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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牝5 | 51.0 | 斎藤新 | 栗 森田直行 | 442(-2) | B | 1.08.7 | 93.1 | 13 | 35.2 | ①① | ||
2 | 3 | 6 | 牝5 | 54.0 | 北村友一 | 栗 藤岡健一 | 472(+2) | 1.09.0 | 1 3/4 | 73.1 | 11 | 35.2 | ②④ | ||
3 | 1 | 2 | 牡6 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 庄野靖志 | 470(-2) | 1.09.3 | 2 | 7.6 | 3 | 35.3 | ⑦⑥ | ||
4 | 5 | 9 | 牡5 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 西村真幸 | 498(0) | 1.09.3 | ハナ | 4.8 | 2 | 34.7 | ⑫⑫ | ||
5 | 3 | 5 | 牝5 | 53.0 | 幸英明 | 栗 坂口智康 | 430(0) | 1.09.5 | 1 1/4 | 39.1 | 10 | 34.1 | ⑮⑮ | ||
6 | 8 | 15 | 牝4 | 53.0 | 浜中俊 | 栗 笹田和秀 | 486(+2) | 1.09.6 | 1/2 | 80.9 | 12 | 34.1 | ⑯⑮ | ||
7 | 6 | 11 | 牝4 | 55.5 | 川田将雅 | 栗 高野友和 | 468(-12) | 1.09.6 | アタマ | 10.7 | 6 | 34.5 | ⑭⑭ | ||
8 | 2 | 4 | 牡6 | 55.0 | 和田竜二 | 栗 鈴木孝志 | 492(-6) | B | 1.09.6 | ハナ | 15.4 | 7 | 35.3 | ⑨⑨ | |
9 | 8 | 16 | 牡6 | 56.0 | 川又賢治 | 栗 吉村圭司 | 512(-8) | B | 1.09.7 | アタマ | 30.7 | 9 | 35.4 | ⑨⑨ | |
10 | 4 | 8 | 牝5 | 52.0 | 酒井学 | 栗 石橋守 | 480(+2) | 1.09.9 | 1 1/4 | 9.7 | 5 | 36.0 | ⑤④ | ||
11 | 7 | 14 | 牝6 | 53.0 | 松田大作 | 栗 藤原英昭 | 452(+2) | 1.10.0 | 1/2 | 19.4 | 8 | 36.3 | ②② | ||
12 | 4 | 7 | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 | 栗 藤沢則雄 | 492(-2) | 1.10.0 | クビ | 2.6 | 1 | 35.8 | ⑨⑦ | ||
13 | 1 | 1 | 牡9 | 53.0 | 中井裕二 | 栗 長谷川浩 | 472(-14) | 1.10.1 | 3/4 | 278.0 | 16 | 35.3 | ⑬⑬ | ||
14 | 7 | 13 | 牡4 | 54.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 490(-2) | 1.10.4 | 1 1/2 | 9.5 | 4 | 36.3 | ⑤⑦ | ||
15 | 6 | 12 | 牡8 | 52.0 | 国分優作 | 栗 吉田直弘 | 504(0) | 1.10.5 | 1/2 | 270.1 | 15 | 36.8 | ②② | ||
16 | 5 | 10 | 牡7 | 56.0 | 鮫島克駿 | 美 田中剛 | 488(-2) | 1.10.8 | 1 3/4 | 96.7 | 14 | 36.5 | ⑦⑨ |
ラップタイム | 12.0 - 10.7 - 10.8 - 11.1 - 11.7 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.0 - 22.7 - 33.5 - 44.6 - 56.3 |
後半 | 56.7 - 46.0 - 35.2 - 24.1 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 3 | 9,310円 | 13番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 1,580円 | 14番人気 |
6 | 1,350円 | 11番人気 | |
2 | 290円 | 3番人気 | |
枠連 | 2-3 | 7,870円 | 26番人気 |
馬連 | 3-6 | 138,600円 | 95番人気 |
ワイド | 3-6 | 22,590円 | 91番人気 |
---|---|---|---|
2-3 | 7,540円 | 57番人気 | |
2-6 | 5,050円 | 46番人気 | |
馬単 | 3-6 | 294,520円 | 190番人気 |
3連複 | 2-3-6 | 242,890円 | 311番人気 |
3連単 | 3-6-2 | 2,444,630円 | 2,025番人気 |
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前週ならびに土曜日の阪神芝のレース結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
火曜日から水曜日にかけてまとまった雨が降ったあとは、何とか持ちこたえたものの、金曜日夜から再び雨に見舞われるあいにくの空模様。土曜日の芝コースは終日重馬場(JRA発表)での施行となった。洋芝の丈が長いぶん、見た目はさほど悪くないが、着実に芝の劣化は進行している。
加えて、路盤は前週日曜日の道悪開催に伴うダメージが残っている状態。そのうえ、ロングラン開催による馬場の酷使も重なり、内ラチ寄りで運ぶ馬の苦戦が目につくようになってきた。対照的に直線で中~外に出した馬の好走頻度が高まっているので、そのあたりには注意を払いたい。
ただし、外差しがガンガン決まるというわけではない。道中外、直線も外という待機勢には依然厳しい状況が続いている。つまり、道中で内~中の良好な部分をキープする馬が有利ということ。確たる理由でもなければ、馬場の良いところを先んじて通る(通りそうな)馬を優先するべきだ。
ちなみに、3~4回阪神開催のBコースで行われた3歳以上の1200m戦2クラを振り返ると、6月27日の水無月S(3勝クラス)、昨日の芦屋川特別(2勝クラス)ともに、4角4番手以内の馬が1~3着を独占している。
3着以内6頭すべてが前走で先行策をとっているわけではなく、前走の位置取りに関しては固執する必要はない。とはいえ、逃げもしくは先行で連対経験がある馬が有利であることは確か。該当馬は相応の評価が必要だろう。
血統面については、3~4回阪神開催のBコースで行われた3歳以上の1200m戦を検証すると、ロードカナロアを中心としたレイズアネイティヴ(ミスプロ系を含む)の系統産駒が好調。また、3着以内6頭はいずれもサンデーサイレンスを内包していた。押さえておきたいポイントといえよう。
だが、今回の出走馬を見渡すと、父レイズアネイティヴ系かつサンデーサイレンス内包という馬はゼロ。それゆえ少しひねりを入れて、母の父にレイズアネイティヴ系種牡馬を持ち、なおかつサンデーサイレンスを内包している馬に注目したい。
今年の出走メンバーで血統面および馬場傾向(逃げもしくは先行で連対経験)の要点を満たしているのは、④グランドロワ、⑧ロケット。従って当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
日曜日に行われるCBC賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ナインテイルズ【D】
栗東坂路併走。四肢の着地点が安定せず、全体的にバタバタした走り。競っている際の反応も今ひとつで、復調途上の感は否めない。今回も厳しい戦いになりそうだ。
②レッドアンシェル【B】
栗東坂路併走。スムーズな脚さばきで、最後まで集中力を切らすことなく駆け上がった。稽古映えする馬なので過度の評価はできないが、着実に状態は上向いている。
③ラブカンプー【B】
栗東坂路併走。しっかりと脚を伸ばして併走馬を突き放した。適度な荒々しさに加え、良い意味の前進気勢が出てきたのは好印象。ヒモ穴候補として一考の余地はある。
④グランドロワ【F】
連闘。中間内容や動きを確認できないためF判定とするが、阪神芝内回りでは【3.3.1.3】。相応のコース適性を備えているのは間違いない。自分の形に持ち込むことができれば、複勝圏内に粘り込む可能性もあり得る。
⑤エイシンデネブ【C】
栗東坂路単走。頭が高く首をうまく使えていないが、行きたがるところなく落ち着いて走れている。とはいえ、線が細く非力に映るのは相変わらず。高い評価は与えづらい。
⑥アンヴァル【B】
栗東坂路併走。中盤で仕掛けられると素早く反応を返し、併走相手を突き放した。口向きが悪い点は気がかりも、最後まで脚いろが衰えなかったのは好感が持てる。いい仕上がり具合ではないか。
⑦クリノガウディー【A】
栗東坂路単走。しまい重点の内容で全体時計は地味だが、タフなコンディションのなか、ラスト1F11秒9は優秀の一語。動きにも硬さはなく、ここ目標にきっちりと仕上げてきた印象を持つ。
⑧ロケット【B】
栗東坂路併走。怖がりなのか、常に相手から離れようとする反面、後肢の力強い踏み込みは目を引くものがある。仕上がり自体は悪くないので、あとは実戦で気分良く走れるかどうかが、焦点になりそうだ。
⑨タイセイアベニール【A】
栗東坂路単走。しまい重視の内容ながら、折り合い良くラスト2Fは24秒1-11秒9をマーク。雨で重くなった馬場を加味すると、優に合格点が与えられる。好仕上がり。
⑩ショウナンアンセム【D】
美浦坂路単走。気合い乗り良く、最後まで体の向きはまっすぐ。反面、口をあけて走っているうえに、身のこなしも重苦しく感じる。良くなるのはここを叩いてからだろう。
⑪アウィルアウェイ【B】
栗東坂路単走。左手前の走りがぎごちなく映るが、それはいつものこと。タフな馬場状態を考慮すると、しまいの伸びは上々の部類。この馬なりに動ける態勢にある。
⑫ダイシンバルカン【D】
栗東坂路単走。ピッチの利いた走りを見せるも、体の向きはブレ気味。加速ラップを刻んだ点は好感を持てるが、上り目はうかがえず状態維持が精一杯の印象。重賞では足りないだろう。
⑬ミッキースピリット【A】
栗東坂路併走。手応えに余裕を残したまま、パートナーのサンライズノウァに先着を果たした。首を大きく使った走りは見映えがする。いい状態でレースに臨めるのではないか。
⑭ディメンシオン【B】
栗東坂路単走。上がり重点の内容ながら、上々の伸び脚を示した。左手前の際の走りが少しぎごちなく映るが、この馬にはよくあることなので許容範囲の部類だろう。力を出せる態勢とみたい。
⑮ノーワン【C】
栗東坂路単走。楽な手応えで登っていたが、終盤あたりで走路に落ちていたモノを気にして、ペースダウン。中盤までの走りが良かっただけに、もったいない印象が強く残る。
⑯ジョイフル【C】
栗東坂路単走。前後のバランスがとれたフォームの一方で、エンジンのかかりが悪いのはこれまでと同様。最後まで脚を伸ばしているところは評価できるが、相手強化の重賞で一変まではどうか。
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◆アウィルアウェイ・高野師 「乗り手との親和性がでています」
◆アンヴァル・藤岡師 「時計がかかる時間帯では十分な時計」
◆エイシンデネブ・坂口師 「エンジンがかかると跳びが大きくなる」
◆グランドロワ・東厩務員 「元気で見た目は調子が良さそう」
◆クリノガウディー・藤沢則師 「しまいが切れるような形で思った通りに仕上がった」
◆ショウナンアンセム・田中剛師 「馬場が渋れば折り合いはつきやすくなる。舞台もいい」
◆ダイシンバルカン・高島助手 「夏場に体調を上げるタイプ」
◆ディメンシオン・藤原英師 「順調。乗り慣れた松田騎手から『1200メートルもいける』と進言があったからね」
◆ナインテイルズ・長谷川師 「道悪は歓迎。自分の形なら」
◆ノーワン・岸助手 「馬場が悪いなかで、まずまずの動き」
◆ミッキースピリット・松若騎手 「前走よりもう一段、良くなっていると思います」
◆ラブカンプー・森田師 「ゲートを出てからの脚が、以前ほど速くない」
◆レッドアンシェル・庄野師 「スピード感がある躍動的な動き。馬場は問わない」
◆ロケット・石橋師 「しまいは素軽くて良かった。52キロでどこまで」
★CBC賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2010年以降(2010年は京都、2011年は阪神、2012~2019年は中京で施行)、前走で国内戦に出走し、2秒0以上の大敗を喫していた馬の巻き返し例はなし。また、前走がG1以外で1秒0以上負けていた馬の好走例はゼロ。該当馬は避けたほうが無難だ。
2010年以降、前走でG1以外の1400m以下戦に出走し、その際の単勝人気が2ケタだった馬の好走は2011年2着のヘッドライナー(前走テレビ愛知OP12番人気1着)1頭のみ。前走がG1以外の短距離戦で10番人気以下の敗退馬は、まったくいいところがないので割り引きたい。
2010年以降の3着以内延べ30頭のうち27頭は、前走の4コーナーを8番手以内で通過していた。例外の3頭のうち2頭はゲート出遅れ、もう1頭は海外戦出走馬。前走国内戦でスタートの不利がなく、4コーナーの通過順が9番手以降だった馬は劣勢を強いられている。
2010年以降、レースの格に関係なく近3走とも0秒5以上のタイム差で敗れていた馬の連対例は皆無。該当馬は疑ってかかるべきだろう。
G3のハンデ戦となった2006年以降(2009年以前は旧中京で施行)、芝のレースを10回以上経験して2勝以下の馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。首位争いに届きそうで届かない状況が続いている。
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今年は変則的に阪神で開催されるが、そのようなイレギュラーなケースにも問題なく対応できるのがU指数(能力指数)の長所。ふだんと変わらないアプローチで臨み、ベストの結果を求めていきたい。
U指数1位は過去5年で3勝、3着1回としっかり期待に応えている。今年の1位は102.4のクリノガウディー。高松宮記念で1位入線を果たした実力馬であり、2位のレッドアンシェル(99.3)に3.1の指数差を付けている“凄馬”でもあるので、人気でも外すわけにはいかないだろう。指数100超えの馬の安定感がすさまじいことから、1着固定で強気に勝負してもいいかもしれない。
人気薄の激走も頻繁に見られるレースだが、超低指数の出番はなく、過去5年の3着以内馬の最低指数は93.5となっている。これ以下にとどまっている馬は、大胆に切ってしまっても構わないだろう。
クリノガウディー以外で注目したいのは、昨年の勝ち馬で阪神にも好走歴のある2位のレッドアンシェル、一戦おきに好走と凡走を繰り返すタイプで、今回は走る順番にあたる4位のアイルアウェイ(97.6)、距離短縮がハマれば面白そうな9位のノーワン(94.8)といったあたりか。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、CBC賞は中京芝1200mから阪神芝1200mに舞台を移して開催される。11年に同コースで代替開催された際にはサクラバクシンオー産駒のダッシャーゴーゴーとヘッドライナーがワンツー決着を果たしており、サンデーサイレンスの血を全く引かない馬同士の決着でもあった。
なお、セントウルS(阪神芝1200m・G2)においてもサクラバクシンオーとアドマイヤムーンが種牡馬として3勝を挙げる活躍を見せており、やはりサンデーサイレンスの直系は芳しくない。ただし、ダイワメジャーとフジキセキはコース傾向からも例外的に扱えそうで、後者は産駒のタマモナイスプレイが11年CBC賞でも13人気3着と激走している。
ジョイフルは、父キングズベスト×母ティアーオブジョイ(母の父Street Cry)。伯母のMy Gi Giは12年ハニムーンH-米G2の勝ち馬で、12年アメリカンオークス-米G1・2着。2代母レリッシュザソートは01年英オークス‐英G1・3着。字面通りにタフな馬場には滅法強く、梅雨時、連続開催の阪神は願ってもない条件。また、母の父はMachiavellianの直仔となるが、その同牝系にあたるバゴの産駒が先日に行われた宝塚記念を圧勝。距離は違えども馬場傾向の観点からは追い風となりそうだ。
タイセイアベニールは、父ベーカバド×母ハロードリーム(母の父ブライアンズタイム)。近親にヴァーミリアンやサカラート、ソリタリーキング、キングスエンブレムなどがいる血統。デビュー当時から馬体重が50㎏近く増えており、近走の充実ぶりにも目を見張るものがある。急坂や道悪を苦にしないパワーが身上でもあり、遡ればダイワメジャーを出したスカーレツトインク牝系であることも強調しやすい。
グランドロワは、父ダイワメジャー×母クールネージュ(母の父フォーティナイナー)。05年マーチSを制するなどダート戦線で活躍したクーリンガーの甥で、近親には19年高松宮記念勝ち馬ミスターメロディがいる血統。全5勝を稍重~不良で挙げる道悪巧者で、強引にでもハナを切れば最後までしぶとく走るタイプでもある。パラダイスSからの連闘になるので、状態面にさえ問題がなければ。
(文・シンヤカズヒロ)
施行時期や条件の変更が重ねられてきたレースで、現在は7月の中京開催に組まれる芝1200mのハンデ重賞として定着しつつある。G2時代は、第32回(1996年)のエイシンワシントン、第34回(1998年)のマサラッキ、第35回(1999年)のアグネスワールド、第36回(2000年)のトロットスター、第38回(2002年)のサニングデールなど、歴代のスプリント王の名前が勝ち馬欄にズラリ。G3格下げ後は文字通りレベル低下したが、第44回(2008年)のスリープレスナイトや第52回(2016年)のレッドファルクスなど、ここでの勝利をステップにG1戦線で活躍する馬は何頭か出現している。