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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 須貝尚介 | 502(-4) | 1.59.7 | 1.3 | 1 | 34.2 | ③②②② | |||
2 | 7 | 7 | 牡3 | 56.0 | B.ムルザ | 栗 斉藤崇史 | 502(-6) | 1.59.8 | アタマ | 4.1 | 2 | 33.8 | ⑥⑥⑤⑤ | ||
3 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 和田竜二 | 栗 寺島良 | 476(-8) | 2.00.3 | 3 | 26.0 | 6 | 34.4 | ④④⑤⑤ | ||
4 | 5 | 5 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 美 大和田成 | 460(0) | 2.00.5 | 1 1/2 | 17.8 | 4 | 34.7 | ④④③④ | ||
5 | 4 | 4 | 牝3 | 54.0 | 荻野極 | 栗 松永幹夫 | 436(+2) | 2.00.8 | 1 1/2 | 10.1 | 3 | 35.4 | ①①①① | ||
6 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 | 栗 宮徹 | 430(-2) | 2.00.8 | ハナ | 26.2 | 7 | 35.1 | ②③③③ | ||
7 | 6 | 6 | 牡3 | 56.0 | 斎藤新 | 美 小桧山悟 | 440(+2) | 2.02.2 | 8 | 74.8 | 8 | 35.8 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
中止 | 8 | 8 | 牡3 | 56.0 | 国分恭介 | 栗 宮本博 | 486(-4) | -- | -- | 22.7 | 5 | ⑦⑦⑦⑦止 |
ラップタイム | 13.0 - 10.7 - 12.5 - 12.6 - 12.4 - 12.1 - 12.1 - 11.3 - 11.1 - 11.9 |
---|---|
前半 | 13.0 - 23.7 - 36.2 - 48.8 - 61.2 |
後半 | 58.5 - 46.4 - 34.3 - 23.0 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 2 | 130円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 110円 | 1番人気 |
7 | 120円 | 2番人気 | |
3 | 260円 | 7番人気 | |
馬連 | 2-7 | 220円 | 1番人気 |
ワイド | 2-7 | 140円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
2-3 | 490円 | 7番人気 | |
3-7 | 880円 | 12番人気 | |
馬単 | 2-7 | 300円 | 1番人気 |
3連複 | 2-3-7 | 1,300円 | 5番人気 |
3連単 | 2-7-3 | 3,040円 | 9番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、近年のきさらぎ賞の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間、雨量計にあがった降水量はゼロ。土曜日も天気に恵まれ、芝コースのレースは終日良馬場(JRA発表)で施行された。ちなみに、土曜日朝のJRA測定クッション値は10.1。前週日曜日の朝は10.4だったので、数値的には軟らかい方向へ推移している。
加えて、昨年12月を含めると実質的に約2カ月のロング開催を消化。芝コースは相応の傷みが生じているはずなのだが、芝1400mで行われた9R・トリトンS(4歳以上3勝クラス)の勝ちタイムは1分19秒8。そのダメージを感じさせない好時計での決着となった。
とはいえ、前週に比べると経済コース付近を選択した馬たちの勢いが弱まりつつあり、最後の直線で馬場の3~4分あたりに進路を取る差し馬の伸びが増してきている。その点は頭に入れておいたほうがいい。
土曜日施行の芝競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は6、6、1、3番手。これだけを見ると、未だ先行勢が頑張っているようにも思えるが、コース取りや出走頭数によるものが大きく、字面を鵜呑みにはできないように思える。
事実、上がり3ハロン1~2位(タイを含む)馬は【3.2.1.3】と高値安定の成績を収めている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。少なくとも、先行力だけで押し切るのは容易ではない。
日曜日開催中の天気は晴れの見通し(5日7時の時点)。馬場の乾燥が進めば、全体時計や上がりタイムが速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性もある。ゆえに枠順には固執せず、末脚のしっかりしたタイプを中心に据えるのが妥当な策だろう。
なお、中京で代替開催された過去2年のきさらぎ賞は、前走の上がり3ハロン順位が3位以内、かつ過去に2000mで1着経験を持つ馬が攻勢。1~2着馬4頭すべてが、この条件をクリアしている。上がりの脚という点は先述した前日傾向にも重なることから、有効に活用したいデータだ。
今回の出走メンバーで要点(前走の上がり3ハロン順位+2000m1着歴)を満たしているのは、②フリームファクシ、⑦オープンファイア、⑧ノーブルライジング。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
◆オープンファイア・斉藤崇師「スタート、道中の追走に課題はあるが、しまいの脚はいい。馬の気持ちがどれだけ乗ってくるか」
◆クールミラボー・寺島師「筋肉の張りが強く、皮膚が薄いので芝でも、と思っている。スピード決着に対応できれば」
◆シェイクユアハート・宮師「中京では安定して走れている。体に余裕のあるタイプではなく、先々良くなってくると思うが、うまく立ち回って食らいつければ」
◆トーセントラム・高野助手「レース間隔は詰まっていますが、追い切りの動きは悪くないです。状態面はむしろ良化しています」
◆ノーブルライジング・宮本師「前走はよく伸びているが、相手が強かった。ひと叩きした効果で好勝負できれば」
◆フリームファクシ・須貝師「前走はストレスのかかるような競馬だったが、振り切ってくれた。力はあるのでスムーズな競馬ができれば」
◆レミージュ・松永幹師「きょうだいも早期から活躍しいる。相手は強いが、楽しみ。リズム良く出たなりで運べれば」
◆ロゼル・大和田調教師「現状の力を出せる仕上がり。ゲートが課題だが、しっかり練習して良くなっている。スムーズに流れに乗れればチャンスはあると思う」
2013年以降(2020年以前は京都芝1800mで施行)の所属別成績は、美浦【1.1.1.8】、栗東【9.9.9.52】。出走頭数を考慮すれば、前者が健闘しているとも言える。ただし関東馬の馬券(3着以内)絡みは、前走が1勝クラス(旧500万下)またはオープンクラス、かつ前走で単勝2番人気以内の高支持を受けていた馬に限られる。その点には配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
⑤ロゼル ⑥トーセントラム
2013年以降(過去10年)の1~2着馬20頭のうち19頭は、キャリア4戦以内。例外は前走重賞3着のキャリア5戦馬のみ。前走が重賞で4着以下敗退または非重賞戦に出走していた、キャリア5戦以上の馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
⑥トーセントラム
2013年以降の1~3着馬の前走使用クラスをみると、G1から新馬までさまざま。その一方、新馬組の好走(3着以内)は前走がタイム差0秒1以上の快勝馬のみ。未勝利組の2着連対圏入りは、前走がきさらぎ賞と同じ開催地(2020年以前は京都)で勝ち星を挙げていた馬に限定される。覚えておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
③クールミラボー ⑤ロゼル
前走の着順については、G1なら9着以内、それ以外の場合は4着以内がひとつの目安。2013年以降、これ以外のステップで臨んだ馬は、いずれも2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
⑥トーセントラム
前走の単勝人気順位に関しては、重賞なら1ケタ、非重賞であれば5番人気以内がマスト。2013年以降の1~3着全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
④レミージュ ⑥トーセントラム ⑧ノーブルライジング
2013年以降の1~2着馬20頭は、いずれも前年の11月以降に1戦以上を消化していた。前走が前年の10月以前だった馬は、データ的に連対(2着以内)候補として推しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑦オープンファイア
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毎年の出走頭数は10頭前後と、少頭数になりやすいのがこのきさらぎ賞。今年も8頭立てに落ち着き、例年通り馬券的に手を広げにくい一戦となっている。ただ、3→1→4位で決まった2021年のように、U指数上位は安定して高いパフォーマンスを発揮しているので、絞り込んで的中させることが決して無理難題というわけではない。素直に指数を信じるスタンスで臨めばOKだ。
軸馬候補として真っ先に名前を挙げたいのは、2位に2.7の指数差を付けて“淒馬”の評価を得ている1位②フリームファクシ(88.1)。新馬戦は1番人気ながらクビ差2着と取りこぼしたが、その後の2連勝の内容は強いの一語で、さらなる前進が見込める。川田騎手の継続騎乗も心強い。昨年は“凄馬”マテンロウレオが勝利したので、2年連続に期待したいところだ。
相手候補には、同じく2連勝中の3位④レミージュ(84.1)、中京芝2000mで勝利歴のある2位①シェイクユアハート(85.4)と7位⑦オープンファイア(82.1)を取り上げたい。
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今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、21・22年に続いてきさらぎ賞は中京芝2000mに舞台を移して施行される。なお、昨年はハーツクライ産駒の2番人気マテンロウレオとキングカメハメハ産駒の3番人気ダンテスヴューの追い比べがゴールまで続き、ハナ差で前者に軍配があがる大接戦だった。
ほか、ディープインパクトの直系が21年に2着ヨーホーレイク、3着ランドオブリバティと直仔2頭で揃って好走し、昨年はキズナ産駒のメイショウゲキリンが8番人気3着とヒモ荒れを演出。直近2年の代替開催では勝ち馬こそ出せていないものの、その存在感を大いに示す結果となっている。
フリームファクシは、父ルーラーシップ×母ライツェント(母の父スペシャルウィーク)。半姉にディアドラ、近親にロジユニヴァースやソングラインといったG1馬がおり、本馬もデビューから3戦続けて1番人気と素質を買われている存在。昨年2着のダンテスヴューを想起させる「キングカメハメハの直系×川田騎手」のコンビとなるが、本馬は半兄リューベックが中京芝2000mで代替開催された22年若駒Sを勝っている実績も強調しやすい。
オープンファイアは、父ディープインパクト×母ゴーマギーゴー(母の父Ghostzapper)。同じ「父×母の父」となる配合からは中京芝2000mで重賞を2勝したギベオンが出た。また、母の父がDeputy Minister系種牡馬という観点でいえば、代替開催のきさらぎ賞を兄弟で好走した21年2着ヨーホーレイク&22年2着ダンデスヴューを挙げられる。本馬自身も当該コースで新馬勝ちしており、その末脚は荒削りながらも目を見張るものがある。
関西圏におけるクラシックの登竜門となるレース。第56回(2016年)の覇者サトノダイヤモンドは、その後に皐月賞で3着、東京優駿(日本ダービー)で2着と好走し、最後の一冠である菊花賞を手中に収めた。1990年~2000年代に目を向けると、第30回(1990年)のハクタイセイ、第38回(1998年)のスペシャルウィーク、第39回(1999年)のナリタトップロード、第43回(2003年)のネオユニヴァース、第47回(2007年)のアサクサキングスらが、ここでの勝利を足掛かりにクラシックホースの座を勝ち取っている。第55回(2015年)は牝馬のルージュバックが圧勝。牝馬による勝利は、第4回(1964年)のフラミンゴ以来となる51年ぶりの快挙だった。
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