午後からの降水確率は10%。雨が降らなければ、それなりに回復するだろうが、完全に乾くとは思えない。土曜日同様、速い上がりを出せる馬に優位な状況が続くものと考えられる。それゆえ、前走または2走前にメンバー上位(3位以内)の上がり3ハロンタイムを記録している馬を重視するのが正解ではないか。
枠順については、中~外枠がやや有利の情勢。だが、決め脚上位の馬が幅を利かせやすい馬場であることに加え、騎手心理や陣営の思惑も働くことを想定すると、極端な偏りが出るとは思えない。ゆえにフラットという捉え方が、もっとも適当だと思われる。
血統面に関しては、直近1年以内に当該コースで行われたオープン特別の勝ち馬を父系別でみると、米国ミスプロ系、エーピーインディ系、キングマンボ系の3パターンに偏っている。該当馬は相応の警戒が必要だ。また、前走がJRAのオープン特別で6着以内、という馬が存在感を発揮しているのも当レースの特徴。覚えておきたいポイントといえよう。
今回の出走馬で、血統面および上述した馬場傾向(近2走内にメンバー上位の上がり3ハロンタイムを記録)の要点を満たしているのは、④ミッキーワイルド、⑤レッドルゼル、⑨スマートダンディー。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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◆エアスピネル・笹田師 「後半の(時間帯の)重い馬場で、しまいの動きを見るように。最後に気合をつけて、動きも良かったです」
◆カフジテイク・湯窪師 「以前に比べて稽古で動かない。年齢的なものかな。競馬に行ってしっかり走ってくれれば」
◆サトノファンタシー・松田師 「競馬の間隔はあきましたけど、追い切り本数は多くしている。1400メートルのダートは得意で阪神でも勝っていますからね」
◆サンライズノヴァ・音無師 「馬場が悪いなかだったけど、ちゃんと動けていた。(59キロの斤量は)勲章だと思って強気な競馬をしてほしい」
◆スマートアヴァロン・西園師 「攻めは動かない馬だけど、しっかり動けていた。ここ目標に調整してきました」
◆スマートダンディー・石橋師 「こういう(重い)馬場なので軽めに。変わらず順調です」
◆ダノンフェイス・川須騎手 「動きは良かったですよ。自分から動けていましたし、乗りやすかったです」
◆デュープロセス・安田隆師 「昨年の夏はすごい馬だと思いましたが、そこからが…。状態面でも(同厩舎の)2頭には劣るかなと思います」
◆トップウイナー・鈴木孝師 「変わらずいい状態です。具合がいいときに使おうと思ってここにきました」
◆ブルベアイリーデ・杉山師 「しっかりと動けていました。状態はいいですよ。馬場は乾いてほしいですね」
◆ミッキーワイルド・安田隆師 「稽古に対してだんだんとズブくなっていますね。馬体、体調はすごくいいです。(レッド)ルゼルと比較しても甲乙つけがたい」
◆ヤマニンアンプリメ・長谷川師 「雨の影響でポリもクッションが利いていて、時計が出すぎない感じで良かった。気持ちも入っています」
◆ラプタス・松永昌師 「動きは良かったよ。ずっと順調にきている。ここにきて去勢の効果が出て落ち着いてきたね」
◆レッドルゼル・安田隆師 「反応を確認する程度。しまいだけでシュッと動いてくれた。85~90点まで成長しています」
◆ワンダーリーデル・安田翔師 「いつものこの馬の動き。いつもの休み明けの状態で出走できます」
★プロキオンSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2010年以降(2010年は阪神、2011年は京都、2012~2019年は中京で施行)の3着以内30頭の馬齢をみると、4~8歳の範囲で収まっている。ただし、8歳の好走は近3走内にG1/Jpn1で3着以内、もしくは重賞で連対歴のあった馬に限られる。その点には注意を払いたい。
2010年以降、牡馬が8勝を含む17連対と攻勢。牝馬は2勝を含む3連対だが、出走頭数は17頭に過ぎず、連対率では牡馬を上回っている。対照的にせん馬の好走例はゼロ。出走頭数が少ないにせよ、データ的に強調しづらい印象を持つ。
前走の着順およびタイム差については、6着かつ0秒5差が最低ライン。前走が海外戦だった2017年の2着馬カフジテイクを除くと、2010年以降の2着以内馬はいずれもこの条件を満たしていた。
2010年以降、前走で当レースと同距離の1400m戦に出走し、0秒3以上のタイム差で負けていた馬は、例外なく3着以下に敗れている。前項と合わせて、押さえておきたいポイントといえよう。
前走がJRA戦の場合、その際の単勝オッズが7番人気以下だった馬の連対例は皆無。また、交流重賞組の好走は前走2番人気以内の馬に限定される。少なくとも前走で低評価だった馬が、ガンガン突っ込んでくるようなレースではない。
2年前にU指数12位のマテラスカイが勝利したものの、基本的に指数上位馬が強いレースで、過去5年間の3着以内馬の残りの14頭は、すべて一桁順位の馬で占められている。二桁順位の馬がノーチャンスとまでは言わないが、傾向的にも過度の期待をかけるべきではない。登録時点の9位はスマートダンディー(97.0)で、10位はミッキーワイルド(96.9)。その差はわずかに0.1だが、実はここに見えない大きな壁が存在することを忘れないほうがいいだろう。
指数だけでなく人気的にも上位が強力で、過去5年間の連対馬は例外なく単勝10倍未満。3着についても、いわゆる超人気薄が絡むことはなく、大穴を狙うのが難しいレースと考えることができる。指数上位かつ上位人気で確実に当てにいく。これがプロキオンSに対する正しいアプローチだ。
注目は、2位のサンライズノヴァ(100.4)、3位のサクセスエナジー(99.9)、4位のレッドルゼル(99.4)、5位のワンダーリーデル(98.8)の4頭。1位のエアスピネル(100.9)は長期休養明けの初ダートゆえに評価を割り引きたい。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、プロキオンSは10年ぶりに阪神ダート1400mで行われる。10年には阪神ダート1400mのコースレコード(当時)となる1分21秒8でケイアイガーベラ(父Smarty Jones)が逃げ切り勝ちを収めており、梅雨時で湿り気を帯びた馬場になりやすいことを踏まえても、スピード能力に秀でた血統を評価すべきだろう。
なお、直近1年以内に同コースで行われたオープン特別の勝ち馬を種牡馬ごとに列記すると、エンパイアメーカー(3勝)、カジノドライヴ(2勝)、ストリートセンス、ロードカナロア、マジェスティックウォリアーとなる。
スマートダンディーは、父エンパイアメーカー×母スマートオーシャン(母の父Mr. Greeley)。2代母Ocean Queenは96年ベイメドウズBCダービー-米G3の勝ち馬で、いとこに14年サンランドダービー-米G3を制したChituがいる血統。オープン特別を3勝している阪神ダート1400mはベストコースで、父エンパイアメーカーは母の父としてもエアアルマスが19年エニフSを制するなど、コース相性は折り紙付き。また、母の父はGone West直仔でもあり、渋った馬場を得意としていることにも頷ける配合だ。ただし、全8勝を5枠より外枠で挙げているように外目の枠順が望ましい。
ラプタスは、父ディープブリランテ×母エアラホーヤ(母の父ボストンハーバー)。2代母テンザンストームは96年テストS-米G1など重賞を3勝したCapote Belleの半妹。なお、遡ればElusive Quality(=Smarty Jonesの父)を出したNatashka牝系でもある。道悪の阪神ダートであれば持ち前のスピードを存分に活かせるので、雨予報が続くことも好都合だろう。また、使い込むと難しい部分を出すタイプなので、間隔をあけていることにも好感を持てる。
サクセスエナジーは、父キンシャサノキセキ×母サクセスアイニー(母の父ジャングルポケット)。3代母Colonial Watersは89年ジョンA.モーリスH-米G1の勝ち馬で、いとこに09年フェブラリーSをコースレコード(当時)で制したサクセスブロッケンなどがいる血統。斤量を背負いながら2連勝している充実ぶりが目を引くが、スムーズに競馬ができるか否かが焦点となる気難しさも抱えている。総じて牝系は渋った馬場を得意にしており、雨で馬場が軽くなることに不安はない。
(文・シンヤカズヒロ)
1996年にダート重賞路線の整備の一環で誕生したダ1400m重賞。記念すべき第1回(1996年)は、ナリタブライアンの対抗格として1994年のダービーに臨んだナムラコクオーが、屈腱炎を克服して2年ぶりの復活勝利を収めた。以降、第2回(1997年)のバトルライン、第5回(2000年)のゴールドティアラ、第10回(2005年)のブルーコンコルド、第12回(2007年)のワイルドワンダー、第16回(2011年)のシルクフォーチュンなど、ダートG1でも活躍する勝ち馬多数。第7~8回(2002~2003年)はスターリングローズが、第19~20回(2014~2015年)はベストウォーリアが、それぞれ連覇を達成している。