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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 16 | 牡6 | 55.0 | M.デムー | 美 手塚貴久 | 478(-4) | 1.58.4 | 42.8 | 12 | 33.4 | ⑮⑮ | |||
2 | 8 | 17 | 牡6 | 57.5 | 横山和生 | 美 小野次郎 | 488(+6) | 1.58.5 | 1/2 | 6.0 | 3 | 33.9 | ⑩⑩ | ||
3 | 7 | 13 | 牝4 | 52.0 | 横山典弘 | 栗 安田翔伍 | 460(+8) | 1.58.5 | ハナ | 5.5 | 2 | 33.7 | ⑬⑬ | ||
4 | 6 | 12 | 牡4 | 54.0 | 菅原明良 | 美 尾形和幸 | 506(-2) | 1.58.5 | 1/2 | 14.4 | 8 | 33.9 | ⑩⑩ | ||
5 | 6 | 11 | 牡4 | 54.0 | 津村明秀 | 栗 友道康夫 | 512(+6) | 1.58.7 | 1 1/4 | 9.5 | 5 | 34.6 | ②② | ||
6 | 8 | 15 | 牡7 | 54.0 | 柴田善臣 | 美 相沢郁 | 434(-8) | 1.58.8 | クビ | 55.9 | 14 | 33.6 | ⑯⑯ | ||
7 | 1 | 1 | 牡7 | 57.0 | 石川裕紀 | 栗 池江泰寿 | 490(-2) | 1.58.9 | 1/2 | 48.2 | 13 | 34.3 | ⑩⑩ | ||
8 | 7 | 14 | 牡5 | 53.0 | 木幡巧也 | 美 久保田貴 | 450(0) | 1.58.9 | クビ | 41.0 | 11 | 34.0 | ⑭⑬ | ||
9 | 3 | 5 | 牝4 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 496(+10) | 1.59.0 | 1 | 11.3 | 6 | 34.8 | ③③ | ||
10 | 2 | 4 | セ5 | 53.0 | 杉原誠人 | 美 藤沢和雄 | 440(0) | B | 1.59.0 | ハナ | 216.8 | 17 | 34.5 | ⑥⑨ | |
11 | 3 | 6 | 牝5 | 52.0 | 横山武史 | 美 池上昌和 | 504(0) | 1.59.2 | 1 | 7.9 | 4 | 34.7 | ⑥⑤ | ||
12 | 5 | 10 | 牡3 | 53.0 | 池添謙一 | 栗 斉藤崇史 | 520(+14) | 1.59.3 | 3/4 | 11.4 | 7 | 33.9 | ⑯⑰ | ||
13 | 1 | 2 | 牡5 | 57.5 | 石橋脩 | 美 大竹正博 | 504(0) | 1.59.4 | クビ | 4.1 | 1 | 35.1 | ⑥⑤ | ||
14 | 2 | 3 | 牡5 | 55.0 | 戸崎圭太 | 栗 松下武士 | 446(-2) | 1.59.4 | クビ | 21.2 | 9 | 35.4 | ①① | ||
15 | 5 | 9 | 牡5 | 55.0 | 三浦皇成 | 栗 友道康夫 | 480(-6) | 1.59.4 | クビ | 58.7 | 15 | 35.0 | ⑥⑤ | ||
16 | 4 | 7 | 牡5 | 56.0 | 柴田大知 | 美 高木登 | 486(+2) | B | 2.00.0 | 3 1/2 | 185.5 | 16 | 35.8 | ③③ | |
17 | 4 | 8 | 牡6 | 57.5 | 岩田望来 | 栗 藤原英昭 | 512(0) | 2.01.2 | 7 | 33.8 | 10 | 36.9 | ③⑤ |
ラップタイム | 12.9 - 10.9 - 11.5 - 12.2 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 11.0 - 12.1 |
---|---|
前半 | 12.9 - 23.8 - 35.3 - 47.5 - 60.0 |
後半 | 58.4 - 46.2 - 34.4 - 23.1 - 12.1 |
■払戻金
単勝 | 16 | 4,280円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 16 | 830円 | 11番人気 |
17 | 240円 | 3番人気 | |
13 | 220円 | 2番人気 | |
枠連 | 8-8 | 4,070円 | 17番人気 |
馬連 | 16-17 | 10,940円 | 38番人気 |
ワイド | 16-17 | 2,650円 | 33番人気 |
---|---|---|---|
13-16 | 3,110円 | 37番人気 | |
13-17 | 810円 | 5番人気 | |
馬単 | 16-17 | 34,410円 | 108番人気 |
3連複 | 13-16-17 | 28,380円 | 97番人気 |
3連単 | 16-17-13 | 264,560円 | 847番人気 |
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土曜日の新潟芝のレース結果、近年の新潟記念の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は終日晴れという日がなく、土曜日も雨が降ったりやんだりの空模様。土曜日の芝コースは稍重(JRA発表)でスタートし、そのまま最終レースまで消化された。
外回りで施行された4競走を振り返ると、内めで競馬を進めた馬が伸びを欠くシーンが続出。コース内寄りの傷みが進行していることも手伝って、最後の直線で中~外めに進路をとった馬の優位性がいっそう増してきている。
その一方で、勝ち馬の4角通過順位は1、11、8、3番手。差しや追い込みがバンバン決まっているわけではない。内めを進む馬が外に張り出してくれば、隊列の外から進出したい待機勢は大きく外に振られて致命的なロスを被ってしまう。ゆえに差し・追い込み有利と決めつけるのは早計だろう。
枠順については中~外枠優勢。1~2枠の複勝圏入りはなく、3着以内12頭中10頭が5~8枠の馬。真ん中より外の枠が恵まれやすい状況と化している。つまり、距離損を抑えて走るメリットよりも、内めで揉まれるなどのデメリットのほうが大きいということだ。
日曜日開催中の天気は回復基調で進む見通し。しかしながら、コース内寄りの馬場状態が容易に好転するとは思えない。加えて、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
となれば、土曜日と同様、直線で中~外めに進路をとった馬に有利な状況が続くとみたほうが賢明のように思える。枠順に関しても同じで、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
血統的には過去5年の新潟記念を参考にすると、キングカメハメハやディープインパクトの血を引く馬が堅調。2着以内延べ10頭中7頭が該当する。条件を満たす馬には警戒の目を光らせたい。
また、前走で芝のG1戦に出走、もしくは前走の上がり3ハロンタイムが5位以内、という5歳以下の馬が存在感を放っているのも、近年における新潟記念の大きな特徴。血統面とセットで頭に入れておきたい傾向といえよう。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向の要点(5~8枠)をともに満たしているのは、⑪ラインベック、⑬クラヴェル、⑭エフェクトオン。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」とPOGマイスター「柿谷陽介」が新潟記念の特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!
出演:スガダイ(ウマニティ公認予想家) 柿谷陽介(POGマイスター)
日曜日に行われる新潟記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①サトノアーサー【C】
栗東坂路単走。調整程度の内容ながら、きっちりと加速ラップを計時。デキ落ちはなさそうだが、マイル戦でも制御が難しくなっている現状。前回から2ハロンの距離延長となる今回、力を発揮できるかどうかについては疑問符が付く。
②ザダル【B】
美浦南W併走。手ごたえに余裕を残したまま、力強い脚どりで駆け抜けた。ただ、鞍上が手前の切り替えを促すも、我を出してそのまま行ってしまったあたり、前進気勢が過ぎるような気も。実戦で折り合いがつくか否か。それが最大の焦点となる。
③ショウナンバルディ【B】
栗東坂路単走。軽めの調整ゆえに、普段と比べてトビこそ低く映るが、フォームにブレは少なく、脚どりもしっかりしている。右手前主導の走りから今回の舞台は悪くなさそう。要警戒の1頭だ。
④レッドサイオン【C】
美浦坂路併走。それなりのラップを刻んだものの、踏み込みが浅いためか、力強さや迫力という面では今一歩。そのあたりを鑑みると、まだ良化の余地を残しているようにも思える。相手強化の重賞では厳しいか。
⑤リアアメリア【C】
栗東CW単走。首でリズムをとれているし、踏み込みも力強い。その一方で、頭の位置が高く前肢の出も窮屈に映る。緩めの調整とはいえ、もう少しストライドを伸ばしてほしいのも確か。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。
⑥パルティアーモ【B】
美浦坂路単走。息を整える程度の調整ながら、最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた。かき込みの利いた走りをみるに、自身の長所は出せている印象。いい仕上がり具合ではないか。
⑦マイネルサーパス【C】
美浦南W併走。体勢有利でゴールしたものの、前向きというよりは気負い過ぎの印象を持つ。ひと頃のズブさが解消されつつあるのは評価できるが、重賞で好パフォーマンスを見込めるほどのデキには達していないように思える。
⑧ギベオン【C】
栗東CW単走。道中の進みは悪くないものの、追われてからの反応が薄く、春先の走りに比べると物足りなさを覚えてしまう。このひと追いでどこまで変われるか、といったところか。
⑨アドマイヤポラリス【C】
栗東P単走。帰厩後は6~7ハロン追いを6本消化。調教量の不足はない。ただ、中間の時計はこの馬としては地味な部類で、今週の本追い切りの内容も好調時に比べると物足りない印象を受ける。積極的には手が出ない。
⑩ラーゴム【C】
栗東CW単走。それなりに制御は利いているが、四肢の可動域が狭く、躍動感という点ではイマイチ。発汗が目立つのも気になるところ。気性の難しい馬であることに変わりはなく、上位好走には鞍上の巧みなエスコートが不可欠といえよう。
⑪ラインベック【B】
栗東芝単走。余力残しの内容ながら、最後まで低い重心を保ち、力むことなく走れている。少し四肢のさばきが硬く映るが、後肢の力強い蹴り込みでカバー。推進力は前にしっかりと伝わっている。動ける態勢とみたい。
⑫ヤシャマル【B】
美浦坂路併走。首の動きが硬く、推進力を上に逃す完歩も見られるが、鞍上の手ごたえに見合った時計は刻めている。脚力が相当強いのだろう。粗削りな走りゆえに、馬場の傷みが進んだ最終週の馬場がフィットする可能性もある。侮れない存在だ。
⑬クラヴェル【A】
栗東CW単走。直線半ばからの映像しか確認できなかったものの、力強い脚どりでハツラツと進む姿は見映えがいい。調教で良く見せるタイプだが、それを差し引いても、弾力性に富んだ走りは光るものがある。高く評価したい。
⑭エフェクトオン【B】
美浦南W併走。折り合い良く、鞍上の仕掛けに対する返しもスムーズ。少し線が細く映るが、全体的に見ればバランス良く動けており、程よい活気もある。順調とみていいだろう。
⑮プレシャスブルー【B】
美浦南W併走。歩幅が小さく映るが、そもそもピッチ走法の馬。さほど気にする必要はない。前回の中間時に比べて、頭の位置こそ高めも、脚元の動きは力強く、仕掛けに対する反応も悪くない。及第点のデキにはある。
⑯マイネルファンロン【A】
美浦南W単走。中盤から一定のリズムを保ち、持続的に脚を伸ばしていた点は評価できる。この馬としては落ち着きがあるのもいい。持ち前のしぶとさを活かせる競馬になれば、一撃あっても不思議はない。
⑰トーセンスーリヤ【A】
美浦南W単走。少し気の悪い面を見せたが、それはいつものこと。制御はしっかり利いているし、手前の切り替えもスムーズ。首と四肢の連動性が高いフォームで、力強く走り抜けるさまは見映えがする。いい状態でレースに臨めそうだ。
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◆アドマイヤポラリス・友道師「これくらいの距離がいい」
◆エフェクトオン・池内助手「一歩ずつ力をつけてきた。時計がかかる馬場になれば」
◆ギベオン・藤原英師「乗り役は『良かったです』と言っていた。調子はいい」
◆クラヴェル・安田翔師「調整はうまくいきました。直線の長い新潟コースは競馬がしやすい」
◆ザダル・松浦助手「前走は少し太めだったが、それでも勝ってくれた。使ったぶん軽さが増しているし、57・5キロも気にしていない」
◆サトノアーサー・池江師「いい動き。ワンターンで直線が長く、平坦なコースは合う」
◆ショウナンバルディ・松下師「前回はチグハグな競馬。新潟は合うのでは」
◆トーセンスーリヤ・小野師「良い状態をキープ。馬場が乾いてくれれば」
◆パルティアーモ・池上師「どちらかといえば時計がかかった方がいい」
◆プレシャスブルー・相沢師「コース替わりは歓迎。馬場が渋れば」
◆マイネルサーパス・高木師「最後にやめてしまう面は改善されてきたと思う」
◆マイネルファンロン・手塚師「直線の長いコースが鍵だが、しっかりやって状態は良い」
◆ヤシャマル・尾形師「前回は展開が向かなかった。状態は文句なし。リズム良く運べれば」
◆ラインベック・友道師「前回で増えた体は成長分。体力的には、うちの馬で一番」
◆リアアメリア・片山助手「練習では、ゲートの駐立は落ち着いて対処できています」
◆レッドサイオン・津曲助手「新潟の外回りも合っているし、軽ハンデが生きれば」
★新潟記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降の性別成績は、牡・せん【9.10.10.116】、牝【1.0.0.17】。前者が優位の状況が続いている。なお、唯一の好走牝馬には、当地芝の重賞で2着の実績があった。新潟芝の重賞で連対歴がない、牝馬は疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑤リアアメリア ⑥パルティアーモ ⑬クラヴェル
2011年以降の3着以内延べ30頭の負担重量をみると、52キロから58キロまで幅広い。ただし、57キロ超の好走は5歳以下、54キロ未満の2着連対圏入りは牝馬に限定される。頭に入れておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
④レッドサイオン ⑧ギベオン ⑩ラーゴム ⑭エフェクトオン ⑰トーセンスーリヤ
2011年以降の1~2着馬延べ20頭のうち18頭は、前走で芝1800mまたは芝2000mのレースを使用していた。例外の2頭はともに前走G1出走馬。前走で芝1800m・芝2000m以外のG2以下戦を使用していた馬は、劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
①サトノアーサー ④レッドサイオン ⑥パルティアーモ ⑨アドマイヤポラリス
2011年以降の2着以内延べ20頭中19頭は、前走の単勝人気順が7番手以内。例外は2018年2着のメートルダールのみ。同馬は前走で大阪杯に出走していた。前走がG2以下で、その際の単勝人気順が8番手以降だった馬は推奨しづらい。
(減点対象馬)
①サトノアーサー ④レッドサイオン ⑦マイネルサーパス ⑮プレシャスブルー
2011年以降、前走掲示板外から巻き返して2着連対圏入りを果たした馬は9頭。いずれも前走で右回りのレースを使用していた。前走が左回り戦で6着以下に敗れていた馬は連対ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。
(減点対象馬)
①サトノアーサー ⑤リアアメリア ⑦マイネルサーパス ⑧ギベオン ⑨アドマイヤポラリス ⑩ラーゴム ⑫ヤシャマル
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このレースを攻略するカギは、人気とU指数のバランスにある。馬券圏内に入るのは、①指数は優秀ながら人気の盲点になっている馬、あるいは②指数は低くても上位人気に支持されている馬の2つのタイプが多い。前者の代表例は、2018年2着のメートルダール(1位、6番人気)、2019年3着のカデナ(3位、8番人気)など。同様に後者は、2016年1着のアデイインザライフ(17位、2番人気)、2020年1着のブラヴァス(10位、2番人気)などが挙げられる。今年もそんなトレンドに沿ったアプローチで臨みたい。
最初にピックアップするのはU指数2位にランクされている⑧ギベオン(97.9)。安定感には欠けるが、強豪を一蹴した3走前の金鯱賞のように一発のあるタイプで、実績のある2000mに戻る点もプラスに評価できる。人気的にも買いごろの1頭だろう。
3位の①サトノアーサー(97.7)も面白い。前走の関屋記念は流れに乗れず11着に敗れたが、昨年の関屋記念を直線一気で制しており、新潟の外回りは確実に合う。得意舞台で叩かれての一変があってもなんら不思議ではない。
以下、コンビで実績を残してきた川田騎手に手綱が戻る9位の⑤リアアメリア(93.7)、クラシック大敗からの巻き返しを狙う12位の⑩ラーゴム(93.1)を押さえておく。
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昨年、キングカメハメハ産駒の2番人気ブラヴァスが勝利したことで、同産駒は19年のユーキャンスマイルに続くかたちで連覇を達成。また、直近2年はジナンボー(母の父キングカメハメハ)が2年連続で2着、18年にもブラストワンピース(母の父キングカメハメハ)が勝利しており、近年はキングカメハメハの血を引く馬の躍進ぶりが目に留まる。
ほか、過去の勝ち馬には13年コスモネモシン(母の父Singspiel)、14年マーティンボロ(2代母Morn of Song)、17年タツゴウゲキ(母の父Singspiel)、20年ブラヴァス(4代母Morn of Song)とGlorious Songの血脈を持つ馬が多いことも特徴と言えるだろう。
ラインベックは、父ディープインパクト×母アパパネ(母の父キングカメハメハ)。母は世代限定の牝馬G1を総なめにした名牝で、11年ヴィクトリアマイルでは女傑ブエナビスタを下して古馬G1制覇も達成。なお、本馬の全兄ジナンボーは新潟記念で2年連続2着となっており、19年がクビ差、20年がアタマ差、どちらも勝ち馬とはタイム差のない惜敗だった。近年の傾向からキングカメハメハを代表する産駒の子供であることを強調しやすく、全兄の雪辱を果たせるかにも注目したい。
トーセンスーリヤは、父ローエングリン×母トーセンガラシャ(母の父デュランダル)。好相性を示すSingspiel直仔のローエングリン産駒で、Haloを重ねる配合は17年の勝ち馬タツゴウゲキを彷彿とさせるものがある。本馬は20年新潟大賞典を10番人気で制した実績もあり、得手不得手、リピーターの出やすいコースで適性を示していることは強みとなるだろう。また、母系は夏場に調子を上げやすいところがあるので、サマー2000シリーズ優勝のチャンスも十二分に感じさせる。
クラヴェルは、父エピファネイア×母ディアデラマドレ(母の父キングカメハメハ)。ドレッドノータスの姪にあたる血統で、母は牝馬限定中距離重賞3勝の実績を持つ。近親の成績を鑑みると古馬になってから本格化を果たすところがあり、本馬においてもマーメイドS・2着、中京記念・3着と近走の充実ぶりには目を見張るものがある。また、本馬はデアリングタクトを筆頭に好成績を残す母の父キングカメハメハのエピファネイア産駒。ハンデも据え置きの52kgであれば、牡馬混合重賞でも引き続き注意が必要だろう。
編集部(以下、編) いよいよ日曜日で今年の夏競馬のフィナーレとなります。
新良(以下、新) 長いようであっという間でしたね。ラストをしっかり締めくくれるように頑張ります。
編 日曜日は重賞が2鞍組まれています。小倉では小倉2歳S、新潟では新潟記念となりますが、どちらを狙っていきましょう。
新 小倉2歳Sは少頭数かつ、乗り替わりで推せる騎手がいません。
編 では、新潟記念ということになりますね。
新 はい。こちらのほうが乗り替わりが多く、攻略しがいがあります。
編 出走17頭中、13頭が乗り替わりというレースで、リーディング上位では横山武史騎手が、札幌から新潟に参戦しています。
新 まさにその、横山武騎手に乗り替わる⑥パルティアーモに私は注目しています。
編 やはり(笑)。近走はルメール騎手が手綱を取っていましたが、今回横山武騎手がテン乗りになりました。
新 そうなんです。4歳になって以降は、ルメール騎手や福永騎手が勝利に導いていた馬で、ノーザンファーム生産馬らしく、勝てそうなタイミングでは上位騎手が配されてきました。
編 横山武騎手を起用したことには、なにか意味や狙いがあるのでしょうか?
新 ほぼ北海道リーディングは確定させているとはいえ、彼が夏に新潟で騎乗するのは異例と言えます。それでもチャンスがあれば取りに行く。これは一時期の北村友一騎手に似ている印象を受けました。
編 怪我による離脱は残念ですが、北村友騎手といえばノーザンファームのセカンドジョッキーと言われたほどの時期がありましたね。
新 横山武騎手もノーザンファームから依頼が増えたとはいえ、川田騎手や福永騎手に比べると少ないのが現状です。チャンスがあればどこにでも行くフットワークの軽さは、秋以降に影響を与えると思いますよ。
編 今年も絶好調の横山武騎手ですが、秋に向けてさらにお手馬を増やそうという意図がみえるわけですね。
新 はい。これだけ北海道にこだわって乗ってきたのですから、本来なら最終日まで駆け抜けたいと思うでしょう。それなのに、土曜の競馬終わりで荷物をまとめるわけです。ストイック以外の何物でもないですよ。
編 若手ながらプロ意識の高さを感じますね。
新 パルティアーモの鞍上でいえば、これまで騎乗してきたルメール騎手や福永騎手と肩を並べようとしているところといえます。今の横山武騎手が鞍上弱化に当たるとは思えません。
編 確かに。今年の夏競馬ではルメール騎手を完封するシーンを何度も見た気がします。
新 もう自他ともに認めるトップジョッキーですね。
編 騎乗するパルティアーモについてはいかがでしょう?
新 パルティアーモ自身も、4勝のうち3勝を新潟で挙げている舞台巧者。牝馬ながら大型ですが、こういった500キロ前後の馬が勝ち負けになるのが新潟記念の特徴でもあります。
編 近年だとブラストワンピース(530キロ)、アデイインザライフ(560キロ)、そのほかも500キロ前後の馬ばかりですね。
新 今回の52キロという斤量も魅力です。ハンデ戦らしく、強い馬が順当に勝つレースではありません。この馬にもチャンスは十分あるでしょう。
編 兄の横山和騎手のトーセンスーリヤとの叩き合い、なんてシーンもありそうですね。
新 そうですね。トーセンスーリヤを見ながら、それを交わしてザダルの追撃を凌ぎ切れるか。そんなレースになるとみています。
編 息子たちに負けじと、父の典弘騎手のクラヴェルが突っ込んでくるなんてことも!?
新 先日のレースのように、横山家が上位独占なんて結果もあるかもしれません。でも、最先着を果たすのは武史騎手のパルティアーモでしょう!
新潟競馬場最古の重賞にして、サマー2000シリーズの最終戦。第34回(1998年)のオフサイドトラップのように、同距離の天皇賞(秋)でも好走するような馬が勝つこともあるが、ハンデ戦でもあり、一線級からワンランク落ちる中距離馬たちが激戦を繰り広げる年のほうが多い。第46~47回(2010~2011年)はナリタクリスタルが連覇。ここを勝ってサマー2000シリーズのチャンピオンになるケースも目立ち、第43回(2007年)のユメノシルシ、第45回(2009年)のホッコーパドゥシャ、第46回(2010年)のナリタクリスタル、第48回(2012年)のトランスワープ、第50回(2014年)のマーティンボロ、第53回(2017年)のタツゴウゲキが夏の中距離王の座を射止めている。
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