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かつては新馬、未勝利で初勝利を挙げた直後の馬も健闘していたが、G1に昇格した2017年以降の好走(3着以内)例は、2017年3着のステイフーリッシュ1頭のみとなっている。昇格前はさほど実績が問われることなく、いわゆる“青田買い”も成り立つレースだったが、さすがにG1ともなれば、将来性だけでは通用しないようだ。また、G1になって以降、前走タイム差0秒3以上敗退馬の出番はなし、条件クラス2着以下敗退から臨んだ馬の好走例も皆無で、該当する馬の深追いは避けたほうがいいだろう。なお、2017年以降の勝ち馬はいずれも、オープンクラスからの参戦馬だった。軸馬を検討する際、重視すべきポイントのひとつになる。舞台となる中山芝2000mは、ローカル競馬場の芝2000mと類似した形態だが、大きく異なるのはスタンド前直線に急勾配の上り坂があるところ。そのため、二度の登坂に耐え得るパワーと器用な脚の双方が求められる。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
2017年から2021年までのあいだは、勝ち馬がすべて3番人気以内、2着馬もみな4番人気以内と、人気サイドによるワンツー決着が続いていた。穴党泣かせのレースだったといえよう。だが、2021年に1番人気のコマンドラインが12着大敗を喫したことが呼び水になったのか、翌2022年はドゥラエレーデが14番人気の低評価を覆して勝利し、2~3着にも6~7番人気を引き連れてきたことで3連単は246万馬券の大波乱となった。そのあたりを鑑みれば、今後は人気薄の伏兵にも気を配る必要がありそうだ。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 9-5-1-5 | 45.0% | 70.0% | 75.0% | 100.0% | 92.0% |
2番人気 | 5-4-6-5 | 25.0% | 45.0% | 75.0% | 108.0% | 100.0% |
3番人気 | 1-4-2-13 | 5.0% | 25.0% | 35.0% | 37.0% | 56.5% |
4番人気 | 3-2-1-14 | 15.0% | 25.0% | 30.0% | 121.0% | 74.0% |
5番人気 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% | 0.0% | 44.0% |
6~9番人気 | 1-4-8-65 | 1.3% | 6.4% | 16.7% | 17.6% | 78.6% |
10番人気以下 | 1-0-1-95 | 1.0% | 1.0% | 2.1% | 93.4% | 28.5% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 5-3-0-0 | 62.5% | 100.0% | 100.0% | 107.5% | 110.0% |
2.0~2.9倍 | 2-2-1-2 | 28.6% | 57.1% | 71.4% | 58.6% | 71.4% |
3.0~4.9倍 | 6-2-5-9 | 27.3% | 36.4% | 59.1% | 105.0% | 85.5% |
5.0~7.9倍 | 4-7-3-11 | 16.0% | 44.0% | 56.0% | 109.6% | 96.0% |
8.0~14.9倍 | 2-1-3-31 | 5.4% | 8.1% | 16.2% | 64.1% | 50.0% |
15.0~19.9倍 | 0-1-1-15 | 0.0% | 5.9% | 11.8% | 0.0% | 51.2% |
20.0~49.9倍 | 0-4-5-48 | 0.0% | 7.0% | 15.8% | 0.0% | 80.5% |
50.0倍以上 | 1-0-2-99 | 1.0% | 1.0% | 2.9% | 88.8% | 31.9% |
◆配当(過去10年)
馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 9,060円 | 150円 | 1,203円 |
複勝 | 1,410円 | 110円 | 320円 |
枠連 | 29,300円 | 520円 | 3,718円 |
馬連 | 64,580円 | 530円 | 8,288円 |
ワイド | 13,070円 | 170円 | 2,247円 |
馬単 | 175,230円 | 840円 | 20,494円 |
3連複 | 232,970円 | 580円 | 35,508円 |
3連単 | 2,466,010円 | 2,760円 | 298,247円 |
【脚質】
G1に昇格した2017年以降、上がり3Fタイムの最速馬は【4.1.3.4】。及第点の成績を残しているようにも思えるが、最後の直線が310mほどしかないため、後方の位置取りからではなかなか届かないのも事実。勝ち馬の6頭中5頭は4コーナーを4番手以内で通過しており、10番手以下だった馬の最高着順は3着となっている。近年の傾向からも、しまいの脚だけで勝ち切るのは至難の業だ。ある程度の位置で立ち回り、長く脚を使えるようなタイプを有力視したい。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0-3-0-19 | 0.0% | 13.6% | 13.6% | 0.0% | 48.2% |
先行 | 10-9-6-55 | 12.5% | 23.8% | 31.3% | 154.5% | 77.3% |
差し | 10-7-12-68 | 10.3% | 17.5% | 29.9% | 55.6% | 87.8% |
追込 | 0-1-2-73 | 0.0% | 1.3% | 3.9% | 0.0% | 6.1% |
【枠順】
中山芝2000mは発走地点から最初のコーナーまでの距離が約400mと、じゅうぶんにある。しかも高低差が約2.2mある坂を上るとあって、ポジション取りもそれほど激しくはならない。ゆえに、枠順の有利不利が発生しにくいとされるが、このレースでは大きな馬番を引いた馬が劣勢を強いられている。2017年以降、12番枠より外の馬番から勝った馬はゼロ。対照的に1桁馬番の1~3着独占は3回を数える。有馬記念がそうであるように、歴戦の猛者たちですら外枠に苦しむ暮れの中山ターフ。成長途上の2歳馬ならなおさらだ。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2-1-2-19 | 8.3% | 12.5% | 20.8% | 98.8% | 45.0% |
2枠 | 4-3-4-19 | 13.3% | 23.3% | 36.7% | 41.3% | 75.7% |
3枠 | 2-3-3-23 | 6.5% | 16.1% | 25.8% | 15.8% | 108.1% |
4枠 | 2-3-3-28 | 5.6% | 13.9% | 22.2% | 16.7% | 71.7% |
5枠 | 4-1-1-29 | 11.4% | 14.3% | 17.1% | 64.3% | 31.4% |
6枠 | 3-4-4-27 | 7.9% | 18.4% | 28.9% | 259.2% | 85.0% |
7枠 | 2-2-3-33 | 5.0% | 10.0% | 17.5% | 12.5% | 49.0% |
8枠 | 1-3-0-37 | 2.4% | 9.8% | 9.8% | 11.0% | 15.9% |
【血統】
中山芝2000mで施行されるようになった2014年以降、2勝以上を挙げている種牡馬はディープインパクトに限られ、2014年シャイニングレイ、2015年ハートレー、2019年コントレイル、2021年キラーアビリティの4頭が勝ち馬として名を連ねている。なお、後継種牡馬も含めた種牡馬系統で見れば、キングカメハメハ系(2016年レイデオロ、2018年サートゥルナーリア、2022年ドゥラエレーデ)が3勝、ハーツクライ系(2017年タイムフライヤー、2020年ダノンザキッド)が2勝を記録。現状では、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの3系統からしか勝ち馬が出ていないことを気にとめておきたい(中山芝2000mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。
◆同コース種牡馬別成績(中山競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2019/04/14~2024/04/14
位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ディープインパクト | 22-24-19-107 | 12.8% | 26.7% | 37.8% | 54.7% | 84.0% |
2 | ハーツクライ | 20-15-14-137 | 10.8% | 18.8% | 26.3% | 127.7% | 81.8% |
3 | エピファネイア | 16-15-14-97 | 11.3% | 21.8% | 31.7% | 56.0% | 81.4% |
4 | ルーラーシップ | 14-10-16-114 | 9.1% | 15.6% | 26.0% | 77.5% | 58.6% |
5 | ハービンジャー | 12-10-13-118 | 7.8% | 14.4% | 22.9% | 74.4% | 53.3% |
6 | キズナ | 12-5-7-78 | 11.8% | 16.7% | 23.5% | 72.1% | 67.2% |
7 | モーリス | 11-8-6-54 | 13.9% | 24.1% | 31.6% | 61.6% | 85.8% |
8 | キングカメハメハ | 11-7-7-42 | 16.4% | 26.9% | 37.3% | 84.2% | 77.2% |
9 | ドゥラメンテ | 9-13-15-78 | 7.8% | 19.1% | 32.2% | 137.1% | 84.0% |
10 | スクリーンヒーロー | 8-7-2-62 | 10.1% | 19.0% | 21.5% | 57.0% | 45.6% |
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