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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 10 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 美 堀宣行 | 502(+4) | 1.47.9 | 3.9 | 3 | 33.7 | ⑥⑥⑤ | |||
2 | 5 | 5 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 木村哲也 | 498(+2) | 1.48.1 | 1 1/2 | 3.4 | 1 | 34.0 | ②④⑤ | ||
3 | 7 | 8 | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 | 栗 飯田雄三 | 470(+4) | 1.48.3 | 1 1/2 | 29.8 | 8 | 34.7 | ①①① | ||
4 | 7 | 9 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 474(+18) | 1.48.5 | 3/4 | 20.2 | 6 | 34.5 | ②④③ | ||
5 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 金成貴史 | 510(+12) | 1.48.7 | 1 1/4 | 3.5 | 2 | 33.8 | ⑪⑪⑪ | ||
6 | 6 | 7 | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 藤沢和雄 | 490(-4) | 1.48.7 | アタマ | 22.9 | 7 | 34.8 | ②②② | ||
7 | 8 | 11 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 安田隆行 | 458(0) | 1.48.8 | 3/4 | 5.3 | 4 | 34.3 | ⑧⑧⑦ | ||
8 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 横山武史 | 美 大竹正博 | 464(-2) | 1.49.1 | 2 | 41.4 | 9 | 35.1 | ②②③ | ||
9 | 6 | 6 | 牡3 | 56.0 | 柴田大知 | 美 清水英克 | 454(0) | 1.49.2 | 1/2 | 16.2 | 5 | 34.5 | ⑩⑩⑨ | ||
10 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 松岡正海 | 美 鹿戸雄一 | 464(+6) | 1.49.3 | 3/4 | 55.1 | 10 | 34.6 | ⑨⑨⑨ | ||
11 | 4 | 4 | 牡3 | 56.0 | 石川裕紀 | 美 勢司和浩 | 492(+5) | 1.49.5 | 1 1/4 | 165.5 | 11 | 35.1 | ⑥⑥⑦ |
ラップタイム | 12.7 - 11.3 - 12.1 - 12.5 - 12.5 - 12.5 - 11.3 - 11.2 - 11.8 |
---|---|
前半 | 12.7 - 24.0 - 36.1 - 48.6 - 61.1 |
後半 | 59.3 - 46.8 - 34.3 - 23.0 - 11.8 |
■払戻金
単勝 | 10 | 390円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 180円 | 3番人気 |
5 | 160円 | 2番人気 | |
8 | 440円 | 7番人気 | |
枠連 | 5-8 | 440円 | 2番人気 |
馬連 | 5-10 | 960円 | 5番人気 |
ワイド | 5-10 | 450円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
8-10 | 1,670円 | 21番人気 | |
5-8 | 1,050円 | 10番人気 | |
馬単 | 10-5 | 1,750円 | 7番人気 |
3連複 | 5-8-10 | 6,640円 | 26番人気 |
3連単 | 10-5-8 | 24,280円 | 83番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年の共同通信杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は木曜日から金曜日の朝方にかけて、雨と雪で20.5ミリの雨量を記録した。だが、その後は好天に恵まれたこともあって、雨と雪のダメージはほぼ解消。芝コースは終日良馬場(JRA発表)で施行された。
ちなみに、土曜日朝のJRA測定含水率はゴール前、4角ともに15.6%。前週の日曜日よりも1.8~3%高かった。一方で、クッション値は8.6。前週の日曜日は8.9だったので、中間の雪や雨の影響が軽微であることが窺い知れる。
土曜日の芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は8、6、3、1、4、11番手。前週同様、決まり手はバラエティに富んでいる。その枠順と馬番は8枠16番、7枠14番、3枠3番、2枠1番、1枠1番、7枠13番。こちらも偏りが少ない結果となった。
そして、確かな末脚を求められるのも前週と同じ。上がり3ハロン2位以内の馬は【4.1.5.4】と高値安定の成績を残している。メンバー上位の上がりを出せる馬が優位という面は変わらない。
日曜日の予報は不安定。含水率が高くなれば、前めで運ぶ馬の優位性が増す可能性もあり得る。反面、内ラチ沿いに傷みが出てきているのも確か。馬場の3~5分どころを通る差し馬に対する警戒も怠れないだろう。
判断するに悩ましいが、共同通信杯はフルゲート割れの11頭立て。ゆえに枠順や脚質にあまり執着せず、長くいい脚を使える馬を優先したほうが正解のように思える。
となれば、頼りになるのは末脚のしっかりしたタイプ。先週日曜日の当欄でも触れたように、近2走内に上がり3ハロン最速を記録している馬は、人気の有無にかかわらず押さえておきたいところだ。
血統的には過去5年の共同通信杯の結果を検証すると、ディープインパクトの血を引く馬が堅調。ほかでは、サドラーズウェルズ系種牡馬を3代内に擁する馬の活躍が目を引く。この2パターンのどちらかに該当(重複含む)する馬は、今回も要注目といえよう。
ただ、出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もう少しフィルターをかけて、過去5年の共同通信杯の連対馬すべてに該当する、前走がJRAのレースで4着以内、なおかつ前走の最終4角通過順位が1ケタだった馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(近2走内に上がり最速)の要点をともに満たしているのは、③アバンチュリエ、⑦レッドモンレーヴ、⑪ダノンスコーピオン。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
◆アケルナルスター・清水英師「しまいはいい脚を使うので、瞬発力勝負でも問題ない」
◆アサヒ・田辺騎手「追い切りに騎乗して成長は感じるし、落ち着きがあるのもいい」
◆アバンチュリエ・大竹師「幼い面が抜けない。レースで集中できるかどうか」
◆エイシンシュトルム・勢司師「軽い走りをするので芝の適性はありそう。ここは試金石」
◆サンストックトン・鹿戸師「前走は久々もあって流れにも乗れなかった。上積みはあるので」
◆ジオグリフ・太田助手「距離延長で、東京に替わるのも走りやすい。のどは鳴っていますが、今までと変わらずといったところ」
◆ジュンブロッサム・大江助手「東京コースは合っていると思います。芯が入ってきましたね」
◆ダノンスコーピオン・安田隆師「まだ成長途上ですが、この馬の精神力や持って生まれた能力でここまで来られています」
◆ダノンベルーガ・堀師「帰厩後は心身のバランスが崩れていたが、仕上がりが追いついて心身がまとまった。ここもポテンシャルの高さで」
◆ビーアストニッシド・飯田助手「切れ味に欠けるところはありますが、スタミナがすごくありますね」
★共同通信杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2012年以降の3着以内馬30頭のキャリアを確認すると、1戦から8戦の範囲。ただしキャリア1戦の2着連対圏入りは、前走が共同通信杯と同距離の芝1800m戦で1番人気1着だった馬に限られる。覚えておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
⑩ダノンベルーガ
前走の着順については、G1が1ケタ、G1以外のJRA重賞は4着以内、JRAの非重賞であれば3着以内(新馬・未勝利は1着)が目安。2012年以降、これ以外のステップで臨んだ馬は2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
①サンストックトン ③アバンチュリエ ④エイシンシュトルム
2012年以降の3着以内に入った全馬が、前走で単勝7番人気以内の支持を集めていた。レースの格に関係なく、前走の単勝人気が8番人気以下だった馬は劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
⑥アケルナルスター
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昨年は2着のヴィクティファルス(12位、7番人気)、3着のシャフリヤール(10位、2番人気)と、U指数二桁順位の1戦1勝馬の2頭が馬券に絡んだが、これはかなりのレアケース。例年、キャリアでも指数でもこれらを上回る馬たちが好走する傾向にあるので、今年も実績のあるU指数上位を中心に据えるスタンスで臨みたい。
逆らわないほうがいいのは、堂々トップに立っている⑪ダノンスコーピオン(90.9)だ。新馬戦を快勝したあと、2戦目の萩Sではその後ホープフルSを制すキラーアビリティを撃破。前走の朝日杯FSでは3着に敗れたが、負けて強しの内容だった。鞍上が川田騎手に戻るとなれば、無様な競馬を見せるわけにはいかないだろう。
対抗格は、3位に2.1の大きな指数差を付けている2位の⑤ジオグリフ(89.5)。重賞勝ち馬ゆえに57キロを背負わされる点は少々不安だが、実績のあるコース・距離に戻るのは大きなプラスで、ルメール騎手の継続騎乗も心強い。
以下、ヒモ候補として前走のシンザン記念で折り合いを欠きながらも4着に踏ん張った4位の⑧ビーアストニッシド(86.9)と、ホープフルSで見どころ十分の末脚を見せた5位の⑥アケルナルスター(86.8)の名前を挙げておく。
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昨年は4番人気エフフォーリアが勝ち、その父エピファネイアは種牡馬として初出走&初勝利を飾ることとなった。共同通信杯はSadler's Wellsやトニービンといった欧州血脈を評価しやすい節があり、とくにSadler's Wells(または全弟Fairy King)の血を引く馬が6年連続で連対中と好相性を示している。また、昨年においては1着エフフォーリア、2着ヴィクティファルスとSadler's Wellsとトニービンを併せ持つ馬のワンツー決着でもあった。
なお、父ディープインパクト×母の父Storm Catとなる配合も3頭が出走して凡走例はなく、15年リアルスティール、19年ダノンキングリーが勝ち馬として名を連ねるほか、14年サトノアラジンが3着に好走している。
アケルナルスターは、父トーセンラー×母パリージョ(母の父タイキシャトル)。父はディープインパクト直仔で、2代母の父にSadler's Wellsの血脈を持つ。なお、本馬自身もディープインパクトの遠縁にあたる血統。デビューから上がり3F最速を続ける末脚が持ち味となるが、最後方から大外一気を決めた2走前のレースぶりには父を彷彿とさせるものがあった。そういった脚質からも広い東京競馬場へのコース替わりは歓迎だろう。
アバンチュリエは、父モーリス×母パンデイア(母の父ディープインパクト)。父は母の父カーネギーがSadler's Wellsの直仔。本馬はRobertoの直系かつSadler's Wellsを内包する種牡馬の産駒という点で昨年の勝ち馬エフフォーリアと共通する。まだまだレース内容も粗削りで成長の余地を残すが、叩き上げで強くなっていくこともRoberto系の強み。現時点でも末脚には光るものがあるので、新馬勝ちした東京競馬場で改めて見直してみたい。
ダノンスコーピオンは、父ロードカナロア×母レキシールー(母の父Sligo Bay)。母の父はSadler's Wellsの直仔となるが、近親にダノンバラードなどがいる日本でも馴染みある血統。本馬は前走朝日杯FSが勝ち馬から0秒2差、2走前の萩Sではキラーアビリティに先着して勝利するなど、世代の一線級と目されて当然の実績を残してきた。まだ共同通信杯でキングカメハメハ直系の勝利例がない点は気がかりだが、その1頭目となるだけの資質を感じさせる。
編集部(以下、編) 日曜日の重賞は2本立てで、阪神で京都記念、東京で共同通信杯が行われます。
新良(以下、新) 両方ともに、近年は勝ち馬がその後大活躍する傾向にある大注目レースですね。
編 昨年は京都記念をラヴズオンリーユー、共同通信杯をエフフォーリアと、年度代表馬を争うことになるスーパーホースが制しました。
新 今年も好メンバーが揃ったので楽しみです。
編 さあ、いずれのレースも乗り替わりは5頭です。どちらをターゲットにしましょうか?
新 京都記念は魅力的な乗り替わりがなかったので、私は共同通信杯のほうをチョイスしました。
編 確かに、共同通信杯のほうが有力と目されている馬の乗り替わりが多いですね。新良さんの狙い目を教えてください。
新 石橋脩騎手から松山弘平騎手に乗り替わる⑩ダノンベルーガを狙います。
編 リーディング順位的には、明らかな鞍上強化という印象を受けますね。
新 その認識でOKです。やはり、今の松山騎手はトップオブトップの1人ですから。
編 もちろん、それ以外の強調材料もあるわけですよね?
新 はい。最初にお伝えしたいのは、松山騎手が隠れ東京二千巧者ということです。
編 関西所属のジョッキーですから、おっしゃる通りそういうイメージはありません。でも、好成績を残しているんですね。
新 そうなんです。人気薄での好走も多く、昨年は初音Sで12番人気のシングフォーユーを2着に、共同通信杯で7番人気のヴィクティファルスを2着に導きました。
編 イメージに反して、このコースでは穴ジョッキーの側面があるわけですね。
新 しかも、いま挙げた2頭はいずれも7枠というように、全体的に外枠からの好走が目立っています。どちらかというと、後方からの競馬では差し損ねることが多い松山騎手ですが、直線の長い東京では末脚をしっかり引き出すレースができているんです。
編 今年の共同通信杯は11頭立てと少頭数ですが、ダノンベルーガは8枠に入りました。
新 これはプラスにとらえていいと思います。新馬戦の内容を見るに、控えたほうが良さそうなタイプですしね。
編 そのダノンベルーガの新馬戦は、衝撃的な内容でした。
新 すごい末脚でしたね。上がりタイム、走破タイムともに、同じ開催の同じコースで施行された百日草特別のオニャンコポンより上ですから、いきなり重賞で通用してもおかしくないと考えていいでしょう。
編 まったく底を見せていませんから、圧巻のパフォーマンスを披露してくれるかもしれないですね。
新 ダノンベルーガはここでの賞金加算が必須ですから、陣営の本気度も違うでしょう。
編 無限の可能性を秘めているので、アタマ取りというシーンも……。
新 あるでしょうね。それだけのポテンシャルを感じさせます。
編 ここを勝つと次は確実に人気を集めますから、買うなら今回、という感じでしょうか?
新 まさにそれです。未知の存在と思われているうちに、ガッツリ稼がせてもらいましょう。
クラシックに直結する関東圏の主要ステップレースで、毎年ハイレベルな争いが繰り広げられている。第17回(1983年)の勝ち馬ミスターシービー、第28回(1994年)の覇者ナリタブライアンはクラシック三冠の偉業を達成。さらには、カブラヤオー、サクラショウリ、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ジャングルポケットらが、このレースを制したのちにダービー馬の栄冠を勝ち取った。近年は皐月賞との結びつきも強く、第46回(2012年)のゴールドシップ、第48回(2014年)のイスラボニータ、第50回(2016年)のディーマジェスティ、第55回(2021年)エフフォーリアらが、こことクラシック第一冠との連勝を果たしている。
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