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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | 牡6 | 57.0 | 国分優作 | 栗 矢作芳人 | 530(-2) | B | 2.00.2 | 24.3 | 10 | 36.2 | ①①①① | ||
2 | 4 | 7 | 牝6 | 53.0 | 古川吉洋 | 美 堀宣行 | 462(0) | 2.00.5 | 1 3/4 | 5.9 | 3 | 35.9 | ⑥⑥⑤④ | ||
3 | 1 | 1 | 牡5 | 56.0 | 大野拓弥 | 美 和田勇介 | 460(-4) | 2.00.6 | 3/4 | 4.1 | 1 | 35.5 | ⑧⑦⑦⑥ | ||
4 | 6 | 12 | 牡3 | 54.0 | 菅原明良 | 美 小島茂之 | 464(0) | 2.00.8 | 1 | 4.7 | 2 | 35.7 | ⑦⑦⑦⑥ | ||
5 | 3 | 6 | セ5 | 53.0 | 江田照男 | 美 中野栄治 | 430(+4) | 2.00.9 | クビ | 20.8 | 8 | 35.4 | ⑩⑨⑨⑪ | ||
6 | 5 | 9 | 牝5 | 52.0 | 斎藤新 | 栗 清水久詞 | 448(-10) | 2.00.9 | ハナ | 12.9 | 7 | 35.4 | ⑨⑨⑨⑨ | ||
7 | 7 | 14 | セ8 | 56.0 | 石橋脩 | 美 高柳瑞樹 | 528(-2) | 2.01.0 | 1/2 | 7.9 | 4 | 35.1 | ⑬⑬⑬⑬ | ||
8 | 7 | 13 | 牡6 | 55.0 | 武藤雅 | 美 国枝栄 | 470(-4) | B | 2.01.0 | クビ | 157.3 | 15 | 34.8 | ⑮⑯⑯⑯ | |
9 | 4 | 8 | 牡5 | 57.0 | 西村淳也 | 栗 杉山晴紀 | 520(+4) | 2.01.1 | 1/2 | 10.1 | 5 | 36.8 | ③③③② | ||
10 | 8 | 15 | 牝5 | 52.0 | 横山琉人 | 栗 佐々木晶 | 512(+2) | 2.01.1 | ハナ | 85.1 | 14 | 37.0 | ②②②② | ||
11 | 3 | 5 | 牡6 | 55.0 | 丸山元気 | 美 田中博康 | 468(+8) | 2.01.2 | 1/2 | 24.9 | 11 | 36.7 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
12 | 8 | 16 | 牡6 | 56.0 | 酒井学 | 栗 藤岡健一 | 478(+2) | 2.01.2 | ハナ | 23.8 | 9 | 35.7 | ⑪⑪⑨⑪ | ||
13 | 2 | 4 | 牡6 | 57.0 | 団野大成 | 栗 池添学 | 488(+4) | 2.01.5 | 1 3/4 | 11.2 | 6 | 35.9 | ⑬⑭⑫⑨ | ||
14 | 2 | 3 | 牡6 | 55.0 | 藤岡佑介 | 栗 岡田稲男 | 480(+4) | 2.01.6 | 3/4 | 45.7 | 13 | 35.7 | ⑮⑭⑬⑬ | ||
15 | 6 | 11 | 牡6 | 53.0 | 菱田裕二 | 美 久保田貴 | 452(+6) | 2.01.9 | 1 1/2 | 40.4 | 12 | 36.1 | ⑫⑫⑬⑬ | ||
16 | 5 | 10 | 牝6 | 52.0 | 菊沢一樹 | 美 上原博之 | 500(-2) | B | 2.03.4 | 9 | 196.1 | 16 | 39.0 | ③④③⑥ |
ラップタイム | 12.1 - 10.9 - 11.2 - 12.6 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.3 |
---|---|
前半 | 12.1 - 23.0 - 34.2 - 46.8 - 59.4 |
後半 | 60.8 - 48.4 - 36.2 - 24.2 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 2 | 2,430円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 640円 | 11番人気 |
7 | 190円 | 2番人気 | |
1 | 170円 | 1番人気 | |
枠連 | 1-4 | 750円 | 1番人気 |
馬連 | 2-7 | 10,200円 | 38番人気 |
ワイド | 2-7 | 3,190円 | 42番人気 |
---|---|---|---|
1-2 | 2,340円 | 31番人気 | |
1-7 | 520円 | 1番人気 | |
馬単 | 2-7 | 22,760円 | 86番人気 |
3連複 | 1-2-7 | 13,320円 | 45番人気 |
3連単 | 2-7-1 | 107,530円 | 380番人気 |
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土曜日の福島芝のレース結果、近年の福島記念の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
福島競馬場はAコース開催の2週目。この中間、雨量計にあがる降雨はなし。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)で施行された。土曜日朝におけるクッション値は8.9。前週日曜日の朝も8.9だったので、大きな変化は生じていない。
土曜日施行の芝競走7鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は10、1、2、7、6、7、1番手。先行、差し互角といった様相。上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【1.2.1.4】と、複勝率50%にとどまっている。つまり、外差しがバンバン決まる馬場状態ではない。その点は念頭に置くべきだろう。
枠順に関しては真ん中より内が優勢。外枠がダメというわけではないが、6~8枠の勝ち馬2頭はともに3~4角先頭馬。大きい馬番を引いた差し、追い込み型は、ロスの多い立ち回りを強いられるせいか、勝ち切るまでには至っていない。
日曜日の天気は不安定。ただ、予報(13日8時の時点)通りなら雨量はそれほどでもない感じ。馬場の湿りが進めば、そのぶん外めの枠の優位性が増すかもしれないが、過度の信頼は置けないように思える。ゆえに土曜日の傾向に倣って、真ん中より内(1~4枠あたり)を優先したほうがよさそうだ。
血統的には、過去5年の福島記念の結果を参考にすると、ステイゴールドの系統産駒の活躍が顕著。父キングマンボ系の好走例も少なくない。この2系統で1~2着馬10頭のうち、実に9頭を占めている。今年も該当する馬には相応の警戒が必要だろう。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~4枠)の要点をともに満たしているのは、①アラタ、③パトリック、⑥フォワードアゲン。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
◆アラタ・大野騎手「動きは良かった。以前乗せてもらっていた頃と雰囲気は変わらない」
◆ヴァンケドミンゴ・藤岡師「去年(6着)はかみ合わなかった。十分やれると思うので、もう重賞2、3着はいらない」
◆エフェクトオン・久保田師「故障休養明けで追い切りも坂路中心。まだ物足りない」
◆オニャンコポン・菅原明騎手「前走は思った以上に早く失速した。しまいを生かすほうがいいのかも」
◆カテドラル・池添学師「後ろから差し切るには一線級相手だと足りない。コーナー4つで動きたいときに動く方がはまるのでは」
◆コスモカレンドゥラ・田中博師「前走から集中力が戻ってきた。先行集団でタフさを生かしたい」
◆ゴールドスミス・高柳瑞師「前走の状態を維持。ハンデは見込まれたが、相性がいい福島なら」
◆サトノエルドール・国枝師「以前に函館でそこそこやれているし、福島も大丈夫」
◆サトノセシル・堀師「追い切りの時計は遅かったが、レースまでに心身をまとめていければ問題ない」
◆シャムロックヒル・佐々木師「状態は変わりなくきています。同型との兼ね合いが鍵になりますね」
◆パトリック・岡田師「前に行く競馬ならチャンスは十分ある。重賞でも差はなく、コースも大丈夫だと思う」
◆フィオリキアリ・清水久師「予定通り。もともと能力は感じていたけど、かみ合わないところがあった。楽しみはあると思う」
◆フォワードアゲン・中野師「動きは悪くない。引き続き好調だし、福島も悪くない」
◆ベレヌス・杉山晴師「前走は自分の競馬ではない形でも走れていた。負けたが、収穫はありました。何が何でも(ハナ)という形ではなくてもいい」
◆ユニコーンライオン・安藤助手「前走は多少距離が長く、強いメンバーだった。小回りの2000メートルはいいイメージを持っています」
◆ロザムール・上原博師「ハナに行けないとやめてしまうので同型との兼ね合いが鍵。状態は決して悪くない」
2012年以降、牡・せん馬の【10.10.9.106】に対し、牝馬は【0.0.1.23】の連対(2着以内)なしと劣勢。しかも、後者の3着は斤量面の恩恵を享受した3歳馬によるもの。4歳以上の牝馬は3着以内ゼロと、ひと息の結果に終わっている。
(減点対象馬)
⑦サトノセシル ⑨フィオリキアリ ⑩ロザムール ⑮シャムロックヒル
2012年以降の3着以内馬延べ30頭の馬齢を確認すると、3歳から8歳までの間。その一方、7~8歳の2着連対圏入りは前年の福島記念優勝馬だけとなっている。当レース未勝利の高齢馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
⑭ゴールドスミス
2012年以降の3着以内馬延べ30頭の負担重量を検証すると、52キロから58.5キロまで幅広い。ただし、52~53キロの複勝圏入りは3歳牝馬に限られる。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
⑥フォワードアゲン ⑦サトノセシル ⑨フィオリキアリ ⑩ロザムール ⑪エフェクトオン ⑮シャムロックヒル
前走の着順はさほど重要ではないものの、近2走の縛りでみると話が変わってくる。2012年以降、近2走内にG1以外の2000m戦で10着以下の大敗歴がある馬が2着連対圏に入ったケースはなし。また、近2戦続けてG2以下の1800~2200m戦を使用し、ともに5着以下だった馬の連対(2着以内)例は皆無。該当馬は疑ってかかったほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②ユニコーンライオン ③パトリック ⑨フィオリキアリ ⑩ロザムール ⑬サトノエルドール ⑮シャムロックヒル ⑯ヴァンケドミンゴ
近走で低評価を受けていた馬が上位入線することも珍しくないレースではあるが、その多くは重賞を主戦場としてきた馬。2012年以降、近2走続けて非重賞戦を使用し、ともに単勝7番人気以下の低評価だった馬の複勝圏入りはゼロ。該当馬が首位争いに加わることは難しい。
(減点対象馬)
⑤コスモカレンドゥラ
2012年以降の3着以内馬延べ30頭は、いずれも前走から中1~14週の間隔で臨んでいた。中15週以上の臨戦馬は3着以内ゼロと、厳しい戦いを強いられている。
(減点対象馬)
⑪エフェクトオン
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過去にはU指数二桁順位が上位を独占するなど、まったく機能しなかったケースもあるが、攻略への糸口がないわけではない。直近5年で馬券に絡んだ3頭の二桁順位馬はすべて5番人気以内。指数も人気も二桁という超伏兵が台頭することはほとんどないので、人気を見れば低指数馬はカバーできる。
もうひとつ、2017年3着のヒストリカル(2位、10番人気)、2019年2着のステイフーリッシュ(2位、6番人気)のように、人気の盲点になっている指数上位馬の活躍も目立つ。こういった傾向を考慮しつつ、今年の上位好走馬に迫っていきたい。
真っ先に名前を挙げるべきなのは、昨年のこのレースの3着馬で、堂々トップに推されている①アラタ(98.2)だろう。今年の前半はいまいちパフォーマンスが冴えなったが、前走の札幌記念4着で復調気配を感じさせた。実績のある舞台でのさらなる前進は十分にありそうだ。
走りにムラはあるも、持っている能力は非常に高い2位④カテドラル(97.4)、このコースをめっぽう得意にしている4位⑯ヴァンケドミンゴ(94.9)も外せない。ここに、古馬初対戦の3歳馬ながら上々の指数をマークした、8位タイ⑫オニャンコポン(94.0)を加えておきたい。
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昨年は1000m通過57秒3というハイペースを刻んだロードカナロア産駒のパンサラッサが、まさに肉を切らせて骨を断つ逃げで後続に4馬身差を付ける快勝。キングカメハメハの直系という観点でいえば、15年ヤマカツエース以来の勝利となるが、17年2着スズカデヴィアス、20年2着ヴァンケドミンゴ、21年3着アラタ、と近年は同系統に該当する馬が定期的に好走している。
一方、17~19年はウインブライト、スティッフェリオ、クレッシェンドラヴ、とステイゴールドの直仔が3連覇を飾っており、20年も後継種牡馬の産駒であるバイオスパーク(父オルフェーヴル)が勝利。昨年においても2着にはオルフェーヴル産駒のヒュミドールが入線していたため、同系統が5年連続で連対していることも念頭に置くべきだろう。
ゴールドスミスは、父ステイゴールド×母ザミリア(母の父Cape Cross)。同産駒は過去に4頭が勝ち馬として名を連ねているが、18年1着スティッフェリオにおいては本馬の甥にあたる間柄でもあるので、血統構成の3/4が一致していることになる。同馬も6歳にして天皇賞(春)で2着になるなど躍進を遂げていたが、この父系らしい晩成傾向は本馬にも通じる部分がありそうだ。本馬は8歳とはいえキャリアが浅く、伸びしろも十分だろう。
フォワードアゲンは、父ローズキングダム×母エーシンシャイナー(母の父グラスワンダー)。父はキングカメハメハの直仔となるが、同系統で母の父にグラスワンダーが配された血統構成は、15年の勝ち馬ヤマカツエースを想起させる。総じて同産駒は道悪を得意とする馬が多く、同じ福島芝2000mで施行された21年七夕賞ではロザムールが2着。本馬自身も稍重と不良で1勝ずつ挙げているように、時計のかかる馬場では警戒しておきたい。
アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は好調ぶりが目に留まるが、本馬自身も昨年は上がり3F最速となる末脚を駆使して3着に好走。また、ルーラーシップやアドマイヤベガなど、トニービン内包種牡馬の血を引く馬も毎年のように上位を賑わせているため、母の父を介して同血脈を保持することも強調しやすい。前走札幌記念では4着と復調気配を示しているだけに、リピーターとして要注意な存在だろう。
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