会員登録はこちら

北九州記念 G3

日程:2018年8月19日()15:25 小倉/芝1200m

北九州記念データ分析

コース図小倉芝1200m

目立つのがハンデを背負った馬の不振で、斤量56キロ以上の牡馬は2008年以降連対ゼロの低空飛行。とにかく、ハンデの恩恵が如実に表れやすいレースである。前走から斤量増・同斤量が5勝を含む7連対の一方、斤量減は5勝を含む13連対というように、連対数は後者が前者を圧倒している。なかでも、4勝を含む7連対の好成績を残している52~53キロの牝馬は特注の存在だ。舞台となる小倉芝1200mは、最初のコーナーまで約480mと十分な距離があるにもかかわらず、ポジション争いは序盤から激化しやすい。ゆえに、前半のラップ次第では待機組にとっても不足のない展開になる。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
堅く決着したケースもあるにはあるが、平均配当はいずれの券種も高水準で、かなりの荒れ模様。というのも、人気馬がまったくアテにならないからだ。2008年以降、1番人気は【1.2.2.5】と不振傾向であり、同様に2~3番人気も【2.4.2.12】という体たらく。対照的に中穴ゾーンの5~9人気は7勝を挙げ、2桁人気も5頭が馬券に絡んでいる。高配当を狙い撃つべきレースであることは間違いない。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-4-3-9 20.0% 40.0% 55.0% 47.0% 76.5%
2番人気 2-3-2-13 10.0% 25.0% 35.0% 48.0% 66.0%
3番人気 1-3-5-11 5.0% 20.0% 45.0% 28.5% 96.5%
4番人気 0-1-3-16 0.0% 5.0% 20.0% 0.0% 50.5%
5番人気 1-3-1-15 5.0% 20.0% 25.0% 67.0% 74.0%
6~9番人気 9-3-3-65 11.3% 15.0% 18.8% 196.1% 89.3%
10番人気以下 3-3-3-112 2.5% 5.0% 7.4% 116.4% 106.8%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0% 35.0% 52.5%
2.0~2.9倍 2-2-0-1 40.0% 80.0% 80.0% 96.0% 106.0%
3.0~4.9倍 2-2-5-13 9.1% 18.2% 40.9% 35.5% 66.8%
5.0~7.9倍 2-3-4-19 7.1% 17.9% 32.1% 38.2% 66.1%
8.0~14.9倍 5-6-7-39 8.8% 19.3% 31.6% 114.9% 98.4%
15.0~19.9倍 3-0-1-23 11.1% 11.1% 14.8% 191.5% 71.5%
20.0~49.9倍 4-6-1-72 4.8% 12.0% 13.3% 145.8% 106.5%
50.0倍以上 1-0-2-72 1.3% 1.3% 4.0% 97.3% 91.9%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,170円 250円 1,246円
複勝 4,050円 110円 538円
枠連 8,480円 500円 3,046円
馬連 36,560円 920円 10,331円
ワイド 38,950円 300円 5,320円
馬単 62,760円 1,940円 19,149円
3連複 737,120円 3,110円 118,367円
3連単 3,953,810円 13,770円 644,203円

【脚質】
脚質は展開に左右される面が大きい。連対率や複勝率は先行勢が優勢だが、近年は踏ん張り切れず2~3着にとどまるケースの多さが目立つ。2008年以降、勝率が最も高いのは中団待機組で、上がり3F1~3位馬は【7.4.3.19】の好成績。単勝回収率は200%を優に超えている。こうした傾向を踏まえると、「差し→先行」の決着パターンを主体に馬券を組み立てるのが、的中への近道と言えそうだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0% 212.5% 102.5%
先行 9-7-10-55 11.1% 19.8% 32.1% 136.7% 119.4%
差し 8-11-5-93 6.8% 16.2% 20.5% 125.8% 113.0%
追込 2-1-3-77 2.4% 3.6% 7.2% 42.8% 28.8%

【枠順】
枠順については、「小回り芝の多頭数」というイメージとは異なり、内外での成績差はほとんど見当たらない。枠順別成績を見ると2枠の数値が突出しているようにも見受けられるが、これは旧条件施行時の成績も加味されているため、誤差の範疇。実際にはほぼフラットで、枠順による有利・不利についてはあまり考慮しなくていい。これが分析して得たひとつの結論である。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-0-0-26 10.3% 10.3% 10.3% 120.3% 36.9%
2枠 7-2-2-20 22.6% 29.0% 35.5% 311.6% 134.5%
3枠 0-2-4-30 0.0% 5.6% 16.7% 0.0% 39.2%
4枠 1-5-4-28 2.6% 15.8% 26.3% 26.8% 214.5%
5枠 3-2-0-33 7.9% 13.2% 13.2% 139.2% 47.6%
6枠 1-3-3-32 2.6% 10.3% 17.9% 55.6% 73.1%
7枠 1-5-3-35 2.3% 13.6% 20.5% 3.2% 62.7%
8枠 4-1-4-37 8.7% 10.9% 19.6% 257.0% 111.1%

【血統】
近年の好走馬を振り返ると、芝1200mのG1を自身が勝利あるいは産駒を輩出している種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の活躍が目立つ。大系統では、ナスルーラ系を父もしくは母父に持つ馬の相性が良く、毎年のように上位を賑わせている。なかでも、サクラバクシンオー産駒が好調。2012年以降だけでも3頭の勝ち馬を輩出し、2015~2016年には2年連続でワンツーフィニッシュを果たした。ちなみに、2017年2着のナリタスターワン(14番人気)はサクラバクシンオーの直仔であるショウナンカンプの産駒。サクラバクシンオーの血が、当レースと好相性であることは疑いようがない。

◆同コース種牡馬別成績(小倉競馬場/芝/1200m/過去5年)集計期間:2013/08/12~2018/08/12

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ダイワメジャー 24-32-23-192 8.9% 20.7% 29.2% 62.1% 110.2%
2 アドマイヤムーン 15-14-11-121 9.3% 18.0% 24.8% 72.5% 71.3%
3 サクラバクシンオー 15-13-5-80 13.3% 24.8% 29.2% 151.0% 91.4%
4 ディープインパクト 13-17-6-128 7.9% 18.3% 22.0% 32.5% 60.9%
5 ヨハネスブルグ 13-5-8-86 11.6% 16.1% 23.2% 67.7% 53.5%
6 キンシャサノキセキ 11-12-11-105 7.9% 16.5% 24.5% 69.4% 58.1%
7 マツリダゴッホ 11-6-7-86 10.0% 15.5% 21.8% 119.5% 74.0%
8 ゼンノロブロイ 10-2-2-79 10.8% 12.9% 15.1% 173.4% 63.3%
9 ブラックタイド 8-2-10-74 8.5% 10.6% 21.3% 121.7% 108.4%
10 タイキシャトル 7-10-15-79 6.3% 15.3% 28.8% 93.4% 107.0%
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年4月20日()
福島牝馬S  G3
2024年4月21日()
マイラーズC  G2
フローラS  G2
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る