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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 12 | 牝2 | 54.0 | 鮫島克駿 | 栗 池添学 | 478(-8) | 1.11.8 | 7.0 | 4 | 36.6 | ⑨⑥ | |||
2 | 3 | 3 | 牡2 | 54.0 | 武豊 | 栗 須貝尚介 | 468(0) | 1.12.0 | 1 1/4 | 5.4 | 3 | 37.5 | ①① | ||
3 | 2 | 2 | 牡2 | 54.0 | 横山武史 | 美 伊藤圭三 | 476(-8) | 1.12.0 | クビ | 23.0 | 8 | 35.8 | ⑬⑬ | ||
4 | 6 | 9 | 牝2 | 54.0 | 藤岡佑介 | 美 伊藤大士 | 486(-2) | 1.12.2 | 1 | 30.9 | 10 | 37.1 | ⑦⑥ | ||
5 | 6 | 8 | 牝2 | 54.0 | 斎藤新 | 美 斎藤誠 | 460(0) | 1.12.2 | アタマ | 17.5 | 7 | 37.0 | ⑨⑥ | ||
6 | 5 | 6 | 牡2 | 54.0 | 勝浦正樹 | 美 村田一誠 | 476(+4) | 1.12.2 | ハナ | 14.5 | 6 | 37.3 | ⑥⑤ | ||
7 | 5 | 7 | 牡2 | 54.0 | 浜中俊 | 栗 荒川義之 | 488(-4) | 1.12.3 | クビ | 79.7 | 12 | 36.8 | ⑫⑪ | ||
8 | 4 | 5 | 牡2 | 54.0 | 吉田隼人 | 美 久保田貴 | 468(-2) | 1.12.7 | 2 1/2 | 3.5 | 1 | 38.1 | ②② | ||
9 | 8 | 13 | 牡2 | 54.0 | 岩田康誠 | 栗 藤原英昭 | 478(-4) | 1.12.9 | 1 1/4 | 11.3 | 5 | 38.1 | ③③ | ||
10 | 4 | 4 | 牡2 | 54.0 | 松田大作 | 栗 渡辺薫彦 | 428(+6) | 1.13.4 | 2 1/2 | 184.1 | 13 | 38.3 | ⑦⑨ | ||
11 | 7 | 10 | 牡2 | 54.0 | 池添謙一 | 栗 清水久詞 | 480(+2) | 1.13.4 | アタマ | 4.9 | 2 | 38.2 | ⑨⑪ | ||
12 | 7 | 11 | 牝2 | 54.0 | 横山和生 | 美 高橋裕 | 430(+10) | 1.13.6 | 1 1/4 | 23.8 | 9 | 38.8 | ③⑨ | ||
13 | 1 | 1 | 牝2 | 54.0 | 三浦皇成 | 美 杉浦宏昭 | 452(+2) | 1.14.3 | 4 | 40.9 | 11 | 39.5 | ③③ |
ラップタイム | 12.3 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.3 - 13.1 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.0 - 34.5 - 46.4 - 58.7 |
後半 | 59.5 - 48.8 - 37.3 - 25.4 - 13.1 |
■払戻金
単勝 | 12 | 700円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 220円 | 4番人気 |
3 | 210円 | 3番人気 | |
2 | 570円 | 9番人気 | |
枠連 | 3-8 | 990円 | 5番人気 |
馬連 | 3-12 | 2,090円 | 6番人気 |
ワイド | 3-12 | 890円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
2-12 | 2,470円 | 32番人気 | |
2-3 | 1,790円 | 23番人気 | |
馬単 | 12-3 | 4,280円 | 16番人気 |
3連複 | 2-3-12 | 14,090円 | 52番人気 |
3連単 | 12-3-2 | 74,530円 | 280番人気 |
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◆アスクドリームモア・田中博助手「上積みがありそう」
◆オボロヅキヨ・松田騎手「前回より馬は良くなっています」
◆オマツリオトコ・佐々木秀助手「馬がしっかりしてきている」
◆ゴキゲンサン・藤岡佑騎手「少しピリッとしたところが出てきているのが、どうでるか」
◆シンゼンイズモ・浜中騎手「1200メートルは少し忙しいかも」
◆スプレモフレイバー・吉田隼騎手「前走くらいの競馬はできると思う」
◆ニシノシークレット・勝浦騎手「芝でどうかですが、スピードがあるので期待しています」
◆ニーナブランド・横山和騎手「1000メートルで勝っているのでカリカリしているところはあります」
◆ブトンドール・鮫島駿騎手「新馬戦がいい内容。上積みもあると思います」
◆ミシェラドラータ・池添騎手「落ち着きがある中で、気持ちも前を向いています」
◆ミスヨコハマ・斎藤誠師「他馬を気にするところがあるようですが、3戦目ですしレースにいけば大丈夫だと思う」
◆ロッソランパンテ・木幡助手「口向きの関係で1200メートルの方がスムーズに流れに乗れそう」
2012年以降の3着以内馬30頭のうち、24頭が前走函館コース出走馬。函館組が優位であることに疑う余地はない。ただし、芝1200mの新馬・未勝利を4角先頭で通過し、走破タイム1分10秒0超かつ着差0秒1以内の辛勝からの臨戦馬が2着連対圏入りしたケースはゼロ。その点は考慮したいところだ。
(減点対象馬)
⑧ミスヨコハマ
2012年以降、前走で北海道エリア以外のレースに出走していた馬の2着連対圏入りは、2019年2着のタイセイビジョン1頭だけ。同馬は阪神芝1400mの新馬戦で0秒4差の快勝劇を演じていた。相応のパフォーマンスを示していない、道外組は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
①ロッソランパンテ
2012年以降、前走でダート戦を使っていた馬は【0.1.0.35】。唯一の2着馬は前走が7馬身差のレコード勝ちだった。ダートからの転戦馬が首位争いを演じるには、前走でかなり突出した勝ち方が求められる。
(減点対象馬)
②オマツリオトコ ⑥ニシノシークレット
2012年以降の1~3着馬はいずれも、前走の最終4角通過順位が5番手以内だった。前走の最終4角通過順位が6番手以降だった馬は過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
⑦シンゼンイズモ
前走の馬体重については、牡馬なら430キロ以上、牝馬は410キロ以上がひとつの目安。2012年以降の3着以内全馬がこの条件を満たしていた。
(減点対象馬)
④オボロヅキヨ
2012年以降の1~2着馬は、いずれも2~5月に生まれた馬だった。世代最初の重賞ゆえに、1月の早生まれがもっと活躍してもよさそうなものだが、最高着順は3着にとどまっている。傾向を重視するならば、2月から5月生まれの馬を連対候補として優先すべきだろう。
(減点対象馬)
②オマツリオトコ ⑫ブトンドール
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2歳世代最初の重賞レース。キャリア1~2戦の馬の出走がほとんどで、まだ能力の片りんを見せていない馬も多く、U指数の順位通りに攻略するのは難しい一戦である。2017年2着のウインジェルベーラ(13位、12番人気)のように、指数も人気も二桁順位という馬の馬券絡みも頻ぱんに見られるため、馬券を的中させるにはひと工夫もふた工夫も必要になるといえる。
ただ、1着馬に関しては指数上位の奮闘が目立ち、昨年は3位のナムラリコリスが3番人気で優勝した。また、2018年1着のアスターペガサス(8位、2番人気)や2020年3着のラヴケリー(6位、3番人気)のように、やや指数に劣る馬が好走する際は、たいていが上位人気。このポイントを押さえ、今年の上位好走馬に迫っていきたい。
U指数上位勢で配当妙味がありそうなのは、1位⑥ニシノシークレット(81.9)と2位⑪ニーナブランド(80.3)。人気サイドで押さえておきたいのは、3位⑤スプレモフレイバー(78.8)と5位③クリダーム(78.4)。今年はこの4頭を中心に勝負する。
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世代最初のJRA重賞として施行されるようになった1997年以降、函館2歳Sでは2勝以上を挙げた種牡馬がいないことも特徴のひとつ。昨年もジョーカプチーノ産駒の3番人気ナムラリコリスが勝ち、同種牡馬の産駒は本競走初勝利を飾ることになった。一方、直近2年はマツリダゴッホの血を引く馬が連勝しており、昨年の勝ち馬ナムラリコリスは母の父に、2年前の勝ち馬リンゴアメは父に、その名前が刻まれていることは気に留めておきたい。
また、近年は母の父にサクラバクシンオー系種牡馬を配された馬も「2-2-2-8」と存在感を示し、15年ブランボヌール&19年ビアンフェは姉弟制覇を果たした。ほか、16年レヴァンテライオン(父Pioneerof the Nile)や18年アスターペガサス(父Giant's Causeway)といったアメリカ産の外国産馬も勝ち馬として名を連ねているように、Storm CatやUnbridled、フォーティナイナーなど、アメリカ系のスピード血脈も評価しやすい傾向が見受けられる。
クリダームは、父ハーツクライ×母ブーケトウショウ(母の父サクラバクシンオー)。顕著な活躍を見せる母の父の血脈はもちろんのこと、本馬においては2代母マザートウショウが92年函館3歳Sの勝ち馬という血統背景も見逃せないポイントのひとつ。34秒1-35秒4の前傾ラップでまとめた新馬の勝ちタイムもメンバー最速と申し分なく、好スタートを決めながら2番手で我慢させた経験も重賞の舞台でこそ活きてくるものだろう。
ニーナブランドは、父ダンカーク×母カルディア(母の父ゼンノロブロイ)。父系はUnbridled’s Song、Unbridledへと遡るが、同系統からは16年の勝ち馬レヴァンテライオンが出た。また、父系祖父Unbridled’s Songは姉弟制覇を達成したブランボヌール&ビアンフェの近親(2代母アジアンミーティアの全兄)であることも強調できるだろう。新馬では危なげのない逃げ切り勝ちを披露していたが、この早期完成度の高さは重賞でも侮れない。
ブトンドールは、父ビッグアーサー×母プリンセスロック(母の父スウィフトカレント)。サクラバクシンオーの後継種牡馬である父は初年度産駒からオープンや重賞でも活躍する馬を出す好調な滑り出し。その2世代目にあたる本馬は新馬の随所にレースセンスのよさが垣間見え、調教不足が囁かれていたことを踏まえれば、父に重賞初制覇を届ける馬となっても何ら不思議ない魅力を感じられる。稍重で勝ち上がっただけに、週末の雨予報も歓迎か。
編集部(以下、編) 夏競馬のシーズンに行われる重賞は、ほとんど日曜日に組まれていますが……。
新良(以下、新) 今週は土日に振り分けられるかたちになっていますね。
編 そうなんです。土曜日には、2歳世代最初の重賞となる函館2歳Sが行われます。
新 やっぱり、このレースを予想しないといけませんか?(苦笑)
編 え、どういうことでしょう? 基本的に、注目度の高い重賞をメインターゲットにするようにしていただいておりますが……。
新 ですよね。頑張ります……。
編 いったいどうされましたか? 珍しく弱気なので、とても気になります。
新 じつはですね、この函館2歳Sは乗り替わりが勝てないレースなんです。過去10年間で乗り替わりは1勝しか挙げておらず、2014年以降は一度も勝てていません。この企画にとっては鬼門のひとつになっているんですよね。
編 なるほど。そういう事情があったわけですね。でも、あくまで傾向のひとつですし、今年は半数近くが乗り替わりですから、絶対にチャンスはありますよ。前向きにいきましょう!
新 そうですよね。2着、3着でもOKというくらいの気持ちで、肩の力を抜いて臨みます。
編 よろしくお願いします。では、結論をお聞かせいただけますか?
新 ここは鮫島克駿騎手から池添謙一騎手に乗り替わる⑩ミシェラドラータに注目してみます。
編 鮫島駿騎手で勝ち上がった馬がなんと4頭も出走してきて、鮫島駿騎手はブトンドールを選択しました。そして、空いたミシェラドラータの鞍上を務めることになったのが池添騎手です。どのあたりが評価の材料になるでしょう?
新 まずは、池添騎手が函館芝1200mコースの乗り方を手の内に入れているという点です。
編 それが成績に表れているわけですね。
新 はい。2019年以降は、このコースにおける勝利数は2位で、勝率も15.2%と高い水準を維持しています。
編 任せて安心と言える騎手のひとりであると。
新 そう考えていいと思います。パフォーマンスは安定していますので、この乗り替わりを悲観する必要はありません。
編 馬の能力はどうみていますか? 新馬戦でクリダームに敗れ、未勝利を勝ち上がるかたちになりましたが。
新 確かに初戦は2着に敗れましたが、開幕週の絶好馬場だったことを考えると、より強い競馬をしたのは、勝ったクリダームよりも、中団から差してきたミシェラドラータのほうだったと思います。2戦目は3コーナーで加速してマクる競馬で快勝。今回もメンバー的にテンは速くなりそうですので、前走と同じ競馬ができれば上位進出も可能でしょう。
編 土曜日の函館は終日雨予報で、馬場は悪化しそうです。
新 道悪になれば、少しでも馬場の良い外めに進路をとる差し馬が台頭しやすくなります。
編 この馬向きの展開、馬場が期待できるということですね。
新 はい。この舞台に適性のあるキンシャサノキセキ産駒という点も魅力です。昨年は同産駒のカイカノキセキが2着に入りましたが、ミシェラドラータはさらにその上をいってほしいですね。
編 人気はなさそうですので、配当妙味は十分です。
新 あとは池添騎手の勝負強さに期待するのみ。頑張ってもらいましょう!
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