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小倉2歳S G3

日程:2018年9月2日()15:35 小倉/芝1200m

小倉2歳Sデータ分析

コース図小倉芝1200m

かつては小倉4戦目で戴冠を果たした2001年のタムロチェリーのような叩き上げの活躍も見られたが、それも今では昔のこと。2008年以降、キャリア4戦以上馬の好走例はゼロ。路線整備が進むにつれ、より完成度が重要視されるレースと化している。前走距離別では3着以内30頭中26頭が該当する1200m組(芝・ダ不問)が主力を形成。ただし、前走で5番人気以下だった馬の好走例はなく、早期から低い評価を受けているような馬の深追いは禁物だ。舞台となる小倉芝1200mは2コーナー奥のポケットからスタート。向正面の直線でスピードに乗ってしまうため、先行争いが激しくなりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
特筆すべきは人気サイドの安定感の高さだ。2008年以降、2番人気以内は【7.4.2.7】の好成績をマーク。3番人気も2勝しており、人気薄で当レースを制したのは、2014年のオーミアリス(15番人気)くらいのもの。その年にしても1番人気のレオパルディナがハナ差の2着に入線している。人気薄をヒモで狙うのはアリとしても、軸で狙うような馬券は得策ではない。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-3-3-9 25.0% 40.0% 55.0% 60.0% 72.0%
2番人気 6-3-1-10 30.0% 45.0% 50.0% 122.5% 86.5%
3番人気 4-1-3-12 20.0% 25.0% 40.0% 123.0% 77.5%
4番人気 1-2-4-13 5.0% 15.0% 35.0% 58.0% 86.5%
5番人気 1-5-0-14 5.0% 30.0% 30.0% 38.0% 91.0%
6~9番人気 0-5-7-68 0.0% 6.3% 15.0% 0.0% 75.1%
10番人気以下 3-1-3-111 2.5% 3.4% 5.9% 248.2% 66.7%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 3-0-1-2 50.0% 50.0% 66.7% 75.0% 71.7%
2.0~2.9倍 0-2-0-4 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 43.3%
3.0~4.9倍 8-4-3-10 32.0% 48.0% 60.0% 128.0% 99.2%
5.0~7.9倍 5-2-2-20 17.2% 24.1% 31.0% 111.0% 59.0%
8.0~14.9倍 1-6-5-28 2.5% 17.5% 30.0% 29.0% 82.3%
15.0~19.9倍 0-3-1-8 0.0% 25.0% 33.3% 0.0% 145.0%
20.0~49.9倍 0-2-8-72 0.0% 2.4% 12.2% 0.0% 68.3%
50.0倍以上 3-1-1-93 3.1% 4.1% 5.1% 298.9% 67.8%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 12,020円 150円 1,594円
複勝 1,960円 110円 355円
枠連 3,580円 530円 1,383円
馬連 21,630円 560円 5,246円
ワイド 8,890円 240円 1,889円
馬単 64,410円 1,120円 11,779円
3連複 38,210円 1,280円 12,867円
3連単 472,690円 6,010円 88,405円

【脚質】
脚質については、先行有利の傾向がハッキリと出ている。2008年以降、4角10番手以下から勝利した馬は2014年1着のオーミアリスだけ。一方で、4角3番手以内の馬が毎年のように連対を果たしており、4角先頭馬の複勝率も40%と高い。イメージよりも差し・追い込みが利かないことは、しっかり意識しておくべきだ。好位より前で立ち回れる馬が強みを発揮するレースと言えるだろう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 36.5% 65.0%
先行 10-12-7-50 12.7% 27.8% 36.7% 68.1% 104.7%
差し 6-5-7-97 5.2% 9.6% 15.7% 177.7% 73.4%
追込 1-1-4-78 1.2% 2.4% 7.1% 128.3% 49.3%

【枠順】
2008年以降、7~8枠の4勝を含む11連対に対し、1~2枠は3勝を含む5連対。外枠が圧倒しているようにも思えるが、実際は馬場によって結果が左右されやすい。事実、1分8秒0以下の勝ち時計だった2012年と2016年は1~3枠内でワンツーフィニッシュを果たしている。つまり、時計を要する馬場状態であれば内枠優勢、そうでなければ外枠有利ということ。当日の馬場コンディションには細心の注意を払うべきである。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-1-4-21 3.7% 7.4% 22.2% 15.9% 67.8%
2枠 1-1-2-29 3.0% 6.1% 12.1% 13.9% 40.3%
3枠 4-2-1-28 11.4% 17.1% 20.0% 47.4% 54.3%
4枠 2-0-1-34 5.4% 5.4% 8.1% 334.6% 71.4%
5枠 1-1-4-33 2.6% 5.1% 15.4% 166.4% 61.3%
6枠 2-4-2-32 5.0% 15.0% 20.0% 41.8% 41.8%
7枠 5-5-4-27 12.2% 24.4% 34.1% 37.8% 87.6%
8枠 4-6-3-33 8.7% 21.7% 28.3% 275.7% 147.8%

【血統】
血統面については、群雄割拠の状況が何年も続いており、個別の種牡馬で絞り込むには悩ましいものがある。父サンデーサイレンス系なら、ダイワメジャーやキンシャサノキセキなど、スピードに長けたトラック不問タイプが優勢。ほかの系統では、米国系のスピード&パワー型を父あるいは母父に持つ馬の好走例が多い。ただし、米国系×米国系のゴリゴリスピード型ではなく、米国系×欧州系の配合馬(逆もあり)のほうが好走率は高いので、そのあたりには配慮が必要だ。いずれにせよ、特定の血脈にこだわる必要性はなく、スピード能力の裏付けがあれば十分。それよりも、ほかのファクターを重視したほうがいい。

◆同コース種牡馬別成績(小倉競馬場/芝/1200m/過去5年)集計期間:2013/08/26~2018/08/26

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ダイワメジャー 23-34-27-192 8.3% 20.7% 30.4% 60.5% 110.8%
2 アドマイヤムーン 15-15-11-122 9.2% 18.4% 25.2% 71.7% 71.3%
3 サクラバクシンオー 15-13-5-74 14.0% 26.2% 30.8% 159.4% 96.5%
4 ディープインパクト 14-16-5-132 8.4% 18.0% 21.0% 37.1% 58.6%
5 キンシャサノキセキ 13-12-13-114 8.6% 16.4% 25.0% 72.3% 64.1%
6 ヨハネスブルグ 13-5-8-82 12.0% 16.7% 24.1% 70.2% 55.5%
7 マツリダゴッホ 11-6-7-85 10.1% 15.6% 22.0% 120.6% 74.7%
8 ゼンノロブロイ 10-1-2-76 11.2% 12.4% 14.6% 181.2% 63.7%
9 ブラックタイド 8-3-10-76 8.2% 11.3% 21.6% 117.9% 107.0%
10 タイキシャトル 7-10-13-78 6.5% 15.7% 27.8% 84.0% 100.6%
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