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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 17 | 牡6 | 56.0 | 戸崎圭太 | 栗 池江泰寿 | 484(+2) | 1.33.1 | 7.5 | 4 | 33.7 | ⑰⑰ | |||
2 | 8 | 18 | 牝5 | 54.0 | 三浦皇成 | 栗 安田隆行 | 464(-8) | 1.33.3 | 1 1/4 | 17.0 | 8 | 35.5 | ①① | ||
3 | 2 | 3 | 牝4 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 中内田充 | 468(+2) | 1.33.5 | 1 1/4 | 4.1 | 1 | 34.7 | ⑧⑧ | ||
4 | 4 | 8 | 牡4 | 56.0 | 岩田康誠 | 栗 矢作芳人 | 482(+8) | 1.33.5 | クビ | 19.8 | 9 | 34.2 | ⑭⑭ | ||
5 | 5 | 10 | 牡6 | 56.0 | 横山和生 | 美 菊沢隆徳 | 558(+2) | 1.33.5 | アタマ | 27.8 | 10 | 35.2 | ②② | ||
6 | 6 | 12 | 牡5 | 56.0 | 川須栄彦 | 栗 矢作芳人 | 480(-2) | 1.33.6 | クビ | 10.4 | 6 | 34.4 | ⑭⑭ | ||
7 | 8 | 16 | 牡4 | 56.0 | M.デムー | 栗 松永幹夫 | 498(+10) | B | 1.33.6 | クビ | 5.5 | 3 | 35.1 | ④④ | |
8 | 2 | 4 | 牝6 | 54.0 | 柴田善臣 | 栗 荒川義之 | 462(0) | 1.33.8 | 1 1/4 | 40.0 | 11 | 35.3 | ④④ | ||
9 | 3 | 6 | セ7 | 56.0 | 北村宏司 | 美 小島茂之 | 480(+8) | 1.33.9 | 1/2 | 16.5 | 7 | 35.0 | ⑧⑩ | ||
10 | 7 | 14 | 牡7 | 56.0 | 丸山元気 | 美 国枝栄 | 510(-2) | B | 1.34.0 | クビ | 55.5 | 13 | 35.5 | ⑦⑥ | |
11 | 4 | 7 | 牡5 | 57.0 | 藤井勘一 | 栗 池江泰寿 | 498(-10) | 1.34.2 | 1 1/2 | 66.4 | 14 | 35.1 | ⑪⑬ | ||
12 | 3 | 5 | 牡5 | 56.0 | 石橋脩 | 栗 中竹和也 | 532(-6) | 1.34.3 | クビ | 48.5 | 12 | 35.7 | ④⑥ | ||
13 | 7 | 15 | 牡5 | 56.0 | 津村明秀 | 栗 武英智 | 508(+2) | B | 1.34.5 | 1 1/4 | 157.0 | 17 | 35.2 | ⑯⑯ | |
14 | 5 | 9 | 牝5 | 54.0 | 木幡巧也 | 美 田中清隆 | 480(+6) | 1.34.6 | 3/4 | 128.4 | 16 | 35.7 | ⑧⑧ | ||
15 | 1 | 1 | 牝5 | 56.0 | 福永祐一 | 美 木村哲也 | 506(+10) | 1.34.6 | クビ | 5.5 | 2 | 35.5 | ⑪⑪ | ||
16 | 7 | 13 | 牡7 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 伊藤圭三 | 506(+4) | 1.34.8 | 1 1/4 | 98.5 | 15 | 35.8 | ⑪⑪ | ||
17 | 1 | 2 | 牡8 | 57.0 | 内田博幸 | 栗 西浦勝一 | 510(+10) | 1.35.1 | 1 3/4 | 169.2 | 18 | 35.7 | ⑱⑰ | ||
18 | 6 | 11 | 牡4 | 56.0 | 横山典弘 | 栗 藤沢則雄 | 492(0) | 1.36.7 | 10 | 9.3 | 5 | 38.3 | ②③ |
ラップタイム | 12.2 - 10.9 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 11.3 - 11.6 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.2 - 23.1 - 34.6 - 46.3 - 57.8 |
後半 | 58.5 - 46.8 - 35.3 - 24.0 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 17 | 750円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 17 | 250円 | 4番人気 |
18 | 490円 | 9番人気 | |
3 | 180円 | 1番人気 | |
枠連 | 8-8 | 1,040円 | 4番人気 |
馬連 | 17-18 | 7,230円 | 29番人気 |
ワイド | 17-18 | 2,350円 | 32番人気 |
---|---|---|---|
3-17 | 630円 | 2番人気 | |
3-18 | 1,980円 | 25番人気 | |
馬単 | 17-18 | 12,810円 | 55番人気 |
3連複 | 3-17-18 | 11,820円 | 35番人気 |
3連単 | 17-18-3 | 83,420円 | 290番人気 |
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土曜日の新潟芝のレース結果、近年の関屋記念の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は水曜日に10.5ミリの雨が降り、土曜日も雨予報が出ていたが、開催中の降雨はなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
土曜日の結果を検証すると、前週の雨中開催に伴う馬場の酷使が影響しているのか、インベタで運んだ馬はやや劣勢。対照的に直線で中~外に出した馬の好走頻度が高まっている。
日曜日の昼過ぎから夕方にかけての降水確率は10%。だが、前週の道悪開催ならびに、前日の夜から朝にかけて降った雨が与えるダメージは軽くないはず。いかに水捌けの良い新潟芝コースとはいえども、緩んだ路盤が完全に回復するとは思えない。
加えて、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。となれば、土曜日に増して、直線で中~外めへ進路をとった馬に有利な状況と化すかもしれない。枠順についても同様で、中~外(4~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
血統面については、近5年の関屋記念を振り返ると、父あるいは母の父にノーザンダンサー系やボールドルーラー系の種牡馬を配する馬が攻勢。とりわけ、同年6月以降の重賞出走歴がある馬、ならびに前走G1出走馬の上位占有率が高い。
ただ、今回の出走メンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近5年の2着以内馬すべてに共通する、芝1600mの勝利歴と左回りの勝ち鞍を合わせ持つ馬に的を絞りたい。
今回の出走馬で、血統面および先に述べた馬場傾向(4~8枠)の要点をクリアしている馬は、⑧ミッキーブリランテ、⑰サトノアーサー。よって当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
日曜日に行われる関屋記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①プリモシーン【B】
美浦南W併走。手応えに余力を残したまま、最後は僚馬をキッチリ捕らえてゴール。気難しい面を随所に出していたが、制御はしっかり利いている。この馬なりに良い状態とみて差しつかえない。
②ブラックムーン【D】
栗東CW単走。パワフルな踏み込みは健在だが、動きに軽さがなく、首のアクションも悪い。この馬らしい躍動感のある走りは最後まで見られなかった。調教面の強調材料は少ないと言わざるを得ない。
③アンドラステ【A】
栗東CW単走。しまい重点の内容ながら、伸びやかなフットワークで余力十分に駆け抜けた。適度な前進気勢もあり、醸し出す雰囲気は上等の部類。力を発揮できる状態とみていい。
④メイショウグロッケ【C】
栗東CW単走。半マイルからとはいえ、好ラップを刻んでおり、仕上がり自体は悪くなさそう。だが、休み明けかつ牡馬混合の重賞で、一変を望めるデキにあるかといえば疑問符が付く。積極的には手が出ない。
⑤メイケイダイハード【B】
栗東坂路単走。ラチにモタれ気味で発汗も目立つが、遊びグセの多い馬にしては、真面目に走れているほう。鞍上の合図に対する反応も悪くない。大きな上積みまではどうかも、及第点の仕上がりにはある。
⑥アストラエンブレム【C】
美浦坂路併走。折り合い重視の軽めの調整。それはさておき、全体的に動きが硬く、良化の余地を残しているように思える。コース適性の高さで、どこまでカバーできるか、という塩梅ではないか。
⑦ジャンダルム【C】
栗東坂路単走。流す程度の内容。落ち着いて走れているし、適度な活気もある。反面、頭の位置がブレ気味で、推進力がうまく前に伝わっていないように映る。今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑧ミッキーブリランテ【B】
栗東坂路単走。上がり重点の内容ながら、最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた点は評価できる。脚取りもしっかりしており、好調持続とみていいのではないか。
⑨ハーレムライン【C】
美浦坂路単走。右側で行われていた別の併せ馬が気になるのか、体の向きが安定しない。前進気勢にあふれているというよりは、気負い過ぎの印象を持つ。相手強化の重賞では手を出しづらい。
⑩ミラアイトーン【B】
美浦坂路単走。テンションが高く、右前肢の動きも安定しないが、この馬にとっては平常運転の域。首を上手に使った道中の走りは見どころがあった。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。
⑪クリノガウディー【B】
栗東坂路単走。左にモタれる仕草を見せるも進行方向はまっすぐ。悠々とラスト2ハロン24秒0の好ラップを刻んでいるように、調整は順調に進んでいる様子。警戒を怠れない1頭といえよう。
⑫エントシャイデン【B】
栗東CW単走。しまいにかけて少し伸びあぐねたものの、脚元の動きは力強いし、自らハミをとる前向きさもある。前回を超えるデキとはいかないまでも、気配自体は決して悪くない。
⑬ドーヴァー【C】
美浦南W単走。中盤までの走りは良かったが、徐々に首と四肢の連動性が悪くなり、ペースダウン。前半から積極的に動いたことを加味しても、高評価はしづらいものがある。一変まではどうか。
⑭プロディガルサン【C】
美浦坂路単走。中1週の間隔を考慮して、流す程度の軽めの調整。この馬とすれば、難しい面を見せることなく走れている。ただ、さらなる上積みを見込めるかどうかは半信半疑。良くも悪くも平行線、といったところか。
⑮ペプチドバンブー【D】
栗東CW単走。脚取りこそ力強いが、全体的に遊びが多く安定感のない走り。好調時のハツラツとした動きは見られず、良化途上の感は拭えない。上位進出は容易ではないだろう。
⑯グルーヴィット【B】
栗東坂路単走。時計が速くなると、顎があがって四肢主体の走りになるのは相変わらず。とはいえ、大きく崩れることなく、ラストまで脚勢を落とさなかった点は評価できる。動ける態勢とみたい。
⑰サトノアーサー【A】
栗東坂路単走。最後まで集中力を保ち、キッチリと加速ラップをマーク。手先が軽く、前肢もしっかりと伸びている。直前の雰囲気だけなら、前回よりも上。反撃あっても不思議はない。
⑱トロワゼトワル【B】
栗東坂路単走。物見がちで遊びの多い走りだが、それはいつものこと。フットワークは力強く、鞍上の仕掛けに対する反応も悪くない。あとは、実戦で気分を損ねず運べるかどうか。その1点に尽きる。
◆アストラエンブレム・小島師 「リラックスしていたし、レースに向けていい調教ができた」
◆アンドラステ・福永助手 「ここを目標に順調。変わらず稽古ではいい動きを見せています」
◆エントシャイデン・岡助手 「様子は前回と変わりません。左回りのマイル戦はベスト」
◆クリノガウディー・藤沢則師 「前回は特殊過ぎる馬場で58キロ。今回は56キロで、左回りにも実績がありますからね」
◆グルーヴィット・松永幹師 「夏は本来弱いタイプですが、今回は我慢できています」
◆サトノアーサー・兼武助手 「前走は馬場が悪すぎた。良馬場の新潟ならいいイメージを持てます」
◆ジャンダルム・兼武助手 「しっかりと動けています。チークピーシズをつけます」
◆トロワゼトワル・安田隆師 「できれば460キロ台で出走させたい。輸送で絞れてほしい」
◆ドーヴァー・伊藤圭師 「いい感じに仕上がった。気のいいタイプで鉄砲駆けも利く」
◆ハーレムライン・田中清師 「ここを目標に好仕上がり。新潟は相性がいいけど、重賞では少し足りないかも」
◆ブラックムーン・伊藤助手 「しっかり乗り込んで仕上がり自体はいい。流れひとつです」
◆プリモシーン・木村師 「気分転換をしなければと思って、いろいろと提案しても(馬が)乗ってこない感じで…」
◆ペプチドバンブー・武英師 「前走は休み明け。今回の方が状態はいい。新潟は合うと思う」
◆ミッキーブリランテ・安藤助手 「調整は予定通り。先週に(4ハロン)53秒台を出していますし、暑さもありますから。左回りは大丈夫」
◆ミラアイトーン・菊沢師 「動きは良かった。2、3番手から追いかける展開になれば」
◆メイケイダイハード・中竹師 「攻め馬は動くからね。前回に関しては、強い競馬だった。今回走れば本物」
◆メイショウグロッケ・佐藤助手 「休み明けでも乗り込んでいる。左回りのマイルはいい」
★関屋記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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サマーマイルシリーズが創設された、2012年以降の1~3着馬の馬齢をみると、3歳から7歳の間で収まっている。ただし、近3走内にG3以下のレ-スで6着以下敗退歴が複数ある、6歳以上は連対皆無と苦戦が続いている。
2012年以降、牝馬は2勝を含む5連対。連対率では牡馬を上回っている。ただし、2着連対圏に入った牝馬は、いずれも前走で牡馬混合戦に出走していた。前走が牝馬限定戦だった馬は過信禁物とみるべきだろう。
2012年以降の2着以内18頭の前走使用距離を検証すると、1400m、1600m、1800m、2000mの4パターンに限られる。これ以外のステップで臨んだ馬は2着連対圏に届いていない。
2012年以降、近3走内にG3より下のクラスで、10着以下敗退が2回以上ある馬の好走例は見られない。該当馬は評価を下げるべきだろう。
2012年以降、近3走とも1800m以下のレースを使用し、いずれも5番人気以下だった馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。マイル近辺のレースで低評価続きの馬は劣勢の傾向にある。
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U指数の差にあまり開きのない実力拮抗のメンバー構成になりやすいこともあり、順位通りになかなか決まってくれない指数泣かせのレースである。過去5年間で馬券に絡んだ15頭中、1~4位はわずか1頭しかいない(2019年2着のミエノサクシード=1位)。今年、1~3位がワンツースリーを決めないという保証はどこにもないが、少なくとも、上位ボックスのような戦術は効率が悪いと認識しておいたほうがいいだろう。
一方、それに次ぐ順位の奮闘ぶりがすさまじく、2016年、2018年、2019年は5位と6位がそろって馬券圏内に入る活躍を見せているほか、2015年は5位が1着、7位が2着に好走するなど完全に1~4位を凌駕している。指数的に上位よりやや劣るゾーンの期待値が異様に高いレースと言えるのだ。そんな傾向を鑑み、5位アストラエンブレム(98.1)、6位のアンドラステ(97.7)、7位のドーヴァー(97.4)は忘れずに押さえておきたい。
なお、先ほど上位の不振ぶりに触れたが、さすがに全切りは大胆過ぎるので、最上位評価に敬意を表して1位のグルーヴィット(99.5)を注目馬の1頭に加えておく。
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昨年、ディープインパクト産駒のミッキーグローリーが制したことで、同産駒は一昨年のプリモシーンに続いて連覇を達成。なお、一昨年はディープインパクトの牝駒が1~3着を独占しており、同じく牝駒のドナウブルーは12年関屋記念-G3で現在のコースレコードを記録している。
また、14・15年にはクラレント・レッドアリオンが兄弟で連覇を果たしており、ディープインパクトとの共通点を探れば、ダンシングブレーヴやAlzaoの血を強調できそうだ。これは19年ミエノサクシード(6人気2着)、17年マルターズアポジー(7人気1着)など、A.P. Indyの血を引く馬が人気薄で健闘していることにも繋がりそうで、広義的にSir Gaylord、もしくはその母Somethingroyal自体が評価に値するのだろう。
プリモシーンは、父ディープインパクト×母モシーン(母の父Fastnet Rock)。母は1200~2500mまで幅広く活躍し、オーストラリアのG1を4勝。本馬は18年関屋記念-G3の勝ち馬なので、2年ぶりの同一重賞制覇がかかった一戦となる。これまで挙げた4勝のうち3勝が牡馬混合戦でのもので、同条件であれば掲示板外も一度しかない。ディープインパクトの牝駒であることを踏まえても、ぞんざいには扱えないだろう。
サトノアーサーは、父ディープインパクト×母キングスローズ(母の父Redoute's Choice)。母は10年NZ1000ギニー-新G1など、オセアニアの重賞を6勝。母系でもSir Gaylord、Lyphardの血を引く点で強調しやすく、母の父は直系のヤングマンパワーが15年3着・16年1着・17年4着・18年4着と複数年にわたって活躍した。また、同牝系と称するには少し遠いが、Double Timeのラインからは08年関屋記念-G3を制したマルカシェンクが出ている。
エントシャイデンは、父ディープインパクト×母ルシュクル(母の父サクラバクシンオー)。全姉ブランボヌール、半弟ビアンフェはスプリント重賞でタイトルを獲得しているが、叔父で同産駒のダコールは15年新潟大賞典-G3を制するなど中距離路線で活躍した。その叔父が7歳で重賞初制覇を飾っていたことを思えば、本馬が5歳になって一皮むけたことにも頷ける部分があり、いまの勢いであれば楽しみは大きい。
ミッキーブリランテは、父ディープブリランテ×母エピックラヴ(母の父Dansili)。母は11年ヴァントー賞-仏G3勝ち馬で、11年サンタラリ賞-仏G1・2着。父がディープインパクトの直仔で、母系でもAlzaoの血を引く血統構成が興味深い。前走を見ても脚の使いどころが難しい印象で、父の背中を知る岩田康誠騎手との新コンビがプラスに働けば。
(文・シンヤカズヒロ)